深井動物病院からのお知らせ

堺市・深井駅近くの動物病院『深井動物病院』からのお知らせのブログです

異物の誤飲に気をつけましょう!

2016年05月05日 | 病気や治療について
異物の誤飲は犬猫問わずよくあります。
まさかこんな物を!?と言うような物を飲み込みます。
動物の周辺に安易に物を置かないことです。

先日も9歳の体重4kg程度のパピヨンが化粧用スポンジ(4×6cm)を飲み込んだ、と急患で来院されました。
飼主さんは「便といっしょに出ますか?」と、比較的のんびりした考えでしたが、4kg足らずの小型犬ですので、
「それはないでしょう!」と言うことで、結果的には無事吐き出させることが出来きました。

パピヨンがよくこれを丸飲みしたものだと思います。さぞ、苦しかったことでしょう。

犬が何かくわえている現場を飼主さんが発見すると、気が動転して慌てて、奪い取ろうとします。
犬にとっても自分の獲物を奪い取られるのは嫌ですから、飲み込みたくもない物を飲み込んでしまうのかもしれません。
この場合、飼主さんはまず騒がず慌てず落ち着いて、犬の好きなおもちゃや好物のおやつを見せてゆっくり近づきましょう。
犬は自分がくわえている獲物と飼主さんが持っている物のどちらに興味があるか判断します。
もし飼主さんの持っている物に興味があるなら、くわえている物を捨てて近づいてくるはずです。
運が良ければ、これで一件落着です。覚えておいて損はないですよ。

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いよいよフィラリア予防の時期が始まります。

2015年05月29日 | 病気や治療について
犬のフィラリア症は、フィラリア(糸状虫)と言う細長い寄生虫が、犬の心臓(右心)内に寄生することで、
血液の循環障害がおこり、やがて多臓器不全に陥り、死に至る恐ろしい病気です。
蚊の吸血によって感染します。
蚊の存在する地域で犬を飼われている方は、注意が必要です。
フィラリア症は、月1回の投薬で予防できます。
当院では、6月初めからの予防開始をお勧めしています。
予防薬をお渡しするためには、あらかじめ犬がフィラリアに感染していないか確認するための
簡単な血液検査が必要です。
まだフィラリア予防の準備をされていない方は、お早めに犬とともにお越しください。

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狂犬病についてのお話

2015年04月01日 | 病気や治療について
毎年この時期になるとこの話をしています。
少し長いですが、どうか最後まで読んでください。

狂犬病はウイルス感染で発症する伝染病です。
ときどき「うちの子供が犬に指を咬まれたが狂犬病は大丈夫か?」
といった問い合わせを受けることがあります。
どうも一般の方には「犬は元来狂犬病の病原体を体内に持っているもの」
というような間違ったイメージがあるようです。
これは獣医師の責任でもあると思います。きっちり狂犬病というものを
皆さんに説明することを怠ってきたためです。
元来、犬は狂犬病ウイルスに感染しているわけではありません。
日本には半世紀以上、発症した犬は確認されていません。
ただし、東アジアや東南アジアは狂犬病多発地域ですので、安心はできません。
日本と同様の島国で、半世紀以上発生していなかった台湾で、一昨年、野生動物に発生しましたが、
感染経路は解明できていません。
物流が発達し、海外旅行が一般的になった現代では、いつ国内で発生しても不思議ではありません。

「狂犬病」という病名も誤解を与えているのでしょう。
狂犬病はほぼ全ての哺乳類に感染発症します。
ただし、動物種によって、その「感受性」に大きな差があります。
犬は「感受性」が高く、人も残念ながら「感受性」のやや高いグループに属します。
狂犬病を発症した犬は狂暴になり人に襲いかかり咬みつきます。
唾液中にウイルスはたくさん存在し、咬み傷からウイルスは感染します。
数週間という短期間で中枢神経が侵され、死に至る恐ろしい病気です。
発症すると有効な治療法は未だになく、致死率はほぼ100%です。

都市部での狂犬病の流行は、犬が主な感染源になります。
野犬を捕獲し減らすことと、飼犬に予防注射を接種し感染防御することで、流行は防ぐことができます。
飼犬に狂犬病予防注射を受けさせる意義はここにあるのです。
犬の感染を防御することで人の生命を守るのです。

どうかご理解のうえ、ぜひ愛犬に狂犬病予防注射をおこなってください。

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異物の誤飲には充分な注意を!

2014年11月21日 | 病気や治療について
20kgの雑種犬が、竹串を飲みこんだ、と言うことで来院しました。
空腹時に飲み込んだので、即刻、内視鏡で取り出しました。
うちにある内視鏡はやや太めで大柄なので、このくらいの中型犬にはピッタリです。
異物の誤飲は、日ごろよく見る症例です。
飼主さんの、一瞬の隙をついて食べてしまいます。
まさかこんなものを、と言うものも食べてしまいます。
常に注意が必要です。


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狂犬病という病気について。

2014年04月02日 | 病気や治療について
毎年この時期になるとこの話をしています。
少し長いですが、どうか最後まで読んでください。

狂犬病はウイルス感染で発症する伝染病です。
ときどき「うちの子供が犬に指を咬まれたが狂犬病は大丈夫か?」
といった問い合わせを受けることがあります。
どうも一般の方には「犬は元来狂犬病の病原体を体内に持っているもの」
というような間違ったイメージがあるようです。
これは獣医師の責任でもあると思います。きっちり狂犬病というものを
皆さんに説明することを怠ってきたためです。
元来、犬は狂犬病ウイルスに感染しているわけではありません。
日本には半世紀以上、発症した犬は確認されていません。
ただし、東アジアや東南アジアは狂犬病多発地域ですので、安心している場合ではありません。
日本と同様の島国で、半世紀以上発生していなかった台湾で、昨年発生しました。
物流が発達し、海外旅行が一般的になった現代では、いつ国内で発生しても不思議ではありません。

「狂犬病」という病名も誤解を与えているのでしょう。
狂犬病はほぼ全ての哺乳類に感染発症します。ただし、動物種によって
その「感受性」に大きな差があります。
犬は「感受性」が高く、人も残念ながら「感受性」のやや高いグループに
属します。
狂犬病を発症した犬は狂暴になり人に襲いかかり咬みつきます。
唾液中にウイルスはたくさん存在し、咬み傷からウイルスは感染します。
数週間という短期間で中枢神経が侵され、死に至る恐ろしい病気です。
発症すると有効な治療法は未だになく、致死率はほぼ100%です。

都市部での狂犬病の流行は、犬が主な感染源になります。
野犬を捕獲し減らすことと、飼犬に予防注射を接種し感染防御することで
流行は防ぐことができます。
飼犬に狂犬病予防注射を受けさせる意義はここにあるのです。
犬の感染を防御することで人の生命も守れるのです。

どうかご理解のうえ、ぜひ愛犬に狂犬病予防注射をおこなってください。

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異物誤飲に気を付けてください。

2013年11月16日 | 病気や治療について
最近、犬の異物誤飲の症例が3例ありました。いずれも小型犬です。
ひとつは、散歩中にたばこの吸い殻を食べてしまった例です。
フィルターだけなら大丈夫ですが、たばこの葉が残っているとニコチン中毒を
引き起こす危険性があります。比較的早く発症しますし、レントゲンにも写りにくいので、
飼主さんが気付かないと発見が遅れ、重症化する可能性があります。
今回は食べて間もなく、吐かせました。幸いフィルターだけでした。
ほかの2例は、調理した鶏の手羽元を骨ごと丸飲みと、共同募金の「赤い羽根」を食べたものです。
いずれも大事には至りませんでしたが、ひとつ間違うと開腹手術まで必要になることもあります。
当院では、内視鏡を準備しておりますので、手術することなく異物を取り出すことも可能ですが、
鋭利な物や大きな物など、取り出せない場合もあります。
食べ物を置きっぱなしにしない、室内を片づける、ごみ箱は蓋付きにする、散歩中もよく監視する、
などの対策をとって、異物誤飲を未然に防ぎましょう。


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夜間の熱中症にも注意を!

2013年08月12日 | 病気や治療について
記録的な暑さが続いています。今年は夜間も気温が下がらず、室内犬でも夕方以降に熱中症の疑いで
来院される例が続きました。
夜間も冷房によって室温管理に気を付けるよう心掛けてください。

口を開けたままの激しい呼吸が止まらない。
よだれが多く出ている。
舌の色が悪い。
これらは熱中症のサインです。すぐにエアコンと扇風機で冷気を当て、体温上昇を抑える努力を
してください。それでも激しい呼吸がおさまらない場合や、すでに起立できないくらい衰弱している場合は
すぐに診察を受けましょう。

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熱中症に注意しましょう!

2013年07月11日 | 病気や治療について
連日猛暑日が続くなか、ニュースでは熱中症に対する注意を呼びかけています。
人と同様に犬も熱中症には充分な注意が必要です。
それは屋内犬でも同様です。
うちでも最近屋内犬で熱中症がありました。
フレンチブルで屋内のケージに入れた状態で、飼主さんは朝から夕刻まで仕事で留守でした。
エアコンは作動していません。
帰宅するとぐったり横たわった状態で、激しい呼吸とよだれを大量に流していました。
来院時の体温は42℃(正常体温は38.5度前後)。
すぐに血管確保し急速大量輸液と冷却で、30分以内に正常体温に戻り、呼吸も安定しました。
翌日無事退院となりましたが、細胞は高温にさらされるとしばらくしてから変性することもあるので、
数日間は注意が必要です。
熱中症は死に至ることもある非常に危険な病気です。
熱中症にならないように予防対策をとることが非常に重要です。
対策はひとつ。屋内ならエアコンを利用して室温と湿度を調整することです。
屋外であれば、直射日光を避けることはもちろん、風通しをよくすることです。水分もしっかり摂れるようにしましょう。
なってからでは遅い!充分な対策で熱中症を予防しましょう。

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狂犬病予防注射は法律で義務付けられています。

2013年04月01日 | 病気や治療について
毎年この時期になるとこの話をしています。
少し長いですが、どうか最後まで読んでください。

狂犬病はウイルス感染で発症する伝染病です。
ときどき「うちの子供が犬に指を咬まれたが狂犬病は大丈夫か?」
といった問い合わせを受けることがあります。
どうも一般の方には「犬は元来狂犬病の病原体を体内に持っているもの」
というような間違ったイメージがあるようです。
これは獣医師の責任でもあると思います。きっちり狂犬病というものを
皆さんに説明することを怠ってきたためです。
元来、犬は狂犬病ウイルスに感染しているわけではありません。
日本には半世紀以上、発症した犬は確認されていません。
ただし、東アジアや東南アジアは狂犬病多発地域ですので、
安心している場合ではありません。物流が発達し、海外旅行が一般的になった現代では
いつ国内で発生しても不思議ではありません。

「狂犬病」という病名も誤解を与えているのでしょう。
狂犬病はほぼ全ての哺乳類に感染発症します。ただし、動物種によって
その「感受性」に大きな差があります。
犬は「感受性」が高く、人も残念ながら「感受性」のやや高いグループに
属します。
狂犬病を発症した犬は狂暴になり人に襲いかかり咬みつきます。
唾液中にウイルスはたくさん存在し、咬み傷からウイルスは感染します。
数週間という短期間で中枢神経が侵され、死に至る恐ろしい病気です。
発症すると有効な治療法は未だになく、致死率はほぼ100%です。

都市部での狂犬病の流行は、犬が主な感染源になります。
野犬を捕獲し減らすことと、飼犬に予防注射を接種し感染防御することで
流行は防ぐことができます。
飼犬に狂犬病予防注射を受けさせる意義はここにあるのです。
犬の感染を防御することで人の生命も守れるのです。

どうかご理解のうえ、ぜひ愛犬に狂犬病予防注射をおこなってください。

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4月~6月は狂犬病予防注射期間です。

2013年04月01日 | 病気や治療について
「狂犬病予防法」に3ヶ月齢以上の飼犬は年1回の予防注射と
行政への飼犬登録が義務付けられています。
年度始めの4~6月におこなうように定められています。
堺市在住で過去に飼犬登録をおこなっている方には
すでに堺市から通知書類が届いていると思います。
内容をよく確認の上、その書類を持って予防注射接種にお越しください。
はじめての方はお持ちいただくものはありません。
当院は堺市から狂犬病予防注射事務委託を受けている堺市獣医師会会員病院
ですので、注射と同時に飼犬登録などの事務手続きがおこなえます。
(堺市以外でお住まいの方には事務手続きはおこなえません。地元の
保健所に予防注射接種証明書を持参し手続きをおこなってください。)
堺市では4月に市内の各会場で「集合注射」もおこなわれますが、
できればかかりつけの動物病院で受けることをお勧めします。
うちは料金も集合注射と同一料金でおこなっています。

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