深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「魔の3月も今日でおわり」

2011-03-31 10:39:57 | Weblog
東日本大地震、大津波、福島原発事故と言う大災害の生々しい爪あとを残しながら3月も終わろうとしている。

3週間を経過しようとしている中で、未だ、真っ只中と言う感じである。

それほど規模が大きかったということだが、考えてみると政府、企業、国民自ら反省すべき点が多々ありそうである。

まだ、そのようなことを言う時期ではないと思うが、時が経てはそのままでは済まされないと思う。

ことに、原発事故に関しては、考えれば考えるほどに手抜き的な面が浮かび上がってきそうである。

ことに、当事者企業の考え方に、単なる大企業病と見る以上に恐ろしいくらいの認識のズレが感じられてならない。

昨日、社長入院のため会長が代役で会見していたが、社長は何時病気になったのか。

政治家でもあるまいに、自分の健康を隠してまでも社長職に留まるつもりなのかも疑われるし、ここまでの隠蔽体質は決定的である。

また、大きな問題がある。

「少し安定してきている」との会長発言は本当なのか。

官房長官の毎日の発言等は、いかにも緊急を要する発言である。

多くの住民の避難もそれを証明している。

それなのに、「少し安定してきている」との発言はどういうことなのだろうか。

政府と企業にきりきり舞いさせられている国民は一体どう判断すればよいのだろうか。

明日、4月からのすっきりした空気を期待したい。








「確かにそうだ。未だにリーダーシップが見えない政府」

2011-03-30 11:40:28 | Weblog
「原発事故について、どうして東電、政府、原子力安全・保安院は合同記者会見を開かないのか」――災害救助研究の第一人者、ハーバード大学のマイケル・ファンルーエン准教授が語る危機のリーダーシップ(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
われわれは随分なれてきたが、外国から見ると不思議に映るだろう。このようにばらばらが日本人は好きなのかもしれない。本音ではないが諦めかも。

「来た道往く道独り道」

2011-03-30 10:56:51 | Weblog
朝テレビのスイッチを入れると飛び込んでくるのが「福島原発事故最新情報」である。

この情報は当分続くであろう。

停止、冷却、封じ込めが、停止だけ出来たが冷却、封じ込めがどうも上手く行かなくなっている。

毎日、同じパターンのごとく解説がなされ、最初の危機意識も少し薄らいだ感じである。

ところが、自分にとっては図面中心部が原子爆弾に見えてくるから不思議である。

非常に危険さを感じる気分と、どうでも良いような気分との両面の存在が、怖くなっている。

確かに冷静に考えることが出来るようになったこともあるが、どうやらテレビと言うメディアに慣らされているのではと思ったりしている。

最近ようやく気付いたことであるが、こんなに危険なものをどうして6機も同じところに設置したのであろうか。

毎日、同じように報道されていたので同じものかと思っていた。

ところが、1号機から4号機まで同じように危機状態になっている。

この問題は、短期間では解決できないと言うことだ。

チェルノブイルが未だに後処理で苦労が続いているということだから。

日本も、来た道、往く道、独り道を歩いて行かなければならないだろう。





「プルトニウムが検出されたということか」

2011-03-29 15:18:32 | Weblog
プルトニウム、燃料損傷の裏付け…健康影響ない(読売新聞) - goo ニュース
学者さんの言うことだから、失礼ながら一応信じよう。そうだとすると、小規模なメルトダウンが起こったということだろうか。放射能の封じ込めがなかなか上手く行かないようである。正念場だ、頑張って欲しい。

「原発の安全確保は、”停止””冷却””封じ込め”が基本だと」

2011-03-29 13:40:27 | Weblog
原発事故に際しては、あらゆる手段で圧力容器内の圧力を下げ、水を注入して冷やすことだそうだ。

しかし、未だに上手く行かなくて、放射能が漏れているらしい。

原発の厄介なのは、停止しても燃料棒は高温でなかなか冷えないということだ。

水をかけてもたちまち水蒸気になるくらいの高温だ。

日夜封じ込めの作業を、危険をかえりみずやっているという。

一体、最悪の常態とはどういうことなんだろうか。

「水蒸気爆発」と「再臨界」だと。

水蒸気爆発は既に起こった。

「再臨界」とは、燃料が高温となり自身の熱で溶けてしまう、いわゆる「炉心溶融」つまり「メルトダウン」を言うらしい。

そうなると大変、放射性物質を大量に含んだ核燃料が外へ溶け出すということになる。

現在も僅かだが、その疑いが起きているようだ。

是非是非ここで食い止めて欲しいと願うばかりである。

今は、先々のことは何も言えない。

現状で食い止めるのみである。