【第16回プレイバック 史料館だより】「魚屋道あるきながら―コースガイド―」

【プレイバック史料館だより】という企画で、過去の史料館だよりを紹介していきます。

■第10号（1987年10月10日）山本文雄・伊東玲子「魚屋道あるきながら―コースガイド―」

　（１）深江～登山口
　有馬温泉と灘地方を最短距離で結ぶ魚屋道。この道の深江側起点、阪神電車深江駅の北側に魚屋道の碑が建てられています。昭和五十七年、深江財産区によって建立されたこの碑は「有馬まで三里」の文字が刻まれており、さながら昔の道しるべ。ここから約十二キロに及ぶ歴史ハイキングを始めましょう。

　この碑のある道「稲荷筋」をまっすぐ北へ向かって歩き国道二号線を渡ったところに昭和二年建立、高さ五・八メートルの朱鳥居があります。
　鳥居の横には「稲荷之社　従是三町」と刻まれた道標も建ってています。
　ＪＲのガードをくぐり、さらに阪急電車の線路を越えると、先程の道標の指示どおり森稲荷神社に着きます。

　入口の古びた手水鉢に「深江村・魚屋八良兵衛・浜屋清三郎・魚屋庄兵衛」などと刻まれているので注意して見てください。



つづきはこちら＞＞＞　史料館だより第10号(PDF)

小学校見学

１月から「むかしのくらし」を学習するためにたくさんの小学校３年生が見学に来てくれています。