こちら神戸市東灘区神戸深江生活文化史料館

神戸深江生活文化史料館の情報を発信していきます。

【第1回プレイバック 史料館だより】「被災史料の救出と史料館」

2011-05-19 21:19:24 | プレイバック史料館だより
【プレイバック史料館だより】という企画で、過去の史料館だよりを紹介していきます。

■第21号(1995年12月10日) 大国 正美「被災史料の救出と史料館」
はじめに
震度7の激震は尊い人命と財産だけでなく、多くの文化財や歴史遺産へも被害を与えた。史料の救出には「非常時に何と悠長な」という声があるかもしれない。しかし歴史に学ぶ姿勢が欠落していたことが、被害をここまで大きくした一因でもあった。地震後の宮崎辰雄前神戸市長のテレビインタビューで印象的な一言がある。「地震が起きるなんて夢にも思わなかった」である。だが、四百年前に兵庫津が壊滅的な被害を受けた地震があったことは、歴史上著名な話である。「四百年前なんて大昔の話をされても」と言う声があるかもしれない。しかし人の一生が八十年のライフサイクルをもっているのに、産卵後のカゲロウは数時間でこの世を去る。四百年は地震のライフサイクルであるに過ぎない。

つづきはこちら>>> 史料館だより第21号(PDF)
(高田祐一)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする