日本、アジア杯決勝へ

（波乱万丈ながらも）決勝進出！

このアジアカップ、ヨルダン戦に続き、昨日のバーレーン戦はとてもエキサイティングな試合だったと思います。
上手にディフェンスの穴を衝き、攻めあがってくるバーレーンと、先制点を決められながらも、シーソーゲームを制した日本。

流れの中で点を獲り、合計７点も入った試合は内容も結果も充実していて、
見ているほうもとても楽しかったです。

なによりここで特筆すべきは「ひょんなところで決める男」玉田の爆発！
ハンガリー戦での初ゴール以来のゴールです。
実際、怪我だ別メニューだスタメン入れ替えだ、と報道されていたにもかかわらず、
ちゃんとスタメンで出てきましたねこの方！
鹿島でもないのにずっと信じて使い続けたジーコに拍手です。
　　　↑最悪
（でも正直、就任当初はカイガイだカシマだって…/笑）
ようやく世界でタマのプレーが見れますね！
これから感動的な得点後はベンチに行ってあげて欲しいです。
コーチなんかが４０cmくらい飛び上がってるのに
選手だけで輪を作って寂しかった…。

途中、サイドに開いても、真ん中でボールを受ける人がいないように見え、
ボールを運ぶリズムが遅すぎたように感じる場面がありました。
正直ちょっとイラつきました（笑）
でもやっぱり実力も、チーム状態のよさもあり、
バーレーンに追いつく中田のヘッド…！！（復活…！
中沢も相変わらずボンバーヘッドだし、宮本も頼もしい。

ヨルダン戦で感じたことのひとつに、サブのメンバー達の爽やかさ、
というかスタメンに対する対抗意識というか…、
すごくクリーンなチームで「一丸」という言葉が相応しいな、ということがありました。
アタリマエだけど、お互いを認め合っているんだ、と伝わってきました。
勝負が延長戦に委ねられたバーレーン戦でも、
そういう信頼・一体感や気持ちの強さが勝利をもたらしたのだと、
切に思います。

熱い中（観客席に裸がちらほら）、
夢にまで見た玉田のゴールでした。
最後まで一人、DFが２、３人しか残っていない広い敵陣に走りこむ姿を何回見たことか。
（レイソルでですよ）
（結局いつもいつも（ブラジル人の）援護の不足なんかで、結果に結びつくことはなかったですが、）

今回、玉田らしいゴールで、２点も奪取してくれたのは本当嬉しいです。

なんでこんなにも勝利が嬉しいかというと、
遠藤の退場があったからです。
しかも一発！気の毒です。
あれは向こうのシュミレーションでは（…）。
遠藤がいれば、たぶんあそこでミドル打ってただろうなあ、と思われる場面も；
審判は絶対ですから、勝ったことですしいまさらですが。

まあモレノさんよりは、ね！（覚えてますか？）
（ココが流血し、トッティが退場したあのW杯の…）

そして今回、政府間でも問題になっている「反日感情」。
…それは、サッカーにおけるアジアの壁としての日本なのか、
'尖閣諸島'だとかそういう話をしているのか。

私は、一人のサッカーファンとして、
中国の人々が「スポーツに政治をもちこまない」というルールを意図的に破ったとは思えません。
確かにブーイングは結構なものですが、
それは「『中国優勝』における一番の障害」である日本を野次っているだけで、
政治的なことを意図したものではないんじゃないんですかね？
私は良く知らないからそう言えるのかもしれませんが。
ブーイングについてはそうですが、
敵サポーターにペットボトルや缶を投げるのは信じられませんね。
（席の移動を余儀なくされたとか）
これは人間的なモラルの問題です。
（※日韓戦in日本では、乱闘を気遣って１ブロック間があいてますが…）

しかも細田官房長官まででてきたよー。
なんか官房長官がでてくるから余計に深刻な感じに…。

いよいよ決勝は土曜日。
アジアの仲間として、ライバルとして、
お互いを尊重し合えるようなクリーンな試合を期待したいですね！（本当に！）

何事も無く日本代表チームが帰ってこれますように！


■Ｗ杯パブリック・ビューイング
　サッカーの側面