花と風景と小鳥達

定年後の趣味にと始めた、小鳥と花や風景の写真を中心にしたブログです。

アオバズク

2015年07月27日 | 野鳥
お久し振りです。忙しさと猛暑さのせいでカメラを持ち出す機会が無く、予定していたアオバズクの撮影もすっかり遅くなってしまいました。本日家内の実家(茨城)に用事があったので、遅ればせながら近くのアオバズクポイントへ行って見ました。雛は既に一週間前に巣立ちしたそうです。

当日はこの神社で高くなりすぎた木々の枝下ろしの作業が有ると言う事で、撮影開始後わずか20分程で撮影が出来なくなってしまいました。30mを超える木々の枝下ろしということで、大型のクレーン車が2台も入る大掛かりな作業のようです。アオバズクの親子がどうなってしまうのか心配です。此処はフクロウも営巣するのですが、ことによれば来年から両者とも見られなくなってしまうかも知れません。親子の無事を祈るだけです。

機材:7DmkⅡ、EF400mmF4DOⅡ (ISO3200 1/80~1/125 Sec +1EV補正 手持ち)


アオバズク♂ 撮影中止数分前にやっと目を開けてくれました。




アオバズク♀ とうとう目を開けてくれませんでした。




一週間前に巣立ちした雛 残念ながらあの愛らしい顔を時間切れで見ることが出来ませんでした。

金泉寺 アジサイ

2015年07月06日 | 野鳥
オオムラサキの放蝶会の開始時間には一寸早すぎたので、近くの金泉寺でアジサイ祭りが開かれていたので、30分ばかり立ち寄ってみました。天気は快晴、時期的には一寸遅くアジサイ撮影にはあまりよい条件ではありませんでした。














オオムラサキ その3 最終回 終令期幼虫

2015年07月04日 | 野鳥
前回アップした羽化の撮影では、比較的早い時間に羽化を始めた蛹の回りは黒山の人だかりで、スマホが伸びてくるは、マクロレンズをかぶせてくる等まともに撮影できず、遅い時間まで待っていたおかげで数人のカメラマンだけになり、最後に羽化した蛹をじっくり撮影できました。撮影後片付けにやってこられた会の専門家の方が、道端のエノキで葉を食べている終令期幼虫を見つけてくださり、幸運にも幼虫の撮影もすることが出来ました。長時間待ちましたが良い一日でした。

マクロレンズを持参しなかったので、全てEF100-400Ⅱの望遠端で撮影し大幅トリミングです。


初めて見たオオムラサキの終令期幼虫です。


お食事中、女性の親指位の大きさです。


アゲハの幼虫などと違い、随分とかわいらしい顔をしています。






葉にしっかり体を固定し、蛹になる準備中です。蛹になってから2週間ほどで羽化するそうです。

オオムラサキ その2 羽化

2015年07月02日 | 野鳥
当日はボランティアの方が、羽化しそうな蛹を森の木にセットしてくださったので、珍しい羽化の様子を撮る事が出来ました。
羽化する時間は非常に早く、蛹が割れ始めてから2分ほどで姿を現します。


蛹全体が白っぽくなって、わずかに割れ目が見えます。14:04:23


はっきり割れ始めたのが確認できます。14:20:29


背中の部分も割れ始めました。14:21:10


更にわれが大きくなり、複眼も確認できます。14:21:55


蝶が姿を現し始めました。紫色が見えないので♀のようです。14:22:34


触覚が出揃いました。14:22:43


羽が完全に出てきました。14:22:44


全体が姿を現しました。14:22:48


向きを変えます。14:24:34


この体制で羽が伸び、完全に乾くのを待ちます。1時間以上かかるそうです。14:26:42


羽が完全に乾くと飛び出します。(別固体)。