強毒ヒアリ

2017-07-17 18:22:04 | Weblog

ヒアリは南米原産だが、約80年前に米国に侵入し、アラバマ州などの米南部地域を中心に広く生息域となっている。米国の一部統計では、年間500万人以上が刺され、毎年十数人の死亡例が報告されている

 専門家によると、刺された後の数十分は安静に過ごし、症状が悪化しないかを確認。動悸(どうき)や息苦しさ、手の震えなどの異常が出れば速やかに病院で診察を受けるか、救急車を呼ぶ方がよいという

ヒアリは船舶の出入りを通じ、オーストラリアなどのオセアニア地域や台湾、中国に拡大している。公園や学校の運動場などでもアリ塚を形成し、盛んに活動をするという

台湾では2000年代初めにヒアリの侵入が確認され、政府が防除の国家プログラムを推進。地元メディアの報道では、大学の研究機関と連携して、ヒアリの巣を発見するビーグル犬を投入するなどの工夫をしているが、根絶のめどは立っていないようだ

オーストラリアではヒアリが発見された01年以降、集中的な除去プログラムを進めてきたが、根絶に至る前に新たな繁殖地が確認される「いたちごっこ」の状態だ。オーストラリア放送協会(ABC)の報道によると、政府は7月、これまで投じたプログラム推進費の3億豪ドルに加え、3・8億豪ドル(330億円)の追加費用を求めている

日本国内でも、日常の生活圏でヒアリの繁殖を許してしまえば、米国で刺されたベテラン記者のような痛い目に遭う恐れが、常につきまとうことになる。海外のケースは、「水際」でヒアリの侵入を防ぐ対応策がいかに重要かを教えてくれる。

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