米新型空母「ジェラルド・R・フォード」就役 中国にらみ増強急務 米海軍「2023年以降、空母12隻体制」

2017年07月22日 22時41分22秒 | Weblog

米海軍は、「世界最強」といわれる最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」就役により、現在のニミッツ級10隻に加えて5年ぶりに空母11隻体制を復活させる。しかし、空母「遼寧」などを擁する中国が海軍力を強化させるなど、世界の安全保障環境が厳しさを増す中、トランプ政権にとって海軍力のさらなる増強は急務だ

トランプ大統領は、中国による南シナ海の軍事拠点化や北朝鮮の核・弾道ミサイルの脅威、ロシアの軍事的台頭や中東情勢の不安定化をにらみ、「海軍力の増強」を安全保障分野の大方針の一つに掲げ、海軍戦力について、空母打撃群や潜水艦を軸に現行の約270隻から「350隻体制」にするよう提唱してきた

下院軍事委員会のシーパワー・投射戦力小委員会も6月、空母の建造ペースについて、従来の5年に1隻から3年に1隻に加速させるとともに、フォード級2番艦「ジョン・F・ケネディ」が就役済みと想定される23年以降は空母12隻体制を維持することを義務づける条項を18会計年度(17年10月~18年9月)の国防権限法案に盛り込んだ

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 辺野古で車両進行妨害疑い ... | トップ | オーストラリア沖に中国の情... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事