春を詠む

ねこやなぎすくっと伸びて串ダンゴ

そよ風が春を知らせに頬なぜる

いかなごの煮る香漂う春の風

いかなごを口に運んで春思う

春の雨つらい記憶を呼び起こし

この桜今年も開き春告げる

春の風桜吹雪を舞いにける

いい人のお誕生日に詠める

君が好き飲めない酒を無理に飲むそんな姿ふと思い出し

新聞を目にして気づく記念日にケーキ買い求め喜ぶ笑顔

酔いつつも僕君のこと忘れずにうた詠む彼にリクエストして

「おめでとう」明日は君のバースデー酒場で友と記念日祝う

零時過ぎ君の記念日帰り道今の自分をいと悔しがり

君が好きいつも甘える僕がいる感謝の心君おめでとう

祝われて感動あまり固まって喜ぶ眼鏡キラリとひかり

うれしいね思いがけないおめでとう僕嬉しくて目に汗ながす

ミニゴジラ（３・２５）君の記念日覚えたよかわいい笑顔僕大ファンさ

ハッピィバースデーあなたへ僕は気持ちだけ物足りない君今年はごめん

君が好き

君が好き説得力なく上の空だけどオイラはいつも真剣

君のことわかった顔して話聞き心の霧が晴れること無し

君が為言葉を知らず酒すすみせんなき人と君あきれ顔


君が好き愛恋なしに君が好きラブやライクであらわせないよ

わかるかなわからないよねこの気持ち壊れた心優しさもとめ

君が好きまたまたまたと君笑うハハハハハハと僕苦笑い


君が好きまんまるい桶箸つつく好き嫌いある君の満足

君が好きお寿司つまんだ思い出を今は昔なつかしむ時

店閉まる

店閉まる最後の夜に集まりて飲んで騒いでらしさ楽しむ

ラストまで一期一会のこの店で常連たちはおもいぶつけて

それぞれにそれぞれ抱く思い出をそれぞれ示しさみしさ隠す

最後まで信じたくなく泣き笑い名残惜しんでラスト楽しむ


あれこれと旅行く君を肴にし楽しい時をワイワイ過ごし

君が好き再会信じ今日別れまた会う為にオイラ頑張る

流れるな涙一人になるまでは心の汗をひそかに拭う