8月初旬頃から裏庭のあちらこちらに白い百合が咲き始めた。母に聞いても名前は知らないと言う。どうやら、お隣の畑からこぼれ種で飛んできたものらしい。
最初、鉄砲百合（てっぽうゆり）だと思っていたけど、ググってみると、葉が細いので違っていたようだ。
●高砂百合（たかさごゆり） 百合（ゆり）科
学名：Lilium formosanum
別名：タイワンユリ（台湾百合）、ホソバテッポウユリ（細葉鉄砲百合）
鉄砲百合は日本原産だけど、この「高砂百合」は台湾が原産。
鉄砲百合よりも葉が太くて幅があるけど、花自体はそっくりで見分けがつかない。
こんな感じで、いたるところで咲いている。
めしべは薄い黄緑色で、大きい。
このように赤い筋が入っているのは混じりけの無い原種なのだそうだ。うちには筋があるのと無いのが半々の割合ぐらいだった。
やはり、水滴がついたものの方が美しいな。
で、これは今日9月14日現在の高砂百合。花が終わると、先っちょからポロリときれいに外れて落ちる。あまりにもスパッとした断面だったので、最初、母が全部ハサミで切って生け花にしたのかと思ってしまった。この膨らんだ中に種があるのだろう。たぶん。
一昨日ぐらいから残暑が厳しいっす。台風が去った後しばらくは涼しかったのに、また夏に逆戻りしたみたい。体調を崩さないようにお互い気を付けましょうねん。