藤子な日々

藤子な日々は、任天堂やEテレなど好きなものをネタに
くるりんがグダグダと書いているブログです。

社長が訊く「カルドセプト」

2012年05月09日 19時58分19秒 | ゲーム
 今日は4月24日に公開された『社長が訊く「カルドセプト」』の感想を書いていきます。最近の任天堂は、いわゆるゲーマー向けのソフトの宣伝も上手くなりましたね。以前はどんなソフトでも、発売の2、3週間前にようやく公式サイトを立ち上げるのが当たり前でしたが、最近では早いうちから情報を出すようになりました。『ニンテンドーダイレクト』といったネットを有効に活用した宣伝で露出を多くしたのも大きい。同時に新規にも興味を持ってもらえるように配慮しているのも好印象です。

 今作は「ニンテンドー3DS」発売前から、任天堂と大宮ソフトが共同で制作していたという事で、長い期間をかけて丁寧に作られている印象です。岩田社長の一言目がようやく、完成が見えてきましたねですし。大宮ソフトの成り立ちの話が出ましたが、岩田社長も『ハル研究所』の立ち上げ時にアルバイトで入っていたので、共感していますね。岩田社長は、そこからハル研の社長になり、任天堂の社長になったからすごい。大宮ソフトの現在の社員数が5人というのは驚かされました。これは岩田社長が食いつくワケだわ。

 「カルドセプト」の歴史が駆け足ながら語られていますが、今作で7作目。過去の様々なハードで出ていますが、DSにもセガから発売されていたのか。シリーズを重ねるごとに、新たな要素を追加して複雑になる、という話は「マリオパーティ」が思い浮かびました。新しい事をしないと飽きられるという考えも分かりますが、同時に新規が手を出しづらいものになるのは作り手の苦しい部分ですね。そういう意味で『マリオパーティ9(音量注意)は、みんなでワイワイ楽しむ基本を押さえた作りで、縛りが取れたと感じました。

プレイヤーごとに画面が持てる携帯機と「カルドセプト」の相性の良さも話されています。DS版は原点回帰で複雑さを捨てて作ったことも、携帯機の手軽さに合っていたのかもしれません。しかも2画面という点も大きかったみたいですね。意外と画面がゴチャゴチャしないというのは、大きな魅力です。コアなファンが多く、もちろん対戦の駆け引きの熱さも魅力ですが、一方で基本はボードゲームなので、難しく考えず気軽に楽しめる所は大きくアピールして行きたい部分ですね。

 武重さんの前に在籍していた会社が、任天堂とリクルートが共同出資して始めた「マリーガルマネジメント」というのは、なんたる偶然。そして岩田社長の解説が光ります。今回、任天堂発売になったのは、ここの繋がりも影響があったのかな。13年前にネットでコミュニティサイトを始めたり、今作でも行われる予定ですが、全国大会を開いたりと、かなり挑戦的なことをしてきたタイトルなのも分かりました。

最初の全国大会を行った頃、地方ごとに戦法に特色があったというのは、ネットがあまり普及していない頃のゲームだからこそのエピソードですね。そしてサイトの立ち上げなど、ゲームにネット環境が加わってからは、戦法に流行りが生まれるようになったのも分かりやすい変化。長い間シリーズを見続けてきた方の話は興味深いですし、面白いです。

 ここから今回の3DS版の話に入りますが、元々はDSで2作目を作る予定だったのは意外でした。それだけ携帯機、それもDSでの手応えがあったんでしょう。そして目玉のシステムとして、ソフトが1本あれば一緒に遊べる「ダウンロードプレイ」で、経験者が初心者に面白さを伝えていく仕組みを取り入れようとしました。それは3DSになっても変わらず、前回の「ニンテンドーダイレクト」で大きく紹介されていましたね。

DSではメモリサイズが厳しい事もあり、3DSへ移行しました。ただその時点で1年進行していたそうで、それを捨てて新たに作っていくのは辛い部分があったようです。逆にそこで妥協しなかった辺り、今作は「カルドセプト」の面白さを、もっと幅広い人に体験してもらいたいという考えが大きかったんでしょうね。実質2回作っているので、チューニングや磨きこみに関しては、かなりの自信があるようです。

 以前3DSに『ニンテンドーeショップ』経由で映像が配信されましたが、立体視との相性もいいみたいですね。2画面を活用して情報を下画面と分ける事が出来るようになりましたが、それに加え3DSの立体視で、マップとカードの表示が重なりあっても奥行きのお陰で見づらいと感じませんでした。スッキリと表示できるようになり、思わぬ恩恵があったようです。

 任天堂の担当者である齋藤さんは、他の2人と違い、逆にシリーズ未経験というのが面白い。大宮ソフトの方達はシリーズを作り続けてきたので、違った目線を持った人も必要だったんでしょう。この目利きのすごさも岩田社長ならでは。ゲームバランスに関しては、大宮ソフトに任せて、任天堂からは初心者にも入りやすく、遊びやすくを中心にアドバイスしたそうです。

 ダイスを振る前に、何マス先に何があるかをアドバイスする歩数ガイドは、「マリオパーティ9」にもあったなぁ。話を読むだけだと、指示がうるさそうとか、ゆとり機能だとか思いがちなんですが、想像以上に便利なんです。あくまでアドバイスに留まっているので、実際にそれを活用するかはプレイヤーの判断ですし、なんといってもルールを理解しやすい。アドバイスが“絶対”ではない所が面白いです。

他にも任天堂側からアドバイスが行われたようですが、これはさすが任天堂というか、時間があれば解決できるものは時間を確保して潰していったそうです。『ゼノブレイド(音量注意)の時の山上さんといい、任天堂は面白くなる確信があれば融通が利くのが強みですね。ゲームのクオリティに妥協しない姿勢は素晴らしいです。

「ダウンロードプレイ」を対戦ではなく、協力の方向でまとめる事になったのも、任天堂側からの提案でした。初心者と遊ぶ時に、もし対戦であっても、結局はアドバイスしてしまったりして対戦に集中出来なかったりするので、最初から協力という仕組みになっているのはいいですね。体験版のような形で、経験者が一緒になって初心者に面白さを伝える方法があるのは大きいと思います。

 「カルドセプト」は他人と対戦をする事で長く遊べますが、1人プレイのボリュームも充実しているそうです。詳しくは語られませんでしたが、嫌っていうほどちょっとうんざりしてしまうくらいとまで言ってますから、相当ありそうです。ネット対戦やローカル対戦だけでなく、ソロでカードを集める楽しみもあるので、プレイヤーごとに自分にあったプレイが出来るのは嬉しいですね。

 今作は「ダウンロードプレイ」や「アドバイスカーソル」といった、経験者が初心者にすすめやすい土壌が出来たのが大きい。狙い通りこれがキッカケでセプターが増えるといいですね。そしてダイスに“ダイス”、手札の並びのところに“手札”ってちゃんと書いてあるには笑いました。普通そんな所は気づかいよなぁ。あらゆる人を想定した作りが出来るのが任天堂のすごさですね。

 「初心者と熟練者の心理的な壁を壊す」チャレンジは、任天堂が長く取り組んできたものですが、今回の「カルドセプト」は狙ってかは分かりませんが、それを形にしたソフトの1つと言えそうですね。長い期間をかけて、徹底的にゲームバランスの調整や隙を無くし、ボリュームもたっぷりあるので、幅広い人が楽しめそうです。何よりネット対戦のテストの話を、ものすごく楽しそうに話されているので、こちらもワクワクしましたよ。楽しみにしています。


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5月購入予定ソフト

2012年05月04日 22時39分46秒 | ゲーム
 『マリオパーティ9(音量注意)ルールが大きく変わったことで、ほとんど別のゲームですね。コインまで廃止してゲームの核となる部分を突き詰めた作りで、ものすごくシンプルではあるんですが、駆け引きに集中できて熱くなります。ミニゲームも単純ながら面白い。気のせいか操作性も調整されているような。64時代のシンプルな「マリオパーティ」が帰ってきたような感じで、純粋に楽しんでいます。

 今日は5月に任天堂から発売されるソフトを紹介しながら、私の購入予定ソフトを紹介していきます。
まずは任天堂から発売されるソフトを紹介。

 マリオテニスオープン 24日発売 (任天堂/3DS) 公式サイトへ
 マリオテニスも久しぶりの発売ですね。64版は遊びまくりました。CMの「打ったら戻る、真ん中へ」という言葉も印象に残っています。今作はボタン操作のほかに、タッチパネルやジャイロセンサーを使った操作も加わり、ボールの打ち分けが簡単に出来るようになった事で、より試合の駆け引きが熱くなりそうです。もちろん立体視もありますし、新鮮に楽しめそう。少し前まで、今さらテニス1本のゲームは買わないなと思っていたのに。

3DSになってから、私がサードのソフトにもたくさん目を向けるようになったのも、本体の機能を活かした要素でソフトの魅力が増したのも影響していそう。やはり3DSだからこそ味わえる体験があるというのは、購入の大きな動機に繋がりますからね。

今作はシリーズで初めてインターネット対戦に対応しているのも注目ですね。ただ複数人が一緒に遊ぶタイプのゲームは敷居が低くていいんですが、これは1対1なので私はあまり繋がないかも。そして「すれちがい通信」にも対応。すれ違った人と1回ですが、対戦やリングショットで遊べるのは面白いな。コスチューム集めといったコレクション要素など、長く楽しめる仕掛けもあります。

 5月に任天堂から発売されるソフトは「マリオテニス」1本。
続いてはサードソフトで私が気になっているソフトを紹介します。

 GUILD01 31日発売 (レベルファイブ/3DS) 公式サイトへ
 4つの新作ゲームが1本のパッケージで楽しめる本作。本作のコンセプトは、任天堂が『Wiiウェア』などのダウンロード販売を始めたキッカケと似ている部分もあり素晴らしい。ただ前にも書きましたが、すでに名前が知られているクリエイターのゲームを集めるのは、なんか違うんだよな。いつものレベルファイブらしく、コンセプトは面白そうだけど、中身が伴っていない感じ。

「解放少女」は立体視と相性のいいシューティングで期待。ただOPとEDのアニメや多くのイラストレーターが参加していたり、お金をかけすぎでコンセプトはどこへやら、結局その方向でまとめちゃうかという残念さが印象に残りました。「レンタル武器屋deオマッセ」は、コンセプトに合ったアイディア優先のゲームで面白そう。冒険者の注文通りの武器を作っていき、出来の良し悪しによって冒険者の生死が決まるのも緊張感がありますね。

「エアロポーター」は操作がLRボタンだけですし、同じ色の荷物を集めて飛行機を出発させるのが目的など、4つの中で一番シンプル。ちょっとした時間に遊べそうですし、空港を拡張したりといった、やりこみ要素もあるのが嬉しい。「クリムゾンシュラウド」も楽しみ。文章を読み進めていき、選択肢を選ぶことでその後の展開が決まるRPG風のテーブルトーク。ダイスを振る場面もあったりと、この昔懐かしい雰囲気は面白いです。

ウダウダと最初に書いてきましたが、それでも斬新なゲームが楽しめるのは魅力的。こういった挑戦的なソフトがサードから出てくるだけでも価値がありますね。値段が3,980円と安いのも頑張っていると思います。しかしパッケージのデザインセンスは酷いの一言。何を思ってこうなったのか。全く売る気が感じられないんですが。


 私が5月に購入する予定のソフトは以上の2本。5月は発売されるソフト自体が少ない事もあり、購入予定も少なめ。ここから夏商戦に向けて、またソフトの数が増えていくので、それまでにゲームを片付けておかないと。


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 その他、任天堂のハード向けに発売されるソフトについては『任天堂ホームページ』にある『発売カレンダー』をご確認ください。
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2012年3月期 決算説明会 社長説明

2012年04月28日 22時25分22秒 | ゲーム
 27日に『任天堂株式会社 2012年3月期 決算説明会』が行われ、その模様がテキストで公開されました。以前は動画でも公開されていたのですが、この72期からはテキストのみになったのが残念。その代わり『ニンテンドーダイレクト』で、定期的に岩田社長の喋りが聞けるようになりましたけど。今日はここで語られた世界のゲーム市場の現状や、任天堂の今後の展開について感想を書いていきます。

 この1年は任天堂にとって辛い1年でしたね。震災の影響もありましたが、前半のソフト不足で3DSの勢いが失われそうな所に、1万円値下げという思い切った判断はまさに苦しさが伝わってきました。秋の『ニンテンドー3DSカンファレンス2011』を皮切りに、年末にかけて任天堂はもちろん、サードメーカーからも魅力的なソフトが集まり勢いを取り戻しました。「ニンテンドーダイレクト」といった新たなアプローチも上手く行きましたね。

 データが公開されていますが、その結果、日本市場では年明け以降も3DSの勢いは高いまま維持されています。逆にWiiはソフトが出ない事もあり、空気になっていますが。据置機では岩田社長も言っていますが、現在はPS3に勢いがありますね。前までは据置機と携帯機で別々のグラフで表示し、前年と比較が行われていましたが、今回からは1つにまとめられました。

日本の年明けから16週間のソフトのトップ20が公開されていますが、こちらでも3DSの存在感の高さがよく分かります。発売から1年が経過する前に、サードメーカーのソフトも数多くランクインしているのがDSやWiiと違う所。それだけ3DS発売前の早い段階から、サードメーカーも気合いを入れてソフトを開発していたという事でしょう。

 米国に関しては、やはり据置に元気がありますね。据置3機種の中でWiiの販売は一番下でした。3DSも携帯機の中では高いといっても、PS VITAも近い水準ですね。まあDSの時も発売からしばらくの間は、ゲームボーイアドバンスが元気で普及のスピードはゆっくりでした。現にDSは日本に比べて高い水準を維持していますし。3DSも日→欧→米の順番で普及していくのか?

アメリカの年明け以降のヒットチャートは6タイトルと寂しい感じ。その中で「ジャストダンス3」や「ズンバ フィットネス」といったWiiのダンス系ソフトは人気がありますね。アメリカやヨーロッパでは3月に発売された『マリオパーティ9(音量注意)も発売から日が浅いながら17位にランクイン。昨年末の『マリオカート7』や『スーパーマリオ3Dランド』も定番として根付いた感じでしょうか。

 ヨーロッパはまず発売直後のPS VITAに目が行きました。直近は3DSが少しずつ伸ばしている感じ。ハード販売に関しては任天堂が目立つ状況にはなっていませんが、ソフトのトップ20では任天堂ハードのソフトが多くなっています。ヨーロッパでもダンスソフトは人気が高いですね。海外ではWiiもサードメーカーのソフトが上位に多い。そして全ての地域で「マリオ」2作は残っていました。

 WiiUに関しては年末に発売する事を繰り返し話すのみで、詳しい情報はいつも通り6月のE3にて発表されるようです。何が楽しみって、やはりソフトですね。任天堂が発表しているのは、Miiも使えて4人まで一緒に遊べる「スーパーマリオ」の2Dアクションだけですから、ここでの発表が楽しみ。サードメーカーも昨年のE3の発表を見ると、気合いを入れている印象なので期待しています。

 3DSについては今期の半ばで逆ざやが解消され、採算が改善される事。そして何よりこの3DSの勢いを維持するための展開が話されました。データから読み取れるように3DSには、すでに定番ソフトが複数生まれていますし、今後の展開も現在公開されているソフトだけでも厚みがあります。『ファイアーエムブレム 覚醒(音量注意)がゲームボーイアドバンス以降のシリーズで最高の初動になったのは嬉しいですね。

今期はハードを牽引するであろうソフトを次々と投入して、ハードの普及を促進し勢いを維持することを目指すようです。「Newスーパーマリオブラザーズ2」の発売が8月という事については、もちろんWiiUの発売が年末な事もありますが、夏から秋にかけて盛り上げられず、結果的に年末商戦の立ち上げが遅れてしまった昨年の反省からのようです。にしても8月に看板タイトルを持ってきたのは驚きましたね。

その他にも同じく夏に「脳トレ」シリーズ最新作の「鬼トレ」、秋には「どうぶつの森」、さらに発売時期が発表されていないソフトや、未発表のソフトもあるという事で、今期の3DSは存分に楽しめそうです。3DSはサードメーカーのソフトも魅力的に映りますし。知らなかったのでリストに「エピックミッキー」があって驚いた。今回も国内では任天堂から発売されるのかな。

 今回の決算説明会でメインとなったのが「デジタルビジネス」の話。8月に発売される「マリオ」以降、任天堂はパッケージでの販売のほかに、『ニンテンドーeショップ』を通じたダウンロード販売の、2つの形態でソフトを販売していくそうです。日米で3DSのネット接続率が70パーセントを超えているのは驚きました。DSの頃から地道に取り組んできたネット接続率向上のキャンペーンや環境整備の成果が出てきたんでしょうね。

最初は物が手元にあって満足する部分もあるので、パッケージでいいやとも思ったんですが、いちいちソフトを替える必要が無いという話を読んで、とても魅力的に思えました。携帯機はまだしも据置機はソフトの入れ替えが、ほんと面倒なんですよね。岩田社長が例に出している『nintendogs』や『花といきもの立体図鑑』といった過去に発売されたソフトも対応していくのかな?「図鑑」は個人的に魅力が増します。

しかも上手く考えたと思ったのが、小売店もこの仕組みに組み込まれている事。パッケージ販売とダウンロード販売でバッサリと分けるのではなく、ダウンロード販売でも小売に得が生まれる仕組みになっているのが素晴らしい。同時に、能動的にネットを利用する人だけで行われていたデジタルビジネスを、もっといろんな層に拡大していく事まで考えた仕組みにもなっていて、どこまで考えているんだと感心しきりですよ。

もちろん「ニンテンドーeショップ」を通じて、クレジットなどで直接購入する方法もありますが、店頭やショッピングサイトで決済までを行い、発行されたソフト引き換え番号を「ニンテンドーeショップ」で入力する方法も用意されます。パッケージが店で値引き販売されるように、こちらも小売側で値段の設定ができるので、直接「eショップ」で購入するより店頭のほうが安いこともあり、店頭で購入するメリットも生まれるワケです。

普通にパッケージを買うようにダウンロード販売を楽しめるので、かなり心理的な抵抗が小さくなりそうです。これまでのアプローチでは、そもそも存在を知らなかったり、クレジットの番号を入力することに抵抗を感じる人の中にも、ソフト入れ替えの必要が無いといったメリットに興味を持つ人って意外と多いと思うんですよね。そういった層を考慮にいれるのは任天堂らしいですし、上手く取り込める方法だと思いました。

デジタル販売というと小売は拒否する事が多いですが、これなら在庫リスクを軽減できたり、逆に品切れによる機会損失がなくなったりと小売側にもメリットがあります。まずデジタル販売は、認知してもらう事から始めないといけないので、店頭で宣伝してもらえる可能性が出来るというのは、大きな追い風になるんじゃないでしょうか。

 任天堂やサードメーカー、小売、ユーザー、全てが笑顔になれる仕組みになっていて感心しっぱなしです。任天堂のあらゆる面で最善の方法を模索する姿勢は素晴らしい。デジタルビジネスにおいても「年齢・性別・ゲーム経験の有無を問わない」という任天堂の基本戦略が活きていますね。WiiUはロンチソフトからダウンロード販売と併売するそうなので、WiiUで併売のものは全てダウンロードで購入しようかな。

 これまでも岩田社長が口を酸っぱくして言ってきた事ですが、今回もソーシャルゲームで行われている課金型のビジネスとは違うことを強調していますね。目先の利益ではなく、長い目で客との関係を重要視するのが任天堂の素晴らしさ。つまりは信頼感に繋がるワケで、この信念をこれからも大切にしてほしいですね。


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ニンテンドーダイレクト 2012.04.21

2012年04月22日 20時03分06秒 | ゲーム
 2ヵ月に1度のお楽しみ、4回目の『ニンテンドーダイレクト』が21日に行われました。岩田社長による任天堂の設備紹介も相変わらずですね。「シールドルーム」なんて見る機会ないから得した気分。最初どこのSFのセットかと思いましたよ。今回は、ここで紹介されたソフトの中から気になっているものを紹介していきます。

 星のカービィ20周年キャンペーン
 一昨年の「スーパーマリオ25周年」、昨年の「ゼルダの伝説25周年」に続き、今年は「星のカービィ20周年」のキャンペーンが行われる事が発表されました。キャンペーン第一弾として25日から、3DSの立体視に対応した『3Dクラシックス 星のカービィ 夢の泉の物語』が配信されます。もちろん購入しますよ。立体視に対応するだけでも新鮮に楽しめるんですよね。

その他にもWii用として、これまでのカービィシリーズを振り返るメモリアルソフトが発売されたり、『クラブニンテンドー』にてオリジナルカービィグッズがプレゼントされる予定だそうです。岩田社長も初代カービィの開発に携わっていますから思い入れも強いでしょうし、シリーズファンとしては、キャンペーンで盛り上がれるのは単純に嬉しいですね。

 ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 6月23日発売 (ポケモン/DS) 公式サイトへ(音量注意)
 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』から2年後のイッシュ地方が舞台の今作。今まで通りのマイナーチェンジかと思いきや、いろいろと進化しました。冒険の主人公が変わったり、そもそも冒険の始まりの町が違うなど全く新しいストーリーが楽しめるようです。新しいジムリーダーや、前作には登場しなかった過去のポケモン達も登場するのは嬉しいですね。

 ポケモンARサーチャー 6月23日配信開始 (ポケモン/3DS)
 ニンテンドー3DSの内蔵ソフト『顔シューティング』の、ポケモンバージョンのような感じですね。シューティングとして面白そうなのはもちろんとして、現実の空間をポケモンが飛び回っているだけで楽しい気分になれそうです。このソフトで捕まえたポケモンを「ブラック2・ホワイト2」に連れていけるのは驚きました。「ブラック2・ホワイト2」はDSソフトですが、3DSでもやる意味が出来ました。

 ポケモン全国図鑑Pro 7月14日配信開始 (ポケモン/3DS)
 昨年、無料で配信された『ポケモン立体図鑑BW』に続き、今度は全てのポケモンが収録された全国図鑑が配信されます。3Dで動くポケモンを眺めるだけでなく、何レベルで技を覚えたり進化するかが分かったりするほか、様々な情報が見られるので便利。今回は1,500円と高めの値段設定ですが、最初から全てのポケモンの情報が見られる事を考えると妥当かな。「立体図鑑BW」も無料でいいの?と思う出来だったので、私は1,500円を払う価値があると思いました。

 GUILD01 5月31日発売 (レベルファイブ/3DS) 公式サイトへ
 シリーズ作品が多くなりがちなゲーム業界において、全くの新規ながら斬新なアイディアで作られたゲームをパッケージ化する、というコンセプトは素晴らしいですし、任天堂に歓迎されそうなソフトだとは思っていました。この世渡りの上手さは日野さんらしい。ただ、無名の開発者に門戸を開くワケではなく、すでに名前が知られているクリエイターの作品をまとめちゃう辺りのズレた感じも日野さんらしい。しかしこのパッケージじゃ手にしてもらえないだろ…。

 世界樹の迷宮4 伝承の巨人 7月5日発売 (アトラス/3DS) 公式サイトへ
 今作は3Dの立体視に対応する事もあり、登場する敵モンスターはCGモデルになりました。それでもどこか2Dのドットの雰囲気があるのがいい感じ。3Dダンジョンと立体視は、とても相性がいいので楽しみです。「迷宮に挑む前に」という映像が公開されるなど、任天堂としてもプッシュしているようですね。映像の最後にありましたが、「カジュアルモード」が搭載されているので、初心者でも楽しめそうです。

 ルーンファクトリー4 7月19日発売 (マーベラスAQL/3DS) 公式サイトへ
 前回はオープニングのアニメ映像が中心で浮き気味でしたが、今回はゲーム映像が流れました。2月に発売された『牧場物語 はじまりの大地』で初めて「牧場物語」を遊びましたが、コツコツ感が私好みで、ちょっとした時間にダラダラと遊んでいます。なので「牧場物語」から派生して生まれた「ルーンファクトリー」も初めてですが期待しています。岩田社長の「魅力的な異性と〜」という説明には笑わせてもらいました。まあキャラも可愛いですしね。

 PROJECT X ZONE (バンダイナムコゲームス/3DS) 公式サイトへ(音量注意)
 カプコン、セガ、バンダイナムコゲームスのサードメーカー3社のキャラが多数登場するSRPG。正直3DSではサードのソフトにも手を出していますが、昔はほとんど買っていなかった事もあり、サードのキャラに思い入れは全く無いんですよね。なのでSRPGという点に注目しています。ただゲーム映像が流されましたが、どちらかというと格闘ゲームのノリなのかな。グラフィックはよく動いていてよかったです。

 マリオテニス オープン 5月24日発売 (任天堂/3DS) 公式サイトへ
 今回はキャラのカスタマイズ要素を中心に紹介されました。作った自分のMiiに200種類のアイテムの中から自由に組み合わせる事で、能力を変化させる事が出来るようです。対戦以外にも、コスチュームを集める楽しみもあるので長く遊べそうですね。そして映像で当然のように松岡修造さんが登場していて笑った。これはCMの一部を持ってきたんでしょうか。

 カルドセプト 6月28日発売 (任天堂/3DS) 公式サイトへ
 今回公開された「1からはじめるカルドセプト」の映像は、初心者の私にはホント有り難い。カルド・セプ子というネーミングセンスは置いておいて、見た目から堅苦しいゲームかと思いきや、ルールは単純で分かりやすいですね。カードも480種類以上と多めですが、ちゃんと説明が表示されるので安心。短い説明ながらも、カードを組み合わせた戦略性の高さも垣間見えました。とりあえずガッポリですね。全国大会を開催するなど力の入れ具合も本気です。かなり購入意欲がわきました。

 ポケットサッカーリーグ カルチョビット 7月12日発売 (任天堂/3DS)
 今作は全国の市町村から自分の拠点となる場所を選ぶことが出来ますが、その数なんと1720。あまりの数の多さに笑ってしまいましたよ。かなり細かく選べるようですが、売れ行きが悪いと過疎ってしまうリスクもある中、かなり任天堂としても強気に出た印象。まあ私は普通に地元を選ぶかな。そして特別なエキシビジョンマッチが行われる事になりましたが、面白い企画だと思うので公開を楽しみに待ちたいと思います。

 とびだせ どうぶつの森 (任天堂/3DS)
 多くの人が待ち望んでいた「どうぶつの森」の情報が出てきました。過去の「ニンテンドーダイレクト」で寄せられた声に、スクリーンショットだけとはいえ応えてくれるのは、まさに「ダイレクト」ならではですね。「とびだせ」というタイトルを付けただけあり、3DSの通信機能を使った要素が充実しているようなので、今後の情報にも注目です。秋には発売という事で、DS版やWii版と同じく11月下旬あたりの発売かな。

 Newスーパーマリオブラザーズ2 8月発売 (任天堂/3DS)
 1月に行われた『経営方針説明会/第3四半期決算説明会』にて発表された、2Dマリオの情報もありました。昨年末に3Dマリオを出しましたが、間髪入れず2Dのマリオも投入してくる辺りに任天堂の本気さが伺えます。しかも発売日が8月と近い事にも驚かされました。確か「脳トレ」の新作も夏だったよな。これは年末にはまた別の大きな弾を用意しているという事でしょう。この他にも発表済みの任天堂の3DSソフトが複数ありますし、3DSのソフトの充実っぷりは凄まじいですね。

 この他にも3DSの本体更新のお知らせもありました。フォルダ機能は嬉しいな。今のゴチャゴチャした感じも眺める分には気持ちいい部分もあるんですが、利便性を考えるとフォルダは有り難いです。特に体験版や映像が溜まっているもんですから。あと値下げの時にもらったアンバサダーのファミコンやゲームボーイアドバンスのソフトもありますし。パッチに関しても出来るに越したことは無いですね。

 それにしても発売直前だというのに、一切触れられなかった『マリオパーティ9(音量注意)の立場は。長く売れ続ける定番タイトルですし、ファミリー向けなのであえて「ダイレクト」で紹介する必要も無いという判断でしょうか。にしても、今回の「マリオパーティ」はこれまでとルールが大きく異なっているので、それを紹介するだけでも興味を持つ人が増えそうな気がするんだけどな。


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社長が訊く「ファイアーエムブレム 覚醒」その2

2012年04月19日 21時45分52秒 | ゲーム
 本日ついに『ファイアーエムブレム 覚醒(音量注意)が発売されました!という事で、今回は遅ればせながら4日に更新された『社長が訊く「ファイアーエムブレム 覚醒」』の感想を書いていきます。
ちなみに「その1」はこちら

 とりあえず、最初から山上さんのもう1回結婚したいんだよなぁで笑わせてもらいました。今回の「ファイアーエムブレム」は、とにかくキャラ愛を感じさせてくれるシステムを積極的に取り入れていますが、過去のシリーズにあった結婚も出来るようになりました。男女のキャラで絆を深めていく事でキャラ同士が結婚します。もちろんプレイヤーの分身である『マイユニット』も可能です。

しかも驚いたのは、ただ結婚するだけでなく、2人の子供が仲間に加わって一緒に戦うようになる事。結婚時の専用グラフィックやボイスも全員分を用意していますし、どんだけ作り込んでいるんだと。コザキさんの頑張りっぷりも凄まじいですな。さすがにキス顔はきつかったようですが、それに近いものは入っているとの事。

TVCM』も結婚システム単体で作られる気合いの入れようですからね。「その1」はストーリー中心、「その2」は絆や戦闘中心と来て、「その3」でこれだからなぁ(笑)。さすが山上さんイチオシ(?)システムだな!杉田さんの真面目なナレーションといい、ジワジワ笑えてきます。

 これだけ作り込んでも、最初に指定した納期からズレていないというのは驚きました。シリーズの集大成を作るだったり、キャラクターを好きになる要素を入れていく、という共通の認識があったからこそ、ブレること無く向かって行けたのが大きかったんでしょうね。締切りを決めて、無理だったら諦める事も考えていたというのも、実現させようという動機に繋がったようです。…これを読むとゼルダチームも頑張ってほしくなるな。

 そして今作の大きな仕組みである、有料の追加ダウンロードコンテンツについても言及されました。本編だけでも十分なボリュームがありますが、キャラ愛がテーマの今作では、もっとこの世界で遊びたいと感じるプレイヤーが多くなりそうな気がするので、とても相性がいいんじゃないかと思いました。

「追加コンテンツ」の話は開発終盤に提案されたというのは意外。なのでソフトはほぼ完成していたので、そこからボリュームを削って配信に回したという事も無いようです。個人的には発表時に岩田社長が言っていた特殊な状況での戦闘に期待。本編には入れにくい厳しい戦闘も配信ならば出来るんじゃないかと。しかも配信なら、プレイしたユーザーの声を反映して作ることが出来るのも大きそうです。

 恒例の「ファイアーエムブレムらしさ」の話もありました。今作には仲間が倒れても次のマップで復活する「カジュアルモード」もありますが、失った仲間は戻らないという緊張感と、キャラへの愛着が上手く噛み合っているシリーズだと思います。それに加え、今作はキャラ愛を高めるシステムをとにかく詰め込んであるので、より世界観に没入できますし感情移入も出来そう。プレイヤーの分身の「マイユニット」の存在は大きいですね。

 2月の『ニンテンドーダイレクト』でオープニングの一部が流れましたが、山上さん曰く大河ドラマのオープニングを意識したという話で納得。通りでワクワクするワケですよ。キャラデザや世界観は、どちらかというと西洋の雰囲気ですが、違和感なくマッチしていますね。ストーリーをドラマチックに彩る要素として、ムービーも楽しみ。ストーリーもこれまでは無かった要素を入れるなど凝っていそうです。

 『いつの間に通信』を使った要素として「いつの間に配信チーム」というものがあります。過去作のキャラをイメージしたチームが仲間になったり、時には戦ったりするなど過去作のファンがニヤリと出来る要素も満載のようですね。しかもその数が約120チームとこちらもボリュームがすごい事になってて笑った。ほんと制作者からの愛もすごく感じられますね。

 戦闘シーンでキャラ目線の一人称視点があるのは面白いですね。どんな感じかムービーで見られますが、これが3Dで見られるワケで、なかなか迫力もありますし新鮮に映りますね。まあ自キャラが見られないので、好みに合わせて切り替えましょう。さらに音楽も生のバイオリンの演奏を入れるなど気合いが入っています。全曲では無いにしても『クラブニンテンドー』でサウンドトラックがもらえるのは嬉しすぎる。

 今回の「社長が訊く」は、文章越しでも熱が特に伝わってくる内容でした。岩田社長にこの熱は、なんだ!と言わせてしまうレベルですからね。ファイアーエムブレムシリーズに長く関わってきた成広さんや山上さんが今回は少し引いた視点で関わり、新しい人達も加わって制作された今作。新しい要素が多数入りながらも、過去作の要素も上手く融合されていると感じました。


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社長が訊く「零 〜眞紅の蝶〜」

2012年04月07日 21時11分15秒 | ゲーム
 5日に『零 〜眞紅の蝶〜(音量注意)の公式サイトがオープンしました。現在公式サイトでは、主人公である双子の姉妹「天倉澪」と「天倉繭」の紹介や、ゲームの導入部分の映像を中心に編集したムービーが公開されています。それと同時に早速『社長が訊く「零 〜眞紅の蝶〜」』も公開されたので、感想を書いていきます。

 今作は2003年に発売された『零 〜紅い蝶〜』のリメイク作になっています。まずはその開発のキッカケの話から始まりました。私は「零」シリーズに触れる機会がこれまで無かったので、今作はリメイク関係なく新鮮に楽しめそうです。Wiiリモコンを懐中電灯に見立てるというのは、まさに直感的ですし、探索している感覚が強く残りそうですね。

Wiiリモコン発表当時の岩田社長の基調講演は、Wiiリモコンのインパクトが強かった事もあり、今でも覚えています。Wiiリモコンを使用した例の中で、まさに岩田社長が懐中電灯に見立てる操作を語っていたんですよね。なので前作の『零 〜月蝕の仮面〜(音量注意)が発表された時は、この事だったのかと納得させられました。

Wiiの操作は、画面上のものを狙う操作と移動を同時に行えるので、探索系には抜群にあっているんですよね。なのでこの操作体系を使って、もう1本作ろうというのは自然な流れだったようです。さらに「月蝕の仮面」では入れられなかったアイディアも盛り込み、ただのリメイクではなく、新しい要素や操作体系で新鮮にプレイできるものにする事を目指したそうです。

 シリーズ作品の中で「紅い蝶」のリメイクに決めた理由については、一際印象に残るエンディングだった事が大きかったようです。「“最悪の”ハッピーエンド」や「最高の“バッドエンド”」という言葉だけでも強烈ですね。確かに後を引きそうなエンディングなんだという事は伝わってきました。今作はオリジナルにはないエンディングを複数追加しているので、既プレイ者でも楽しめそうです。

Wiiリモコンの操作がオリジナル版とは違う印象を与えてくれる事はもちろん、今作は「月蝕の仮面」同様キャラクターの背後からの視点で探索が進みます。このカメラもオリジナルとは違うので、制作者の方でさえ別の世界を歩いているような新鮮な感覚でプレイ出来たそうです。

 「月蝕の仮面」で取り入れられた、Aボタンを長押しする事で腕を伸ばし、落ちているアイテムを拾うというシステム。今作では何かを覗いたり、物をめくったりする事もあったりとパワーアップしました。このAボタン長押しで、ジワジワ近づいていく感じはムービーを見るだけでも怖いですね。たまに霊に手を掴まれる事もあるので、毎回油断できないのも怖さを倍増させます。

 ここでホラーゲームを作っている方達の、ホラーものとの関わりについて話されました。岩田社長と同じで、私も地味に気になりました。そしたら案の定、菊池さんはホラーが苦手だそうで、こういう意外な話は面白いですね。一方で演出などを分析するようにもなったというのも面白いな。悲鳴を上げながらも楽しんだり、ビクっと驚いた後に笑ってしまう感覚とか、すごく分かります。

この笑いと恐怖は紙一重という話は、前に任天堂の坂本さんが講演で語っていましたね。「メトロイド」や「ファミコン探偵倶楽部」のようなシリアスなゲームを作る一方で、なぜ「メイド イン ワリオ」や「トモダチコレクション」のような全く逆のコミカルなゲームも作れるのかという題材で。詳しくは『坂本賀勇 GDC講演内容』(特に3以降)を読んでもらいたいんですが、要約すると恐怖も笑いもムード、間、伏線、コントラストを作り手がコントロールして、いかに効果的に見せるかが重要だという話。

 岩田社長の中で「零=美少女」という認識になっていて笑った。確かに女性キャラのモデリングに気合いを感じますけどね。「零」の主人公が女性なのは、もちろんスタッフの好みや趣味もあるようですが、プレイヤーが長く見ることになりますし怯える様子が画になるから、敵を殴って倒すゲームではないからなど、ゲームの機能と上手く合ったからだそうです。

今作は「紅い蝶」に比べるとキャラの年齢設定を少し上げ、ビジュアルを全面的に見直しました。顔、それも特に唇の表現をこだわったそうです。確かにムービーを見ると動きはもちろん、表情にもこだわりを感じられますね。肩紐のくだりも笑わせてもらいました。肩紐の必要性について理由も語られていますが、こういう細かい部分にも力をいれる感じ嫌いじゃないです。

 「紅い蝶」の固定視点から、今作はキャラの背後からの視点になった事で、見てほしい部分に視点が向かない事が起こるようになりました。そこでマップにかなり変更が入ったようです。通しでマップを歩いて調整したという事で、かなり綿密に行われたようですね。同時に導入部分のチュートリアルも入念に見直されました。導入にこだわるのは、さすがは任天堂という感じ。

ここで何時ぞやの宮本さんのように、突然任天堂の大澤さんが登場して笑った。これは任天堂スタッフ編もありそう。今作の任天堂側としては、基本的にいかにゲームの世界観に自然に入っていけるか、そしてストレスを感じる事がないかという部分にこだわったようですね。この辺の調整力は任天堂の強みですね。

 今作から加わった「お化け屋敷モード」。ボタンを押して歩き、Wiiリモコンで辺りを見回すだけの簡単操作なのも、気軽に遊べそうでいいですね。怖いイベントはランダムで起こるので、毎回新鮮に楽しめそうですし、ありえないタイミングで起こったりもして、怖いのに思わず笑ってしまったりするとか面白そうすぎる!こういうネタ大好き。紆余曲折あったそうですが、実に楽しそうに話されるので自信が伝わってきました。

今作のCMの方向性は岩田社長の言う「あつまれば『零』」がキャッチコピーになりそうな予感。前作は「Wiiで肝だめし」でしたね。ホラーゲームの先細りを打破したいと言っているように、幅広い層に手に取ってもらいたいでしょうから、ムービー中心のCMの他に、「お化け屋敷モード」を使用した賑やかなCMも作られそうです。

 今作はリメイクではあるんですが要素を一から見直した結果、戦闘が変わり、新しいエピソードやエンディングが追加され、さらに当然の事ながらグラフィックも再構築するなど、プレイ済みのファンの方でも新鮮に楽しめるものになったようです。一方で未経験の人にも「お化け屋敷モード」で気軽に遊んでもらうキッカケを作り、深さと広さを両立しようと挑戦している事が伝わってきました。


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 発売はまだ先ですが、公式サイトや「社長が訊く」の公開の早さで、任天堂の気合いが伝わってきました。ホラーは苦手な私ですが、「お化け屋敷モード」は気楽に出来そうですし、本編の方も様々な仕掛けに驚かされつつ、ストーリーにも期待したいと思います。今回の「社長が訊く」で、とても楽しみになりました。
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4月購入予定ソフト

2012年04月04日 20時24分27秒 | ゲーム
 今年度のEテレの教育番組の出演者の変化に、衝撃を受けている今日この頃。一番驚いたのは『みいつけた!』のスイちゃん。交代はいいにしても、別人の設定にすればいいのに、わざわざ子ども達が混乱しそうな同一人物の設定にしたのが謎すぎる。どう見ても別人なのに、初めましてもなく、これまで通りに接しているコッシーやサボさんに恐怖を覚えるレベルでした。

前のスイちゃん役の熊田胡々ちゃんの姉である聖亜ちゃんが、最近テレビに出演する機会が多くなったので、胡々ちゃんも押していきたいという大人の事情かね。アドリブもシッカリ出来ていましたし、とにかく元気いっぱいでハキハキしていたので、今後の活躍に期待。聖亜ちゃんの演技は『映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち』で初めて聞いたんですが、この姉妹はすごいと思わせられました。

その他も『シャキーン!』のあやめちゃんや、『おかあさんといっしょ』のまゆお姉さん、『えいごであそぼ』なんてエリック以外入れ替えですよ。絶対ケボとモッチの方が可愛かったわ…。それと同時に今年度のEテレは、全体的に色がどぎつい気がしました。それに比べて『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』の安定感は異常。4年目という事で、逆にいつまで使う気だと思ってしまうレベル。今年度から実写パートに挿入されるようになった、腕時計型のアイテムは売り出す気なんだろうか。

 久々なのでEテレの話題が長くなりましたが、今日は4月に任天堂から発売されるソフトを紹介しつつ、4月に購入する予定のソフトを書いていきます。
それでは、まずは4月に任天堂が発売するソフトの紹介から。

 ファイアーエムブレム 覚醒 19日発売 (任天堂/3DS) 公式サイトへ(音量注意)
 「ファイアーエムブレム」最新作という事で、大変楽しみにしてきました。これまでのシリーズで培われた要素を取り入れつつ、新しい試みにも挑戦している本作。キャラゲーとしての側面も持っているシリーズですが、今作はとにかくキャラ愛を高めてくれるシステムが盛り込まれていて嬉しい。頭を使って仲間を死なせないように動かしていくのが、最高に気持ちいいんですよね。

一方で初心者でも詰まらずに進めるよう、「カジュアルモード」や「フリーマップ」などでフォローしているのも素晴らしいです。それぞれのプレイスタイルに合わせた遊び方が出来るのは嬉しいですね。戦闘に関係する要素が多いので、バランスは大丈夫か気になったりもしましたが、それを吹き飛ばしてくれるほど、制作者のみなさんからパワーを感じました。「ファイアーエムブレム」最新作たっぷり楽しみたいと思います。

 マリオパーティ9 26日発売 (任天堂/Wii) 公式サイトへ(音量注意)
 久々の「マリオパーティ」。『ニンテンドーダイレクト』などでも一切触れられていないので、どうも空気になっている印象。シリーズ全て遊んできているので、今作も購入すると思うんですが、正直『マリオパーティ8』の出来が酷かったので不安が大きいです。これに関しては過去に『「マリオパーティ8」&「マリオパーティDS」レビュー』で書きました。操作性はどうにもなりませんが、テンポだとかはゲームの方で調整出来ますからね。

これまでの「マリオパーティ」は、キャラごとにサイコロを振って移動していたのが、今作では集団行動になったのが一番の大きな変化。駆け引きの要素が薄くなりそうな気もするんですが、マンネリを打破する意味でも新しい要素は歓迎します。この変化で面白さがどう変わるか楽しみです。

そしてミニゲームに関しても、前作はWiiリモコンに縛られすぎというか、Wiiリモコンを取り敢えず使ってみたものが多かったんですが、今作はパッと見た感じ、簡単な操作で熱くなれそうなシンプルなものや、運の絡むものもあり、第一印象としては面白そうだと感じました。個人的にミニゲームが「マリオパーティ」で一番好きな部分なので期待しています。

 4月に任天堂から発売されるソフトは以上の2本。Wiiソフトに関しては、1月に発売された『キキトリック』以来、今年で2本目です。この間3DSが元気でしたし、今年の年末には後継機のWiiUが出るので、Wiiは空気になっていました。「マリオパーティ」は幅広い人が遊べるので、これでまた盛り上がるといいですね。では続いてはサードのソフトで気になっているものを紹介。

 CODE OF PRINCESS 19日発売 (アガツマ・エンタテインメント/3DS) 公式サイトへ (音量注意)
 最初は眼中になかったんですが、調べてみたら懐かしいタイプのアクションゲームで、私好みだと感じました。複数のボタンを組み合わせる操作もありますが、システムや基本の操作はシンプルで、それでいて爽快なアクションが楽しめそうな所に惹かれました。ストーリーも王道で入りやすそうなのもいいですね。使用できるキャラクターも多く、それぞれに攻撃方法も異なっているのも嬉しいです。

グラフィックが滑らかな部分もこだわりを感じられて気に入りました。そしてサウンドが『ゼノブレイド(音量注意)』でたくさんの曲を制作されたACEさんというのも個人的に大きいポイント。プレイ映像を見ると、制作者の気合いやこだわりを感じられて、これは買わずにいられなくなりました。インターネット通信で協力や対戦を楽しめるのも頑張っていますね。

 4月は以上の3本を購入予定。3月に比べると落ち着いて良かったです。本数は少なくても「ファイアーエムブレム」も「CODE OF PRINCESS」も制作者の熱意を感じられ、ジックリとプレイできそうなので楽しみです。今月は溜まっているゲームを消化しつつ、これらのゲームの世界にドップリと浸かりたいと思います。


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 その他、4月に任天堂のハードで発売されるソフトに関しては、『任天堂ホームページ』にある『発売カレンダー』をご確認ください。
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社長が訊く「新・光神話パルテナの鏡」2

2012年04月01日 18時46分45秒 | ゲーム
 今日は29日に更新された『社長が訊く「新・光神話パルテナの鏡」』について書いていきます。6の「メデューサ戦のあと」については、本編のネタバレを含んだ内容は抜かして書いていきます。

 まずは今作にストーリーやボイスを付けた事について語られました。桜井さん自ら、ストーリーをつける主義ではないと言っていますが、過去に『星のカービィ スーパーデラックス』の「メタナイトの逆襲」だったり、『スマブラX』の『亜空の使者』のようなものも作っているので、意外に感じました。まあ岩田社長の言う、ストーリー性は後回しという意味なら分からなくもないですが。

主人公が喋ることについては、あまりやってないですね。カービィのアニメでも、カービィは言葉を喋れない設定でしたし。最終回でカービィの声優の大本眞基子さんが、感極まって思わず台本にない台詞を喋った時にも、議論した結果NGにしたというエピソードも以前コラムで語っていました。

桜井さんが、これまでやらなかったようなアプローチをしたのも、任天堂の内製では作られないようなゲームを作るという、最初のコンセプトから出てきた要素だそうです。確かにセカンドやサードと任天堂が手を組んで作るソフトは、いろんなジャンルやタイプのソフトが揃ってはいますが、内製ではあまり無いタイプですね。今回の自分の役割をシッカリ務めた感じです。

ピットとパルテナ様の会話は目まぐるしいという言葉がピッタリですね。ほんとに喋りっぱなし。いい意味で騒がしいです。プレイしているうちに、まるでテーマパークのアトラクションに乗っているような気分になりました。掛け合いもそうですし、3Dの効果もあると思うんですが、臨場感が半端ない。ものすごくキャラクターが活き活きしているんですよね。

そして出撃前にムービーを挿入するのを避けたというのも、前々から話していました。その章の目的なども、戦闘中の掛け合いで冗談も交えながら語られるので、ゲームのテンポが犠牲にされていませんし、刻々と状況も変化していくので臨場感を出すことにも貢献していますね。

 『ARおドール』についても語られました。総数は伏せられていますが、この書き方だと3桁行っていたりするのか?私が所持しているのは、ソフトに付いてきた6枚、チョコに付いてきた3枚、『Nintendo DREAM』に付いてきた16枚の計25枚です。配布方法もいろいろありますが、これも任天堂にしては珍しい展開ですよね。

てっきりARを使った要素を入れようとしたのだと思っていたので、まず「スマブラ」の『フィギュア』のような要素を入れるというアイディアが先行していて、そこに3DSにARの機能がつく事を知って、この形になったというのが意外でした。それだけかなり前から開発が始まっていたという事でしょう。なので、すぐに「おドール」とARが頭の中でガチっとハマったワケですね。

3DSのARは、たくさんの種類を認識させるのはあまり得意じゃないそうで、たくさんのARカードを認識させる事も苦労したようです。『ポケモン立体図鑑BW』のように、ただ単純に図形で認識させるのは比較的楽だと思うんですが、今回のようなカード自体に絵を載せるとなると大変なんでしょうね。技術的に不可能では無いことが分かったので、これからカードゲームにも活用できそうかな?

ARカードから飛び出すだけでも不思議な感覚で面白いんですが、シンプルながらカード同士を戦わせることも出来ます。最初からどのカードがどのカードに強いかが決まっているので、まさにジャンケンのように楽しめそうです。

 1人用モードも対戦モードも、これだけ要素が詰め込まれているので、桜井さんの言う通りユーザーごとに様々な楽しみ方が出来ますね。私も1人用も対戦も楽しんでいます。対戦は結構足を引っ張っている部分もあるんですけど(笑)、私なりに楽しんでいます。

空中戦と地上戦の試作段階の映像が見られますが、基礎的な画面構成や流れはすでに完成していて驚かされました。以前『社長が訊く「大乱闘スマッシュブラザーズX」』で、岩田社長が桜井さんをものがまったくできていないときに完成イメージが頭の中でほぼ完璧にできて動いていると評価していましたが、まさにこれを証明していますね。

3DSの開発機材ができる前から、PCやWiiで作っていたそうで、かなり先行して作られていた事が伺えます。なので、こういう指標があると開発もやりやすかったのかな。先行していた事で、逆にその作ったものを3DS上で動かすのに時間がかかってしまったそうですが、出来に関しては時間をかけただけあり、本当に丁寧に作られていました。今後も長く楽しめそうです。


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 桜井さんの次回作である、3DSとWiiUで発売される「スマブラ」最新作も楽しみです。
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「パルテナの鏡 3Dアニメーション」レビュー

2012年03月26日 21時50分30秒 | アニメ
 23日に、アニメーション制作会社『Production I.G』、『STUDIO4℃(音量注意)』、『シャフト』の3社による『新・光神話パルテナの鏡』の『オリジナル3Dアニメーション』が全て配信されました。という事で、出揃った所でまとめて感想を書いていこうと思います。

 まずは、3社の中では全3話と一番話数の多かった「Production I.G」制作のアニメ。

 ピットと冥府軍の対決を描いた王道的なストーリーにワクワクさせられました。ただ、大きな戦という事を表現したかったんだとは思うんですが、正直人間軍を出す必要性は無かったかな。3話とはいえ合計しても9分ぐらいのアニメなので、少し展開が駆け足になっていたのが残念でした。1話に関しては配信が開始された日に感想を書いたので、2話以降を中心に感想を書きます。

ファミコンの「パルテナの鏡」でも、クレジットカードが登場するような世界観ではあるんですが、パルテナ様の口から「ブログ」という言葉が出てきた時は、思わず笑ってしまいました。敵からバンバン攻撃を受けている中でも、冗談を言うパルテナ様とピットの軽いやり取りはシュールでしたね。「パルテナビジョン」の映像がファミコンを意識した映像だったのがニヤリとさせられました。

渓谷を飛んでいく場面は、3D映像の迫力を感じられましたし、迫力を出そうというのが感じられた映像でした。ここのアグレッシブなパルテナ様もゲームでのキャラを意識していていい感じ。2話の引きは、続きの気になる展開でよかったと思います。

3話ではピットとタナトスの一騎打ちを描きました。木馬内での戦いという事で、歯車が入り組んだ映像は見応えがありました。ラストに1話の最初に出てきた花を使った演出がありましたが、ベタと言えばベタですが、こう使ってくるかと意外性があって面白いと思います。敵のタナトスのキャラといい、王道なストーリーが似合っていましたね。

 続いては「STUDIO4℃」制作のアニメ。

 「Production I.G」がCGアニメだったので、通常の2Dアニメが3Dになるとどう見えるのか楽しみにしていました。正直言うと『レイトン教授と奇跡の仮面』みたいな感じになるのかと思っていたので、実際に見た時は驚かされました。あまりの奥行き&飛び出しっぷりに笑いさえ込み上げました。ただ人によっては3D度合いがキツイと感じるかも。

メデューサが主役の話だけあり、内容はシリアスでしたね。メデューサによって石化された人が崩れる場面をシッカリ描いた事でメデューサの恐ろしさを感じさせてくれました。パルテナ様も打って変わって真面目。敵のワラワラ感や、ピットがメデューサに向かっていく部分は3D効果が活きていて素晴らしかった。ここはカット割りもよかったですね。そしてメデューサの太股もよかった。

ゲームに続く話なので仕方が無いですが、ピットがメデューサに立ち向かう場面で終わりなのは消化不良に感じました。あくまでゲームの裏設定的なものを、このアニメで描いた感じなんでしょう。

 最後は「シャフト」制作のアニメ。シャフトのサイトでも大きな画像で紹介されています。

個人的にシャフトのアニメが好きなので贔屓目で見ているのかもしれませんが、ものすごく楽しませてもらいました。コミカルな作品と事前に告知されていましたが、それにしても出だしから他の2作と真逆の雰囲気なので笑ってしまいました。タイトルがファミコンの「パルテナの鏡」を意識した絵作りになっているのは感動しました。

シャフトの、手前に物を配置した引きの映像はやはり3Dと相性がいいですな。ピットとパルテナ様が会話している場面、特にパルテナ様が野菜に「リアニメーター」を垂らす部分のカット割りはシャフトだなぁ。パルテナ様の例の首の角度、シャフ度も自然に入っていました。パルテナ様の発言がいちいち天然というか、呑気で笑った。橋が壊れるシーンはよく動いていて、ここも動かす所は動かしてくるシャフトらしい場面。

パルテナ様が宙吊りになっている場面で、手前に柱を通過させてテンポを生み出す感じがまたいい。シャフト(新房)アニメは、細かくカットを割ったり、今回は使われていませんが色コマなど、映像で作り出すテンポ感が癖になるんだよな。映像でテンポを作っちゃうから『化物語』のような、ほとんど会話のみで進行するアニメも楽しく見られるんだと思います。そしてパルテナ様の腋と太股。こういうフェチ的要素も忘れないのがシャフト。

 後編はいきなりパルテナ様の入浴シーンから始まって驚きました。好き勝手やってていいですね。というか、パルテナ様がおっさん臭くて笑った。イメージ崩壊過ぎる(笑)。後編は、浴場に浮いている泡だったり、ズラッと並んでいるパルテナ親衛隊だったり、戦闘シーンなど、前編に比べると立体視を活かした画作りが目立っていました。そして後編の方がシャフトと感じるカットが多かったですね。

パルテナ様の顔に寄っていく時の独特のヌルヌル感や、建物を出ていく際の、画面の手前に配置した影など、いかにもシャフトだと感じました。そして野菜たちが合体する場面は無駄に気合いが入っていましたね。戦闘シーンもよく動いていました。噴水が吹き出す場面が、3Dの効果が活きていて地味に好きだったりします。雨の3D映像も素晴らしかった。

ラストのカボチャを被ったパルテナ様がシュールで笑った。そして引き気味のピットにも笑わせてもらいました。合計で7分ほどのアニメでしたが、シッカリとまとまっていましたし、立体視も上手く活かしていて、シナリオ的にも映像的にも大満足な出来でした。

 なんといってもスタッフクレジットで大興奮。新房昭之監督なのは発表されていましたが、その他のスタッフが気になっていた事もあり、5分ぐらいスタッフの名前を眺めながらニヤニヤしていたという。

脚本は『ぱにぽにだっしゅ!』や『それでも町は廻っている』などなどシャフトアニメとも縁の多い高山カツヒコさん。キャラクターデザインは『さよなら絶望先生』や『まりあ†ほりっく』と同じ守岡英行さん。そして絵コンテが『魔法少女まどか☆マギカ』や『電波女と青春男』など最近のシャフトアニメで名前を見かける笹木信作さん。そして演出は“おとこ祭り”こと宮本幸裕さん!!

後編には作画監督の所に『ひだまりスケッチ』のキャラデザでお馴染みの、伊藤良明さんの名前までありましたし、その他にも日比野仁さんや大原盛仁さん、江藤慎一郎さんなどシャフトアニメで見かける名前がズラッと並んでいて感涙ものです。ただ滝沢いづみさんの名前が無かったのは残念。


 まとめるとそれぞれ個性があって面白かったです。任天堂から、主役のキャラと話の大元部分を指定されていたと思うんですが、そう考えると特に「STUDIO4℃」は裏設定的な話をアニメ化したので、一番縛りが強かったんじゃないかと思いました。逆にシャフトは自由にやっているように感じました。


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 現在、シャフト以外は配信が終了してしまい見られなくなっていますが、公式サイトの情報によると再配信の予定があるそうなので、見逃してしまった方はその機会に是非ご覧ください。 
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社長が訊く「ファイアーエムブレム 覚醒」

2012年03月23日 22時18分01秒 | ゲーム
 21日に『社長が訊く「ファイアーエムブレム 覚醒」』が公開されました。

 まず初めに人数の多さにビックリ。しかし山上さんの姿を見ると安心するというか、期待が高まるなぁ。ただシリーズに長く関わっている成広さんや山上さんの関与がこれまでで一番薄いと聞いて、最初は大丈夫か心配になりましたが、重要な部分には口を出しているみたいですし、何より今作は新しさを前面に出しているので、新しい人の意見を取り入れたかったんでしょうね。

これまでも「ファイアーエムブレム」シリーズは新規にアピールするために、仲間が倒れても次のマップで復活する「カジュアルモード」を搭載したり、「マイユニット」でストーリーに入りやすくしたりと、システム面で新しい事をしてきました。今作では完全新作という事もあり、ビジュアル面からガラッと新しくして新規にアピールしたようです。

なのでキャラデザを担当したコザキさんは、それを一手に引き受けたような感じになったワケで、相当大変だったと思います。これまでもシリーズでキャラデザは変わってきましたが、今作はガラッと変わりましたからね。これが新規の人にも受け入れやすいデザインなのかは分かりませんが、個人的な最初の印象としては垢抜けたと思いました。

 そもそもの発端が山上さんからの提案というのが面白いです。「カジュアルモード」を提案したのも山上さんでしたし、この辺りの思い切りの良さはさすがだなぁ。最初は現代や火星を舞台にするなど、世界観を変える方向で模索していたようですが断念。アイディアは面白いですし、いきなりはキツイというだけで、そのうち世界観がガラッと変わったものが出てくる可能性も有り得そう。

そこから完全脱却ではなく、集大成のものを作る方向に変えたそうですが、完全脱却と集大成は全く真逆のものですし、正直なんだか妥協してしまったような残念な印象を受けたりもしたんですが、最後まで読むと、その中でビジュアル面を大きく変える事に行き着いたり、最終的にこの形に落ち着いたんだと感じられました。

そこで過去作から様々な要素を取り入れる事になりましたが、ただ要素を入れるのではなく、“キャラクターを好きになる要素”を中心にまとめていったようです。ここは1つのテーマに集約していてブレが無さそうで安心しました。このブレの無さは、スタッフの間でも1つのテーマにパワーを集中できたなど、いい方向に作用したようです。

 今作から登場する『デュアルシステム』についても説明されました。これは仲間が隣接した状態で戦闘に入ると、追加で攻撃したり、仲間が敵の攻撃を引き受けてくれたりするもの。今回の話で知ったのですが、これは敵側は使って来ないのね。一番はプレイヤーのダメージ計算を難しくしないためだと思うんですが、「絆の概念がない」と上手いこと理由をつけましたね(笑)。

しかし仲良くなって絆が強まれば、効果も大きくなっていくので、誰と誰を組ませるかを考えるのがまた楽しそうです。言ってしまえば、これまでのシリーズにあった絆支援の強化版ですから、これはキャラへの愛情が増さないワケがないですね。

そして、これまでムービーでキャラが喋る事はありましたが、今作では戦闘中にも掛け声が入るようになりました。まあムービーだけだとアイクとか主要キャラの声しか印象に残らなかったり、突然喋って声のイメージが違うと感じたりもしたので、声を付けるなら戦闘もガンガン喋っていいと思います。逆に会話場面ではフルボイスではなく、掛け声程度に留めているのも、いいサジ加減だと思いました。

 驚いたのは、今作は「スキルチェンジ」を活用する事で、際限なくキャラを育てられる所。これは「カジュアルモード」並に思い切った仕様じゃないかと思うんですがサラッと言いましたね。これまでは育てきると、結局後ろに置いて使わなくなったりしたので、とにかくキャラに愛情を注ぐことに集中できそうで嬉しい。これに「カジュアルモード」を足すと最強のキャラ愛ゲームになるな。

カジュアルモードの論争についても語られていますね。山上さんの「聞きたいなー、本音。」が意地悪っぽくて笑った。『社長が訊く「ファイアーエムブレム 新・紋章の謎』を読むと、これは相当スタッフの間でも割れた要素でしたからね。

とりあえず初期の難易度は「ノーマル」、「ハード」、「ルナティック」の3段階があるようです。一番低い難易度を「イージー」にしないのは、意地を張って高い難易度を選ぶ人がいるから。もちろん難易度「ルナティック」で「カジュアルモード」を組み合わせることも出来るので、楽しみ方は人それぞれです。私はとりあえず「ハード」かな。

 サブタイトルの案も山上さんか(笑)。しかも例えで出したものが採用されるってすごいな。このサブタイトルの変化球っぷりにも驚いたんですが、ロゴを変えてきたのも驚かされましたね。スタッフの意気込みや心機一転という感じが表されていて良かったと思います。

 現在公開されている分はここまで。続きは4月初週に公開されるようです。今回の話だけでも紆余曲折あって作られた事が伝わってきたんですが、次回からはさらにゲームの内容に踏み込んだ話が出てきそうで楽しみです。


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