産業厚生委員会視察（福井県坂井市・勝山市）

先週　水・木曜日は産業厚生常任委員会の視察で福井県坂井市・勝山市にうかがいました。
①福井県坂井市（中小企業振興について）
　坂井市では、平成２５年に中小企業振興条例を制定し（内容）、それに基づき中小企業振興基本計画を策定して政策の実施につなげておられます。（内容）
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基本の理念条例にもとづいて、地域の中小企業をしっかり支えていくという姿勢を示して、具体的な施策展開につなげていくのは重要なことだと考えます。
計画にもとづく具体的な施策展開は昨年からということで、内容についてはこれから見えてくる部分が多いように思いましたが、非常に参考になりました。

経済政策では、大企業の誘致に目が行きがちになりますが、地域の経済を支えているのは地元の中小企業なので、しっかり支えていける体制をとることが大事。
条例の内容としても議員提案になじむものだろうし（県議会でも議員提案でなされた）、今後委員会で取り組めるように提案していきたいと思う。

②福井県勝山市（福井勝山総合病院の支援について）
　福井勝山総合病院は、母体が社会保険病院ということであり、市民病院ではない。国における行政合理化の方針もあり、統廃合の対象となったが　独立行政法人　地域医療推進機構による運営に移行している。
　地理的な制約で、他地域の総合病院は遠い（車で４０分くらいか。特に福井なので雪が心配）ため、地域としても存続を要望しているとのこと。

　ただ、個人的な感想としては　市民病院ではないので、直接的な支援が難しそうであるという印象は受けた。

　病院経営的には黒字である。私がいつもブツブツ言っている午後の外来は当たり前のようにやっているし、市の国保も人間ドックに関する助成をして受診を奨励したりしている。

　・その後、勝山市の方に「かつやま恐竜の森」をご案内いただいた。
　　福井県立恐竜博物館の人気は有名であり、私も白山登山の帰りに寄らせていただいだことがある。
　　市として整備している長尾山公園の一角にあるのだが、周辺をディノパークとして整備したり、駐車場の拡張をしたりするなど、観光客の増加につなげるには　投資も欠かせないようである。


※普段私費で行っている調査と違って、公費で行っている視察なので、成果を確実に出せるように　より気合を入れてかかっていきたい。