むふふ。ブラックベリーまだあるのですよ。生クリーム系のタルトに引き続き今度は焼き菓子に挑戦だ!
たまたま図書館で借りてきた大森由紀子氏の『フランス 地方のやさしい焼き菓子』(柴田書店)に、サクランボを埋め込んだローマジパン使用のお菓子があったのでそれを参考にしてブラックベリーのケーキを作ることにしました。
マジパンを使うケーキってとてもしっとり仕上がるので好きなのです。以前作ったのは(といっても1度しか作ったことないのですが)のパン・ド・ジェーヌ・ド・アルマニャックというものでした。前回参考にしたのは『人気のケーキ―一流シェフが手ほどきする(別冊家庭画報)』(世界文化社,1996)という本です。このほかケーキの寺子屋というサイトにもパン・ド・ジェーヌのレシピがありました。
研究のため、分量を比較してみることにします。
■■ケーク・プランタジュネット風ブラックベリーケーキ
■材料
■作り方
1)卵とマジパンを指先で練り混ぜる。泡立て器では歯が立たないですが手だと体温もあって馴染みが早かったです。
2)卵液を湯煎にかけながら泡立てる。これを舐めてみてどう考えても甘さが少なかったので、大さじ2ほど砂糖を追加しました。
3)ここに粉類をふるいいれて混ぜる。溶かしバターも入れて混ぜる。
4)型に流し入れてブラックベリーを埋め込む。
(溢れそうになってあせりましたが表面張力でもちこたえました。一旦流れるととめどなく流れそうですよね)
5)170度くらいのオーブンで25~30分くらいだったかな。
6)表面にコアントローで香り付けしたシロップ(手抜きしてコアントローにお砂糖を混ぜました)を塗る。
できました~。
実はブラックベリーを埋め込んだときの台が傾いていたのです。ベリーの覗き方が場所によって異なってしまいました。
前回より浅い型で焼いたので厳密に比較は出来ませんが、前回同様にふんわり・しっとり出来上がったと思います。材料を見るとパン・ド・ジェーヌの方が卵が多めな分、よりふわふわだったような気もします。
どちらもバター少なめなのであまりもたれる感じはないです。ケーキ屋さんのフィナンシェとか、すごくおいしいのだけれど、ほんの小さいもの1つで何だかおなかが一杯になってしまったりしますが、こちらはあっさりと沢山食べられます(もっと問題かな)。
お砂糖が少なかったせいかマジパンの香りを前より強く感じました。ブラックベリーの酸味や香りとあって大人の味わいでした。
aiwhasさん、ごちそうさまでした~。珍しい素材があるとお菓子作りにも張り合いが!
また別のマジパンが冷凍庫にあります(こちらは1:1だと思う)。このタイプのケーキとってもおいしいのでまた作ろう~。
栗の渋皮煮を埋め込んだらどうかな?
あと、アーモンドクリーム代わりにタルトに詰めて、松の実を散らしたりしてもよさそう(あ、タルトに詰めると折角のバター控えめが帳消しに)。
たまたま図書館で借りてきた大森由紀子氏の『フランス 地方のやさしい焼き菓子』(柴田書店)に、サクランボを埋め込んだローマジパン使用のお菓子があったのでそれを参考にしてブラックベリーのケーキを作ることにしました。
マジパンを使うケーキってとてもしっとり仕上がるので好きなのです。以前作ったのは(といっても1度しか作ったことないのですが)のパン・ド・ジェーヌ・ド・アルマニャックというものでした。前回参考にしたのは『人気のケーキ―一流シェフが手ほどきする(別冊家庭画報)』(世界文化社,1996)という本です。このほかケーキの寺子屋というサイトにもパン・ド・ジェーヌのレシピがありました。
研究のため、分量を比較してみることにします。
■■ケーク・プランタジュネット風ブラックベリーケーキ
■材料
(参考) 『人気のケーキ』のパン・ド・ジェーヌ | (参考) ケーキの寺子屋のパン・ド・ジェーヌ | 『フランス 地方のやさしい焼き菓子』のケーク・プランタジュネット | |
材料 | 底径13cm、口径15cmの丸マンケ型ひとつ | 18cmの丸マンケ型ひとつ | 7cmのタルトレット型8個又は18cmタルト型満タン |
ローマジパン (アーモンド:砂糖=2:1を使用したが本来のレシピは1:1だと思う) | 150g | 150g | 160g |
粉砂糖 | 33g | 50g | - もとのレシピは砂糖なしだが糖分の比率がもっと高いマジパンを使用していると思われる |
卵 | 130g | 3個(約150g) | 2個(約100g) |
薄力粉 | 13g | 50g | 15g |
コーンスターチ | 13g | - | 10g |
溶かしバター | 43g | 60g | 50g |
生地の香り付け | - | グランマルニエ 大さじ1 | コアントロー 大さじ1/2 |
その他 | オレンジコンフィ1枚 | 型にはアーモンドスライスを貼り付ける | ブラックベリー適量 |
■作り方
1)卵とマジパンを指先で練り混ぜる。泡立て器では歯が立たないですが手だと体温もあって馴染みが早かったです。
2)卵液を湯煎にかけながら泡立てる。これを舐めてみてどう考えても甘さが少なかったので、大さじ2ほど砂糖を追加しました。
3)ここに粉類をふるいいれて混ぜる。溶かしバターも入れて混ぜる。
4)型に流し入れてブラックベリーを埋め込む。
(溢れそうになってあせりましたが表面張力でもちこたえました。一旦流れるととめどなく流れそうですよね)
5)170度くらいのオーブンで25~30分くらいだったかな。
6)表面にコアントローで香り付けしたシロップ(手抜きしてコアントローにお砂糖を混ぜました)を塗る。
できました~。
2007/8/23作 ケーキ
実はブラックベリーを埋め込んだときの台が傾いていたのです。ベリーの覗き方が場所によって異なってしまいました。
前回より浅い型で焼いたので厳密に比較は出来ませんが、前回同様にふんわり・しっとり出来上がったと思います。材料を見るとパン・ド・ジェーヌの方が卵が多めな分、よりふわふわだったような気もします。
どちらもバター少なめなのであまりもたれる感じはないです。ケーキ屋さんのフィナンシェとか、すごくおいしいのだけれど、ほんの小さいもの1つで何だかおなかが一杯になってしまったりしますが、こちらはあっさりと沢山食べられます(もっと問題かな)。
お砂糖が少なかったせいかマジパンの香りを前より強く感じました。ブラックベリーの酸味や香りとあって大人の味わいでした。
aiwhasさん、ごちそうさまでした~。珍しい素材があるとお菓子作りにも張り合いが!
また別のマジパンが冷凍庫にあります(こちらは1:1だと思う)。このタイプのケーキとってもおいしいのでまた作ろう~。
栗の渋皮煮を埋め込んだらどうかな?
あと、アーモンドクリーム代わりにタルトに詰めて、松の実を散らしたりしてもよさそう(あ、タルトに詰めると折角のバター控えめが帳消しに)。
こちらのブログの「研究」というスタンスが、ぐぐっとツボにはまってしまってファンになった、というサクマです。
及ばずながら、私もパンや洋裁、庭仕事をしながら、自分流ではありますが「研究、研究…」と思いつつ取り組んだりするわけです。あくまでも自分流に、ですけれども。
だから、「パンを焼くなんて、有閑マダムみたいでいいわね~」などと言われると、うーん、ほんのちょっと違うんだよなー、ケンキュウだってしてるもーん、と、お腹の中で口ごたえ(笑)。
採集&研究生活、これからもどしどしお励みくださいね
ブラックベリーって本物を見たことないのですが桑の実に似てますね。お味はどうなんでしょう?
たまにお菓子を買うときも、「研究費」と思えばちょっと奮発してもいいかな、なんて・・・。
マジパンの分量をアーモンド粉とお砂糖半々で置き換えて出来ると思います。
早く涼しくなってオーブン仕事思いっきりしたいですよね。砂漠の地面の穴に隠れているサソリみたいな気分になってきました。いつまでたっても灼熱地獄。たまにはお出かけしたいのになあ。涼しい季節、早くきて~。
桑は軸がついたままですが、これはラズベリーに似てぽろっと外れます。でもラズベリーはぷよぷよの部分だけが外れてきますが、ブラックベリーは白っぽい芯が中に残っているようです(食べても気にならない)。種はラズベリー同様やや大きめのものがあります(桑より大きい)。ジャムにする時は裏ごしした方がいいかな~と思う大きさです。
味は、甘酸っぱくておいしいですよ。
酸味はラズベリーより弱いです(熟度によるけれど)。桑ほど木の香りがしないです。ブルーベリー、紫色のブドウの皮、桑の実をあわせたような、ちょっと複雑なうまみのある味です。
ランナーで元気に繁殖していくそうなのです。どこか空き地があったら植えたいです~。
ローマジパンたっぷり使用でリッチなケーキですね~。(あーん食べてみたーい)
ブラックベリーって生より焼き菓子に使ったほうが酸味が抑えられて良いかも知れませんね。
なんて、実は今日私も生のブラックベリーを乗っけてタルトを作ってみました♪
すごく小さく作ったんですが見た目ゴージャスで感激です。
カスタードをチョコ風味にしてみたので今晩食べるのが楽しみです~。
aiwhasさんのタルト、さぞかしきりっと端正に出来たでしょうね!私のは何だか「浪人の妻」みたいに(?)やつれてしまってます・・・。
ブラックベリーって一粒飾るだけでも豪華ですよね。
オニキスやガーネットのブローチに似ています。
私はこういう風にして表を作ってルセットの比較をよくします。面白いですよね。
パート・ダマンド・クリュを使った焼き菓子は冷蔵庫で1週間以上、「大丈夫か!?」と思うくらいに寝かすと実は美味しい。勇気があったら試してみて下さい。
レシピ引用させて下さいましてありがとうございます。
1週間以上!焼き菓子とはいえいつも気がせいて(我慢できなくて?)さっさと消費してしまうのですが、このタイプは寝かせた方がいいのですね。
今度生フルーツでないものを使ったとき試してみたいと思います。つい食べてしまわないように冷蔵庫の奥に入れなくては・・・。