採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

鶴乃子

2017-05-18 | +食べるもの・お酒

ダンナサマが九州の出張に行ってきました。
帰りは福岡空港だったそうで、買ってきてくれたおみやげはこちら。
 

鶴乃子

石村萬盛堂の銘菓鶴乃子。
紙でできた卵形の箱はさわり心地がよく、上面もふっくら盛り上がっているんですよ。
(このふっくら感は創業者からのこだわりだとか) 

鶴乃子

中にはたまご~☆
包み紙は紅白ですが、中味はどれも、真っ白。
もちろん卵形で、ふわふわのマシュマロです。
マシュマロの中には黄身餡がほどよい分量、入っています。
(私は鈍くてしばらく気づきませんでしたが、卵の中には黄味があるから黄身餡なのですね。白あんにしては黄色いなー、と思ったのよね) 

石村萬盛堂は鶏卵素麺を作っている和菓子屋さんです。
沢山余る卵白の活用のため、鶏卵素麺発売の5年後、1910年に鶴乃子の原型となるお菓子を発売したのだそう。初期の頃は、卵形の紙箱は、もう少し尖った形だったようです。 


こういったマシュマロ+餡というお菓子は最近あちこちにあったりします。
類似品はここ数年のうちには食べたような気がしますが、本家は、だいぶ久しぶり(10年以上?)。

真っ白な卵形のマシュマロは、なんとも可愛らしくて、ふわふわでサラサラの食感は赤ちゃんのほっぺのよう。
ずっと、もにもにしていたいような気持ちよさです。
ぱっくり食べてみると、柔らかくて滑らかで、そして思ったより甘くない! 
ここ数年で食べたマシュマロの中でも、ピカ一の上品さです。
中にはコクのある白あんが。(→黄身餡でした) 
(創作和菓子系でよくあるような)バター風味はないものの、マシュマロ部分の味と、よく合います。
白と黄色は、まさにたまごのイメージです。(←ダンナサマに言われて漸く気づいた)

総合的に、すごく丁寧に作られていて、良くできているお菓子だな~と思いました。



実はこの鶴乃子はダンナサマの思い出のお菓子。

まだハイハイをしている位のとき、お母さんの長期入院に付き添って、自分も病院に泊まり込んだりしていたそうです(本当はダメだったところをちょっと特別に)。
可愛いぼうやは看護婦さんたちのアイドルで、それはもうちやほやしてもらったそうです。
で、お見舞いのお菓子の中で、一番のお気に入りがこの鶴乃子。
しかも楕円の箱入りがよくって、四角い箱入りのはダメだったのだそう。
ぼうやのお気に入りなので、来客のお見舞いは大抵これ。
頂くと、ぼうやがしっかり抱え込んでだいじだいじに保管。そして、お気に入りの優しい看護婦さんには、
「はい、あげる!」
と、えり好みしてプレゼントしてたとか。
(ダンナサマ自身は朧気にしか覚えていないようだけれど、お母さんによく聞かされたそうです)


思い出のお菓子なので、大人の味覚で再確認するのもためらわれて、久しく買うことはなかったとか。
今回久々に買って食べてみて、
「なんだ、美味しいじゃん」
と驚いていました。
思い出が壊れなくてよかったです。
 

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