採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

トルコのスナック

2011-04-05 | +中近東食材

中野区鷺ノ宮に、トルコ風バクラヴァのお店が出来たと、以前のブログ記事で紹介しました。

バクラバにも色々あって、シリア風、レバノン風、トルコ風など、お国柄(恐らく地方によっても色々)あるようです。
アメリカなど移民の多い国では、それぞれのお国柄のバクラバベーカリーがあるようですが、日本には(今のところ)おそらくこのトルコ風ただひとつ!

いつか行ってみなくては、と思っていたところ、先日、バクラヴァ好きのお友達が探検に!
そして、戦利品を分けて頂いてしまいました。
(poundさま、ありがとうございました!)

2011/02/16日本産トルコ菓子

これは、シリアのバクラヴァ屋さんにあるBalloriehを参考にして、予め特別に注文しておいたものだそうです。
素麺状のカダイフを2層の間にピスタチオを挟み、ローストした後にシロップをかけたもの。
シリアのものよりも大降りにカッしてあります。
挟んであるナッツが比較的細かい粉状のところがトルコ風、でしょうか。
かなり甘いですが、じゅわっと染み出すシロップが、病み付きに・・・。

2011/02/16日本産トルコのスナックボレッキ こちらはボレッキ(ボレック)という塩味スナック。
(温めなおしたので表面がちょっと焦げています)
シート状の小麦粉生地ユフカを何枚か重ねて、間にチーズや挽肉を挟んで作る、パイのようなものです。
バクラバとは違ってパリパリではなくしっとりした仕上がりになります。
むちむちとした食感が何かに似ているような。何だろう。ラザーニャ?

西洋風のパイよりも油脂分が少なく、塩味も控えめで、とっても食べやすいです。
この二切れはダンナサマと1個ずつなのだけれど、一人で両方食べたかったほど。


上のボレックは、大きく四角く作ってカットしてあるのだと思いますが、そういえばウィーンのナッシュマルクトで似たような味のものを食べたような。


ウィーンのものは、シートをまずロール状に巻き込んで、それを渦巻き状に整形して焼いてありました。

 

2005/04/27ウィーンのナッシュマルクトのボレッキ 写真出てきました。
こちら。
食べかけですみません。

焼き方なども関係してくるのかもしれませんが、中野のボレックよりも、やや薄めの生地のようにも見えます。


塩味のボレッキは、甘すぎるアラブ菓子が苦手な人でもとっても食べやすいものだと思います。
もっとあちこちで売られていていいのでは・・・。(ていうか、要するに私が食べたい)

フィロペーストリーや春巻きの皮を使って似たようなものが作れるようなので、今度挑戦してみたいです。



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■■参考情報
・トルコ食品製造販売「elit baklava(エリート バクラヴァ)」
 所在地:東京都中野区鷺ノ宮4-37-17   TEL:03-3330-7648   FAX:03-3330-7649
  <取り扱い品> ・バクラヴァ(クルミまたはピスタチオ) ・ドゥルム・バクラヴァ(クルミまたはピスタチオ) ・カダイフ ・ユフカ
・All About エリートバクラヴァの紹介
・エリートバクラヴァの「ボレッキ」は楽天のこちらでも購入できます。
・NY在住の方のブログ ボレックの作り方
・イスタンブール在住の方のブログ ボレッキの作り方 (ユフカを千切って使用)
・クックパッド 春巻きの皮使用のボレッキの作り方
・ロンドン在住の方のブログ 色々なタイプのボレッキの写真 サクサクっぽいものからムッチリしていそうなものまで色々

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