採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

タラの芽料理

2006-05-22 | +きのこ以外
この春は、タラの芽をよく食べた。

昼、ウォーキングがてら(正直にいうと、走るのをさぼって)摘んで歩いたのだ。
去年は天ぷらしか食べ方を知らなかったので、採集の情熱もそれほど沸かなかったけれど、ゆでるという調理法を知ってからは気合い倍増。
ひとにあまり知られていないMyタラの芽スポットも見つけて、圧倒的に収量が増えた。
おかげでこの時期、青菜類を買う必要がなかった。
食費節約にもなったはず(ほんとかな?)

あまりに毎日続いたので、料理法もいろいろ研究してみた。

・ゆでて醤油をまぶす。おかかをまぶしてもよい。(小さいタラの芽)
・下ゆでし、きのこ・にんにくと一緒にオリーブオイルでソテー
・下ゆでしたものをポトフ風スープに入れる
・天ぷら

お醤油まぶしが一番好き。
大木から収穫したタラの芽の場合、表面の産毛がちょっと気になるので天ぷらがあう気がする。でもそんな大きなものは滅多に手に入らない。
小さいのはゆでるのが一番。手でさわるとちょっととげが痛いかな、というものでもゆでてしまえば大丈夫。
ゆでたあとは、アスパラやほうれん草と同様に使えます。


2006/4/07 タラの芽入りスープ
巨大なタラの芽なので、姿煮風にしてみたくてスープに入れた。
が、大きいものは表面に産毛があって、少々ざらっとした舌触り。
天ぷらがよかったかなあ




2006/4/07 タラの芽ときのこソテー
全く違和感なくおいしいですよ




ところで、天ぷらをからっとさせるコツを発見しました。(というほどでもないけれど)。

天ぷらを揚げながらオーブンを160度くらいに予熱しておきます。
芋など煮えにくいものから揚げます。あとちょっと、という段階で油から上げ、新聞紙(油が染みるので都合6枚以上重ねる)に載せてオーブンに入れます。
そのほかのものも揚げ終わったら追加でオーブンの新聞紙の上にのせます。
(分量が少なければ、全部揚げ終わってからオーブンに入れる)

全部オーブンに入れて、そこらへんをちょこっと片づけたら(7~8分かな)、天ぷらの上下をひっくりかえし(紙に触れていた方が湿気ているので)、またそのとき必要に応じて新聞紙を取り替え、更に加熱し続けます。
合計して20分程度はあたため続けて大丈夫。(もし色がついてくるようだったら温度を下げて)
お芋もこの加熱で芯まで火がとおります。
(オーブンの奥の方が焦げないかようすをみてくださいね)

普通、たくさん揚げているうちに最初に揚げたものは冷めてべたっとしてきてしまいますが、このやり方だと、すべての天ぷらがあたたかく、さくっとした状態でテーブルに出すことが出来ます。

しかも油がかなり落ちているので、おなかにもたれにくく沢山食べることが出来ます。高温を維持することで油の粘度が落ちて、敷き紙にどんどん流れ落ちていくためだと思われます。

天ぷらそばも、(お湯は最初に沸かしておいて)天ぷらをオーブンに入れた状態からおそばをゆではじめれば、天ぷらはかりりと温かく、おそばはしゃきっと冷たい状態で食卓に出せます。

市販の天ぷら粉でなく小麦粉と卵でも、この方法だと十分さっくりしますよ。
おためしくださいませ。
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