採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

チョコレートタルト

2007-02-14 | +お菓子(西洋)
先日作ったマロンクリームがまだ250g位残っていたのでした。
そこであのおいしいチョコレートケーキをもう一度。
今度はタルトに詰めてみることにしました。生地はパートシュクレ。私はパートサブレよりシュクレのタルトの方が好きなのです。というか、パートサブレがいまいちうまくないんだな。

シュクレ生地はいつもこのレシピで作っています。ずっと前雑誌に載っていたもの。

■いつものパートシュクレ■
■材料(φ18cm×1、φ16cm×2)
小麦粉  240g
アーモンド粉 60g
粉砂糖    60g
バター  170g
卵    1個

分量が多いですが、卵1個使い切ってしまうためにこの量にしています。
自分でアーモンド粉を挽くとやや粗めになるため、とってもほろほろの生地になります。ほろほろだと食べるときたくさん屑が落ちるけれど、カットがしやすい気がします。

■作り方
(生地準備)
1)粉類をふるう
2)バターはさいころ状に切る
3)粉とバターをフードプロセッサに入れて粉チーズ状になるまで粉砕する。
4)卵を溶きほぐし、フードプロセッサに入れてまた攪拌する。
  ざっとまとまってきたら取り出す。
5)平らなところでフラゼする。
  プラスチックの大きいお盆の手前に粉っぽい生地をおいて、右の方から奥に向かって掌のつけ根部分で押し出すようにこすりつけています。
6)生地が均一な感じになったらカードでまとめて3つに分けて(ひとつは切り落としをあわせることを考えて小さめ)丸く整形し、ぴったりラップして冷蔵庫でねかせる(30分~一晩)。または使わない分は冷凍してしまう。
(整形・空焼き)
7)型の底面にあわせてオーブンペーパーを切る
8)ひだひだのところに指でバターを塗り、粉をはたいて冷蔵庫に入れておく。
9)ねかせた生地を丸くのばす。このとき均一な厚さにするとよい。
  (分かってるけれど、なかなかそうはいかないんですよね)
10)紙を敷いた型に敷き込む。余分は麺棒を押し転がして切る。
11)縁の生地をちょっと押し伸ばす。フォークでピケをする。  
12)まず重石を入れて空焼き。10分経ったら重石をとって更に焼く。
  この後の工程に応じて適当な色がつくまで。
  (この後水分が多いものを詰める場合、卵白を塗って乾くように焼くとよいみたいです)

チョコレート生地は前回同様fler de selさんのレシピです。
今回はコアントローに漬けたオレンジピール、サルタナをちょっぴり入れてみました。前回と同じ分量で18cmと16cmのタルトひとつずつ出来ました。

今回は焼きすぎないことが目標。シュクレ生地の内側に入っている訳だから、火の回りはやわらかなはず。レシピ通り15分焼いて、さわってみました。

つつかずにさわってみる、というのはfleur de selさんにアドバイス頂いた方法。前回はレシピの時間経った段階で楊枝でつついて、あまりに生地がべったりついてくるので怖くなって、生地が着かなくなるまで焼いたら焼きすぎてしまったのでした。

15分経過した段階でなんだかまだぷるぷる。心配であと4分ほどタイマーを延長
してはみたものの、予熱でも焼けてくるはずだし、タルトの中身だから生地が薄いのだわ、と思い至りました。あわててやっぱり取り出しました。都合2分くらいは余計に焼いたかな?


さてさて、どうでしょう。





2007/2/11作 マロンクリーム入りチョコタルト


流れるような、ではないけれど、前回よりも柔らかに焼き上がったと思います。
口に入れるととろり、とする感じ。私はこの位が好みかも。

試しに入れてみたコアントローとオレンジピールが意外と効いています。
シュクレ生地に何かスパイスを入れても面白かったかな。オレンジの皮とか。
前回のケーキのときもそうでしたが、栗の味はほとんどしない気がします。でもしっとり加減がとてもおいしいのです。
小さい方のタルトは父に送ったのだけれど、感想はどうかな?


栗の渋皮煮ならまだ沢山あるから、また作れることは作れるのだけれど・・・。
渋皮煮って、コロコロして可愛くて、よっぽどのことがない限りピュレにするには忍びないんですよね・・・・。
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5 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-02-15 09:35:31
きゃーー!限りなくおいしそうです~。
チョコケーキのレシピもリンクから見させて頂きましたが粉が全く入らないのですね!(びっくりしました!)
あ~、ものすごーく作ってみたいのですがバレンタインでお菓子を食べまくり(いったい誰のために作ったんだか)かなりキケンな状況になっているので少し我慢しなくては!(最近太ると戻らなくなりました…)
そういえば先日焼いたフォンダンショコラも竹串を刺して確認した時は中がちゃんととろ~んとしてたのに(余熱でかなり焼けるみたいで)後から割ったら中まですっかり焼けてたんです。
このお菓子も焼き加減が難しそうですね。
でも難しいお菓子って思い通り焼けたときの感激が大きいですよね!
渋皮煮、私もいつも同じ気持ちなので思わず微笑んでしまいました~。

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Unknown (aiwhas)
2007-02-15 09:37:41
ごめんなさい~。
↑のコメント私です。
名前入れるの忘れました…。
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フォンダンショコラ (●aiwhasさま~Fujika)
2007-02-16 00:03:08
フォンダンショコラは本当に中がとろんとしてないといけないですよね。竹串にたくさんついてくる状態って、結構ドキドキです。でも、ちゃんと焼かなきゃいけないケーキに限って竹串にちょっとかけらがついてくる段階でオーブンから出してしまって、やっぱり生焼け、ということになったりします。はー
渋皮煮、つやつやぴかぴかですものね~。来年、破れてしまったものは惜しまず栗ペーストにしようかな(シロップが濁ってしまうよりいいですよね☆)。
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チョコタルト (平成遊民)
2007-02-19 21:32:43
バレンタインデーのたった一つのチョコとして有難く頂きました。居合わせた友達3人にも食べてもらいました。残った部分はおばーちゃんに持っていきました。ちょうど92歳の誕生日でした。皆さんも味を褒めていました。同封してあった干し柿は友達の奥様方にお土産として持っていってもらいました。私の株も大分上がりました。味としては甘味が薄いのが好評の理由の一つでありました。私もホームページの書き始めようと思っています。
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那須牛 (●平成遊民さま~Fujika)
2007-02-20 17:12:04
お返しの那須牛、美味しく頂いてます!ダンナサマは普段私が買って帰らないランクのお肉に大喜びです。
今晩が最後、すき焼きの予定です。

お友達3人にとっても唯一のチョコレートだったのでは? オレンジ(コアントロー)風味が好みがあるかな、と心配しましたが好評でよかったです。

ホームページ、がんばって下さい!
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