採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

フルーツケーキ

2007-01-22 | +お菓子(西洋)
クリスマス、年末とばたばたしていて例年作っているフルーツケーキを作る時間がありませんでした。そうしたらRicoさんから頂いてしまったのでした。なんて幸せ。
(このケーキは勿体ないから隠しておいたら)年始に弟のお嫁さんに、「お姉さんのフルーツケーキはもうなくなっちゃいました?いつも楽しみにしているんだけれど」と嬉しいことを言ってもらったのでした。
(頂いたケーキを分けてあげなかった後ろ暗さ(!?)もあり)実家から帰ってきてからせっせと作り始めました。

ドライフルーツの洋酒漬けも使ってしまわなくてはいけないし。

我が家のフルーツ漬けにはこんなものが入っています。
●ブランデー漬け
 ・レーズン
 ・刻み生りんご(幸寿
 ・自家製干しリンゴ(記事一番下のふかふかした方)
 ・自家製晩白柚ピール
 ・トルコ産ドライあんず
 ・ドライ白いちじく
    ・・・

●コアントロー漬け
 ・サルタナ
 ・ドライパイナップル
 ・自家製干しリンゴ(記事一番下のふかふかした方)
 ・買ったオレンジピール
 ・自家製晩白柚ピール
 ・ドライ洋梨
 ・ドライ桃

ドライフルーツを買うたびに刻んで、追加していく、というゆきあたりばったり方式なのです。
だいたい冬~春には使い切るようにして、それ以降仕入れた場合は新しいびんでまた漬け始めます。


みなさん、フルーツケーキのMyレシピをお持ちではないかと思います。基本はバターケーキだと思うけれど、アーモンド粉が入るもの、小麦粉だけのもの、スパイスあり、なし、フルーツの割合などいろいろありますよね。私もいろいろな本のコピーは持っているけれど、作るのは2種類位。
1/7、その2つを作り比べてみました。そしてその反省をふまえて(あまりふまえてないけれど)14日にもまた1種類作りました。
1/7に作る2種類は、混乱しないように前日(1/6)に全ての材料を計量しておきました。

1/7作 A1/7作 B 1/14作 A’
レシピ 勝身利子氏の『とっておきのウィーン菓子』より 藤野真紀子氏のもの 勝身氏のものを適当にアレンジ
使ったフルーツ漬け コアントロー漬け ブランデー漬け ブランデー漬け
追加したフルーツ 金柑甘露煮、酸っぱいドライあんず プルーン 金柑甘露煮、酸っぱいドライあんず、プルーン
材料の特徴 ・4同割に加え、アーモンド粉が粉の0.5
・お砂糖はグラニュー糖
・スパイスなし
・全て全卵を使用
・牛乳で水分を追加
・(もとのレシピではないが)松の実と国産くるみを使用
・バター・卵・砂糖が同割。粉は1.3。
アーモンド粉がバターの1.1と、粉類がとても多い。
・ブラウンシュガー、モラセス(黒蜜で代用)を使用
・スパイス使用
・全卵と卵黄を使用
・フルーツの漬け汁で水分を追加
・国産くるみと外国産くるみを使用
・4同割に加え、アーモンド粉が粉の0.5
・お砂糖はブラウンシュガー。黒蜜を適当に加えた。
・スパイスあり
・全て全卵を使用
・フルーツ漬けの水分を切らなかったのでそれ以上の水分は追加しなかった
・外国産くるみを使用
出来上がり数量 丸形3個 大パウンド型1個、丸形1個 大パウンド型1個、小パウンド型1個

出来上がりはこちら。




2006/1/7作 フルーツケーキ




上の写真で分かると思いますが、スパイスなしの方が同じ型にほぼ同じ分量詰めたのによくふくらんでいますよね。アーモンドパウダーの量かしら。スパイスありの方はちょっとぎっちりしすぎているような気がします。そして味は、スパイスがある方が好みかなー。
という訳で、Aの配合にスパイスを足し、フルーツ漬けはブランデーの方を使って作ったのがこちら。


2006/1/14作 フルーツケーキ


フルーツ漬けにレーズンが少ない気がしたので漬けてないレーズンをもっと入れる予定が、しまった場所がわからなくなってしまって入れられなかったのでした。だから断面にレーズンがみあたりません・・・。あと、上の右のケーキと比べなんだかなまっちろい。ブラウンシュガーが足りなかったせいだな。

配合も覚えやすいし、来年はこれで行こうかな。

■今後の課題
・材料を全部計量し、翌日作業、というのはよかった。だいたいいつも作業途中で何か足りないことに気づいておたおたしてしまうのだれど、材料がそろっていると大変早い。
・丸形に作ったフルーツケーキは、私的には好みではなかった。くさび型にカットされた頂点のうすくなったところが許せない!やはり均一な厚みでカットできるパウンド型が一番。
・アーモンド粉は今回購入品(皮なし)を使ったのだけれど、自分でミルで挽くときめが粗いので、焼き上がりがもっとほろほろした感じになります。
・1/14に作った方はバターに卵を入れるとき分離しかかったようになってドキドキした。アーモンド粉を入れて水分を吸収させてなんとか防いだけれど。やはり卵ひとつを黄身2つに置き換えたほうがいいかなあ。
・粉100に対して卵が50弱、というレシピも見つけた。これなら絶対分離しないはず。面白そうだから作ってみようかな。
・フルーツ漬けがもっと多いまたは大きい方が断面がにぎやかになりそう。噛めば小さいフルーツでもそれなりに風味はあるはずなのだけれど。もうちょっと大切りにしてみようかしら。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ローマジパン入りチョコレー... | トップ | 干し芋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

+お菓子(西洋)」カテゴリの最新記事