採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

橙花水入りいちごジャム

2007-05-28 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
以前ブログのお友達のtakanokumikoさんのところでばらの香りのいちごジャムというのを拝見したのでした。
いちごジャムにローズウォーターを入れるのだそうです。

丁度そのときクローブ入りいちごジャムについて読んだところだったので、いちごジャムの香り付け、というものにとても興味を惹かれました。これまではいちごジャムにはレモン汁を入れる程度で、香り付けというバリエーションは考えてもみなかったのです。ぜひやってみなくては!

薔薇水はないけれど橙花水(オレンジフラワーウォーター)は持っているのです。
薔薇水や橙花水は香水のような香りで、食品に使うのは嫌われる場合が多いみたいだけれど、私は好きなのです。アラブ菓子にも使われます。


今年の春は巡り合わせが悪くて安いいちごにあまり出逢えず、最低でも1パック200円弱でした。まめにお店に行ったり、遠出すれば100円のもあるのですが。
それでも出逢うたび沢山買って、プレーンタイプ、クローブ入り、と試してみました。その段階でいちごのシーズンが終わりかけて、もうだめかなーと思ったところ農産物直売所で見つけました。やっぱり200円くらいしたけれど、最後のチャンスと購入。それが5/17(木)。お客さんが来る日。

5/17(木)夕方はお客さんのために炊事。夕食後、おしゃべりしながらヘタ取り(一部デザートとしてつまみ食い)。そして砂糖をまぶして冷蔵庫へ。
5/18(金)朝・夜とお客さんのために炊事。夜は私もお酒飲んだためジャム作りの集中力がなく、いちご放置。お菓子づくりのための材料計量(4種類)。
5/19(土)朝、お客さんのために炊事。
その後ようやく自分の時間。なのに何故かいちごを放置したままお菓子づくりから作業開始。お菓子に一段落してからジャム煮開始。

お客さんが1日の予定が2日になったなど色々あったものの、丸二日いちごを放置してしまうなんて! ビタミンやら失われたかも・・・。
でも放置したせいで色がすごく悪くなる、というものでもないようでした。いちごジャムは水分が多いせいでどうしても煮詰め時間が長くなって、どうやってもやや退色してしまうので(私の場合)、色的には普段と同じくらい。でした

これが野山で摘んできた桑だとこうはいかないのです。冷蔵庫に入れておいても一晩でカビがくるのです。天然酵母がいっぱい棲み着いているということかな。


いちごの水分がかなり煮詰まってから橙花水を垂らして、さらにしばらく煮立てました。
途中で試食した限りではそれほど香水っぽくもなく、ほのかに華やかな香り、という程度。私は香りが強いものは何でも好きなのだけれど、ほかの人はどうかな?


2007/5/19作 橙花水入りいちごジャム
(直売所いちご、オレンジフラワーウォーター、果糖、レモン汁)
見た目はふつうのいちごジャム



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