カラスよけネットをはったおかげで80キロ近く収穫できたMy柿ですが、さすがに剥き応えがありました。熟し具合別に大まかに分け、浅めの箱に2~3層程度になるように入れ(追熟がチェックが出来るため)、逐次剥いていきました。
無数に箱が積みあがっていて、剥いても剥いても減らないように見えます。
それでもようやく皮剥き終了。最後の方は、追熟がイマイチかなーと思いつつ、さっさと片付けたくてやっつけてしまいました。
そして剥き終わっても、まだまだ先は長かったのです。
2009/12/10 | |
2009/12/19 | |
これも同じ12/19。 |
さて、ここで柿と私に試練が。上のとっちらかった状態の4日後から1週間もの間、留守にする予定があったのです。
とりあえず干しあがりつつあるものは缶や箱にしまって寒いところに保管。それでも収まりきらないものが大量にあります。
ベランダで外気に晒したままというのはあまりにも危険。乾燥しすぎの恐れがあります。かといって、密閉するにはまだ柿に水分が多すぎ。そもそも缶も箱も尽きてしまったし・・・。
とりあえずザルにスペーサーを噛ませて積み重ね、通気性を保ちつつ乾燥しすぎにもならないように紙で包むことにしました。大きい紙って・・と探して思いついたのがカレンダー。通気性がないのがやや心配だけれど隙間をあけるようにざっくり包みました。そして、直射日光を防ぐため、アルミ蒸着シートでさらにカバー。
箱というか缶というか、それに近いような状態にしてみたつもりです。
さてこれを南側に置いたままでいいのだろうか。
室内は風も動かず気温ばかり上がるので避けたほうがいいだろうけれど・・・。
何だか疲れ果てて全くノーアイデアで、旅行出発前夜に母に電話で相談してみました(ジャムを瓶詰めしながら)。すると、やはり南側には置かないほうが、というアドバイスが。
私は過乾燥を心配していたのですが、母は暖かさによるカビを心配しているようです。
南側ベランダじゃなかったらどこに、といろいろ喋っているうちに、少しひらめいてきました。
北側玄関に置いたらいいかも。
こちらは日が当たらず、気温も南側と比べて段違い。万一雨が降ったら北風で多少吹き込む可能性はあるけれど、アルミ蒸着シートが守ってくれるはず。
南側ベランダから北側玄関に、我が家を縦断です。
コロつきの洋服かけで本当によかった。
今回は、量が多かったため皮剥きのあと湯通しをしませんでした。
綺麗に粉がついたのは、これも関係あるかな?どうかな?
湯通しすると、多少なりとも糖分が流出するけれどそれがなかったから・・?
少し湿っぽかったかなー、という位の段階で、缶にしまってしばらくおくと、しっとりしつつ粉がついた、なかなか素敵な干し柿になるのでは、というのが今年の考察です。
ただし、保管環境が年末くらいの厳しい寒さでないと心配です。
(来年も上手に作れますように)
さてさて、年末留守にするのはやっぱりやめようという反省の念とともに、大量の缶)と菓子箱(どちらも柿入り)と、ザルに乗ったままの柿と、四角く干しあがった柚子ピールを持って大晦日に実家に移動(地軸が移動してしまいそうなほどの大荷物でした)。
いよいよ巻き柿大製作。
先日掲載されていた丸いざるにぎっしりと柿が並んでいるお写真 あまり見事でしたので 勝手ながらPCの壁紙にさせて頂いております。とても暖かそうな色なので春までこれで温まらせて頂きます。
もっと綺麗な写真を撮れるように頑張ります。
干し柿は、本当にほっこりあたたまる色ですよね。毎年作りながらしみじみ感動しています。感動のあまり写真撮り忘れることもしばし。とりあえずカメラをその辺に出しておくのがポイントかなあ。
柿を愛するFujikaさんの細やかな工夫、参考になります。
でも、人間として、カラスに負ける訳には、と去年の悔しさをばねについ頑張ってしまいました。
やはり例年になく分量が多く、未作業の柿が無限に沸いてくる感じでした。
年末の旅行さえなかったら、色々な点でかなり楽だったような気がします。
少なくとも夜くらいはダンナと久々にのんびりということだけを目的にしていたのに、結局ほとんどそういう時間はなかったので(ダンナだけ飲み会とか)、やっぱり行かなくてもよかったかも、と後から思ったのでした。