hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

自民の野党、隠れ自民化!

2015-11-24 03:58:00 | 日記
この手法は昔から政界には存在していました。
政界だけではありません。

昔、労働組合が強固であった時、経営者側が苦肉の策として、労働組合幹部を経営者側の一部に巻き込んで弱体化を図りました。

それ以降、瞬く間に、労働組合が弱体化し、労働者の地位も低下し、労働者の労働条件は悪化の一途を辿りました。

このように、闘いの相手を味方に引き入れて、闘い相手を弱体化する作戦は、闘いの常套手段になったのです。

現在の政治社会では、野党の半分が隠れ自民の状態です。 昔の野党、社会党は解党寸前ですし、民主党はと言えば、政権交代の失敗で完全に死に体状態です。
一旦、離れた民意は容易に戻ることはありません。 表面上、野党になった渡辺善美や平沼と言った御仁は、ほぼ自民です。

つまり、政権側には、都合の良い組織化です。
国全体を見ても、公務員の名の人員を減らしても、関連団体や予算の使い方で関連会社や下部組織を増やせば、影響力は増えます。

つまり国家寄りの人員を増やせば増やすほど、体制は維持出来る訳です。

こういった組織作りこそ、一部の権益を守る為に大きな貢献をしてくれます。選挙でも有利に働いてくれるし、反乱分士を抑えてくれます。

国を統治する者にとって、安泰こそ重要ですが、問題は安泰や平穏を重視するあまりに、発展や成長を疎かにしてしまう危険性です。

何事も程々であるべきです。 政治の世界でも安泰ばかりを追求していれば組織は疲弊します。

国や国民の未來を思えば、村社会のままでは国は滅びます。
世界は日々、進化しているからです。

靖国への仕掛けは、単なる悪戯?

2015-11-24 01:29:46 | 日記
爆発物の規模からして、テロというような、大袈裟なものとは思えません。 しかし、この傾向は、世界に拡がる、恐怖社会への入口でしょう!

満たされし者と満たされざる者の格差への不満です。恐怖社会の根底には耐えず、不満の鬱積があります。

不満に対する反発エネルギーの鬱積は、限度を越えれば沸騰します。

この沸点の境目を見間違えば、暴動、反乱、テロと変わるのです。

日本政府も与党も、国民の不満の程度が理解出来ていません。
ところが、この流れは容易に変わりません。

中東やヨーロッパで起きているテロとの戦争でも、各国の首脳達は、ここまで来ても流れを止めることが出来ず、それぞれの国に火の粉を浴びて尚、油を注ぐ状態です。

ところが、貧乏クジを引くのは指導者達では、ありませんから、彼等は他人事のような対応しか出来ません。
誰を悪者に仕立て上げるかに必死です。 結局は、テロを悪者として恐怖社会を形成するしか能がないのでしょう!

資本主義社会の夢を売り、恐怖を焚き付けて商売を拡げ利益を最優先する社会構造の構築です。

民主の名の下に、自由だ、競走だと何よりも金儲けを第一に考える社会です。
この金儲けを優先する考え方への反動が満たされない者の不満となり、鬱積が続くと、反動から混乱、デモ、動乱と発展します。

現代では、これにテロが加わってヨーロッパのような症状になります。

日本にテロが頻繁に起きて欲しいとは、思いませんが、今のような一部に権益ばかりが偏る社会は好ましくありません。

行き過ぎれば必ず是正されるべきですし、誰の意志でなく、必ず是正されます。それが社会と言うものですし、世界です。
今の世界を御覧なさい!
明らかに、民主主義社会が是正される姿です。
先進国も発展途上国も、違った意味で、民主主義を修正している現状です。

民主主義を見誤り、現状を見失う世界の要人達が民衆を益々、混乱の中に引き摺り込んでいます。

靖国神社に限らず、不満の捌け口として日本中が狙われる時期に来ています。ある意味、ここが始まりです。

この危ない状態は、遠ざかることは、ありません。 国を率いる者達が本当に国民の安全、安心を考えるなら、現状の在り方を変えない限り危ない社会が続きます。

国民の努力が報われる社会です。 一部の人間に不当に権益が集中する社会では、いつまでも社会は安泰しません。