余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

久しぶりの横浜

2017-04-04 | ドライブ・たび
  3月初め、母の23回忌の法要があり、久しぶりに横浜に行ってきました。
  新山口まで行くのに今回初めて、宇部空港まで車で行き、空港から直通の特急バスで行ってみた。 空港の駐車料金は無料だし、宇部市営バスは70歳以上「高齢者優待乗車証」がありどこまで行っても100円(^^。 おかげで新山口まで、車の運転てどきどきしなくて済んだ・・・

10:30 新山口発 のぞみ160号での一人旅

14:44 新横浜に着くまでぼんやり車窓を うれしいことにいいお天気!
気持のいい青空に、不思議にとけこんでいる無数の電線
もはや同化してしまってるようだ・・・なんてぼんやり思いながら・・・

隣りの席に乗り込んでくる人もなく、窮屈な思いをしないですんだ



  まず「横浜市歴史博物館」と「大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡公園」 へ
  15時前に新横浜につき、そのまま弟の車のナビ頼りで行った 横浜市歴史博物館 には、原始Ⅰから始まり原始Ⅱ、古代と続き近現代までの6つの部屋に歴史が展示されていました。
  本物の石器などはほかでも見たことはありますが、そのそばに 「石の斧でこんな風に皮をはいでいました」 という映像もあり、氷河時代の環境の中で石器を用いていた人々の素朴な生活の様子が想像でき、興味深く親しみが持てました。 もっとゆっくり見てみたい歴史館だったのですが、17時閉館まで駆け足状態だったのが残念 (><;

  歴史博物館に隣接して 大塚・歳勝土遺跡公園 があり、 博物館を通り抜けて行くことになります。
大塚遺跡  (約2000年前の弥生時代のムラの跡)
 
初心に引き戻してもらえるようで、私はこういう公園が嫌いではない。 行ってみたいところの一つに揚げていたら、さっそく連れて行ってもらえました。
九州佐賀県の 「吉野ヶ里遺跡」 にも3回行ったかナ(^^? 浸ってるだけで、ほとんど覚えてはいないんですけど・・・ネ
竪穴式住居、これで生活していた のに・・・・ 子供のころにはなかった、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、車・・・いつの間にかあるのが当然のようになってしまった。 どれか外せるか・・ 便利に使うことは悪いことではない・・・
でも、莫大な負担を伴う原子力発電はどうなんだろう・・・少しは我慢を出しあう歴史も交えていって 「自然」 に折り合いをつけた方がいいのではないだろうか・・・などとうろうろ思考の時間となります(^^。

  来てみると、同じ遺跡なのに吉野ヶ里とは大違いなことが一つ! ビル建ち並ぶ街中にあるのです!!(横浜なんだから当然ですか??) これだけの広さ、押し寄せる街並みによく飲み込まれずに残せたものと思いました。

竪穴住居跡(発掘調査時の姿)
竪穴住居の中で  
  子供たちが遊びまわっていました。  歳勝土(さいかちど)遺跡公園では  方形周溝墓の埋葬当時を復元した姿  
奥まで行くと、移築された江戸時代の民家都筑民家園(つづきみんかえん)
 があり、上から覗いてみただけですが、軒に吊るし雛が飾ってあるのが見えました。

帰り道にある、 展望台から東京スカイツリーや富士山が眺望できる
という 県立 四季の森公園 に寄りましたが、

ここも17時までで、閉まっていて車が入れませんでした・・・次の機会に(^^?



  次の日は母の23回忌の法要、5年前に宗像大島から弟の居る横浜にお墓を移して以来、ハマっ子の甥っ子姪っ子も勢ぞろいする。 13:30 にはお斎も済ませて、ディズニーランドに行くという京都の姪っ子たちと別れ、大阪から来ていた妹親子も一緒に、弟の後ろを 
電車でぶらぶら移動。
途中、SOTETSU横浜駅  で乗換え

上を走ってる高架はたぶん首都高速、その下の川や大きな道路の上を歩いて横切ったり・・・ してると 横浜人形の家 というのがあり 入ってみた。
 (全館 撮影可)
こんな感じで世界中の 
人形が 集められていて、わが山口県の人形としては大内人形が飾られて 
いました。
「なんと木彫りです」とある 平田郷陽の 創作人形「粧ひ」(よそおい)

さすが人間国宝、とても木彫りには見えないきめ細やかさ!!

青い目の人形  に見送られて 山下公園へ 

この山下公園からは、一度経験したかった シーバス(水上バス) に乗り、

ベイブリッジをふわふわ海から眺めながら、横浜港内を 10分
 赤レンガ倉庫で下船し少しぶらぶら。 
 赤レンガ広場はテントが張られナニかのイヴェント・・・(パンのフェス?) でにぎわっていました。
お土産を買うという妹に付き合って倉庫の中を少し見て歩き、再びシーバスで終点 横浜東口 まで。 
灯がともりはじめたベイクォーター!

なんだかわくわくする曲線・・・を横目に 再び SOTETSU横浜駅から家路へ

妹たちは大阪へ戻り、私はもう一泊・・・




2泊3日の3日目、帰りの新幹線の時間までの  半日を弟の車で待望の(^^? マリンタワー、大桟橋 をまわり、最後にそごう美術館で 「絵画の潮流展」を観るというおまけつきで!!

マリンタワーから
眼下には山下公園、右手を走ってるのが 首都高速狩場線 か?


右手、山下埠頭の向こうにはベイブリッジが見えるはずですが・・・
春霞・昼霞でかすかでした、残念   このはるか向こうに
東京スカイツリーも見える! らしい・・・ お天気がよければですが

左手には 日本郵船氷川丸、次の小さ~いのが昨日乗ったシーバス
その隣の白っぽい船が おしゃれな極上クルージングのできる
という マリーン ルージュ と並んでいます。

氷川丸を右手に、北西、赤レンガ倉庫、コスモワールド方面を臨む


アップしてみると、赤レンガ倉庫 の手前に今から行く 大桟橋

360度眺めることができるのですが、霞んでるし、
自分の見覚えのある 海側しか写真撮っていませんねぇ ><;
展望室の床の一部に下が  こんなふうに見えるようになっているところがあり、マリンタワーの足元が見えます こわこわ~~




横浜港大さん橋国際客船ターミナル 通称「大桟橋(おおさんばし)」


  大桟橋(長さ430m)は、世界各国のクルーズ船が寄港する世界でも有数の客船ターミナルだそうですが、それはまるで海にせり出した公園のようです。
この日はしっとり霞んでいてムード満点に(^^? 春の雨までぴらぴら・・・ということで人影はほとんどありませんでしたが、そんな 「・・・大桟橋に春の雨・・・」 な気分を堪能することができました(^^!

 春旅を大桟橋で締めくくる 


大桟橋の流線型が くじら を想像させることから、
くじらのせなか」と名付けられたとか・・・ということは中は「くじらのおなか
私には、黒々としたとてつもなく巨大な 船にも思えました。

胎内? から はるか差込む光をめざして!!

1階の駐車場から 上に出る スロープ すべて木製の床張り

大きな折り紙で丁寧におられた ジャバラ のような階段、
その向こうから 傘をさした人影は 急ぐでもなく・・・


この大桟橋から 横浜三塔 と言われている
キング(神奈川県庁)、クイーン(横浜税関)、ジャック(開港記念会館) の
三つの塔が見えるらしいというので探しました。

あれ↓と あれ↓と あれ↓ らしいけど、霞んでるので止めときましょう(^^


屋上デッキには天然芝の緑地スペースが設けられているそうですが、雨の中、屋根のないところには行きませんでした(><; 次回はぜひ・・・

2階は 出入国ロビー  と CIQプラザ(空港のように、外国客船の入出港時に税関・出入国管理・検疫を行う施設) です。  出入国ロビーには椅子がずらり、ガラス張りのエレベーター 


待合スペースの奥が ショップコーナーとなっていましたが、人影が少ないので行くのは遠慮しときました (^^;  

大桟橋からの 赤レンガ倉庫もランドマークタワーも 霞んでますねぇ・・


この大桟橋や大塚・歳勝土遺跡公園で、吟行をしたというブログ記事をどこかで読みましたが、大桟橋も遺跡公園も撮影会や吟行会、俳句なんていくつでも詠めそうな?^^? いい雰囲気でした。



最後は弟がチケットを用意してくれていた 「絵画の潮流展


  「明治から昭和の日本画と洋画」 ということで、以前にも観たことのある 横山大観、東山魁夷、平山郁夫などの作品をはじめ、小磯良平、向井潤吉など60点、 駆け足でしたが幅広い作品を楽しむことが出来ました。 

印象に残った作品の一つをパンフレットの中から選ぶと、パノラマ写真のような 高橋由一「江ノ島図」 だったでしょうか。
思いがけなかった絵画展に得した気分・・・のまま、帰りの新幹線に乗り込み、横浜の旅を終えました・・・最後に焼売弁当を買って(^^♪

赤レンガ倉庫、山下公園は初めてではありませんでしたが、
ほかは初めての横浜・・・ また何度でも行ってみたい魅力の 横浜です。
次には、スケッチをし、句をひねるぐらいのペースで・・・・行きたい

ちょこっと横浜! (2:57)