すっかり放置荒れ地の庭。
昨夏 草木の茂るころには背丈で負けて、生きているのやら、と見当たらない状態だったが、
何とか生きていた。
花茎が短くて地面に伏すように一輪だけ咲いている。
冬に葉がみんな凍みてしまって、もう死んでしまったかと思っていたが、
枯れた葉の中から花茎が伸びてきて、花が咲いていた。
この年度末は子供たちがほんとうに大変で、
とはいえ新年度に入るときには否応なしに何がしかの決着というものが
ついたことになったわけだが、
そこに至る過程でわたしはずいぶん疲弊した。
未だわたしの気持ちが切り替わりきらず、どこか引きずっている。
本人には言わないけれど、親として敗北感とか後悔とか、ダメージが続く。
はっきりいえば、わたしの子育ては間違っていたかも、という思い。
新年度で仕切り直して子供たちの方が乗り越えているように見えるし、
わたしもさっさと晴れやかな気持ちにしなければ。
そして言い訳ばかりせず手を動かしてものを生み出さねば。
てな感じがよく出ている庭だよ。 やれやれ