奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その311)

2017-07-01 08:26:43 | 奈良・不比等
近鉄奈良線沿線の学園前駅より直ぐ南に接する地域にある代表的な住宅地・学園南でも空家が目に付くと新聞に載っていた。蛙股池(かえるまたいけ)の周辺には、大和文華館や中野美術館が有り、学園前駅に歩いて出掛けられる住宅地として今でも最高級の住宅地には変わりがない。しかし、住民の高齢化とリタイアされた後に其の子弟が同居する事は無く大きな敷地のお宅が老々介護を避けるために介護施設に入居の後は住む人も無く年に何度か庭の手入れの人が訪れるのみとなっている処が既に多く見受けられる。それも親世代が他界すると子供達は相続のため手放そうとするが大きな敷地のままでは売却がし難いので分割して建売住宅地として売り出されている処もある。-----
近鉄奈良線の学園前駅界隈にしても駅徒歩30分以内のゾーンであれば何とか買い手も付くだろうが、それでも取材記者の記事を読むと現地の様子は寂(さび)れて見えるそうだ。------
日本の経済発展期に京阪神へ通うサラリーマンのために開発されたこのような私鉄沿線住宅地は今や人口減少の影響を受けて、買い物など生活の利便性が失われてしまっている。自家用車を運転できなければ買い物も病院通いも出来ず、老人になると運転免許の返上まで求められる始末である。これでは学園南のような駅徒歩30分地域くらいしか存続は出来ないのだろうと考えられるが、この徒歩圏30分地域においてさえ田舎の過疎化の様な人口減少がじわじわと迫って来ているのであると記事には書かれている。------
学園南の様な数百坪を超える規模の住宅地の並ぶ処でも既に高齢者は住み続けられなくなって来ているのだ。奈良県の在来の郡部・旧村地域のように農業を今でも続けている40万人の地域では地縁社会が残っているので未だマシだろうが、このような京阪神へ通う100万人のサラリーマンの住むベッドタウンは元々の開発計画に世代を超えた街の永続性が組み込まれていなかったと断ぜざるを得ない。
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