奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その282)

2017-06-02 09:11:38 | 奈良・不比等
「世界大変動と日本の復活~竹中教授の2020年・日本大変換プラン(竹中平蔵著・講談社α新書2016刊)」を読んだ。------
グローバル化は長期的には避けられないし、イノベーションによる経済発展が無ければその国は衰退してしまうと述べている。竹中平蔵氏のイノベーションとは規制改革もその範疇に入るかのようにお考えのようであり、理系ではない経済学者的な発想からするとイノベーションは科学技術分野に限る必要はないのだとか。道理で規制緩和を大仰(おおぎょう)に進める方だなと思っていたが、どうやらイノベーションの定義が異なるのではないかと思い至った。規制改革でイノベーションが達成出来るのなら世話は無い。------
また、経済変動の煽(あお)りを受ける人のためのセイフティネットは必要であると述べているが、規制緩和とセットでセイフティネットも用意するとの発想は無いようであり、不具合が生じた段階で誰かが考えれば良いという消極的なものである。------
一方、イノベーションが自然科学・技術分野なくても効用はあると云いながらイノベーターの例として挙げている人物は「スティーブ・ジョブズ」であったり、「本田宗一郎」・「孫正義」である。イノベーションの定義が科学技術に依ることを竹中平蔵氏は知っていて社会人文分野の改革でも同様の効果を上げられると拡大解釈をなさっているようだ。-----
竹中平蔵氏とご同窓の松本正義(住友電工)氏が今年(平成29年)関経連の会長に就任された。一橋大学は時々遣り手の秀才を社会に送り出してくるようだ。唯、松本正義氏は自動車の電気配線を纏めたワイヤーハーネスを住友電工の主力商品に育て上げた人物であり、科学技術の大切さをご存じであるに違いない。
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