奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その318)

2017-07-08 08:52:26 | 奈良・不比等
歴史ファンタジー小説・北円堂の秘密

山中伸弥・羽生善治・是枝裕和・山極壽一の4人との個別対談形式の本「僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう(永田和宏著・文春新書2017刊)」を読んだ。------
永田和宏(1947生れ)氏は、京大(理学部)卒にて現在、京産大蛋白研所長をされている。“物理の落ち零(こぼ)れ”と自称されているが今も意気盛んのようで、京産大生を鼓舞(こぶ)する為に50周年にお呼びした上記4人の講演並びに著者との対談を紙上再現本として出版されたのだそうだ。------
山中伸弥(1962生れ)氏は、ノーベル賞に至るまでの飾らない話をなさっている。研究医を目指されたきっかけは父君が輸血による肝炎発症が原因で50歳代にて他界されたことだそうであった。羽生善治(1970生れ)氏は、7冠王の話など勝負の世界の厳しさについて名人なればこその迷いを話されていたが常人には理解を超えている気がした。是枝裕和(1962生れ)氏は映画監督として制作現場の話を淡々とされていたようだが、芸術家肌の人の話はこれも常人には理解が出来ないところが多い。山極壽一(1952生れ)氏は京大総長でゴリラ研究の世界的権威であるが、同じく京大卒の著者である永田和宏氏と較べると山極壽一先生は登り詰めた方特有の自信にあふれておられるように感じられた。永田和宏氏と対談が噛み合っていない気がしたのは、この山極壽一氏と羽生善治氏の二人が特に顕著であった。山中伸弥氏は研究チームを率いておられるだけあって対談も面白かった。是枝裕和氏は映画の宣伝もあるのか相手に合わせておられるところも見受けられた。------
天才に近付くには天才の驥尾(きび)に触れるのが一番だとかいうけれども常人に分かるようなヒントを貰えると期待するのは無駄なようで、この本を読んでもよく分からないところだ。一番その事を知っているのが著者(物理の落ち零れ)の永田和宏氏ではないかと思うが如何。
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