奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その295)

2017-06-15 00:04:49 | 奈良・不比等
「文脈力こそが知性である(齋藤孝著・角川新書2017刊)」を読んだ。齋藤孝(さいとうたかし1960年生れ)氏は東大(法学部)卒で大学院では教育学を専攻され現・明治大学(文学部)教授である。「文脈力こそが知性である」の最終章には赤裸々な自身の身の処し方を披歴している。法学部なのに裁判官になる夢を方向転換し、「卯建・梲(うだつ)」の上がらない20歳代を送り33歳となって漸く明治大学に正規(専任講師)のポストを得たのだそうである。傲岸不遜(ごうがんふそん)なこれまでの考え方を変えて不機嫌そうな雰囲気を封印し、「発想を変え、態度を変え、私は必死に就職先を探しました。」-------
TVにも屡(しばしば)登場される有名教授となられてからしか知らなかった者にとっては、過去の齋藤孝氏の悩みの時代は想像も付かなかったが、今では学究的な偏狭さは微塵(みじん)も感じさせず、コミュニケーションの流れに沿った的確なコメントを発し続けておられる。-------
「文脈力こそが知性である」のラストには「漫画家・赤塚不二夫あかつかふじお」の弔辞を読んだ「タモリ」が「私もあなたの数多くの作品の一つです」と、タモリ自身が赤塚不二夫により見出されたことを披歴している。-------
「文脈力こそが知性である」の肝(きも)は、結局は「人との出会いが人生を広げてくれる」のである。人との出会いとは互いの文脈同士が触れ合うことです。相手と自分の文脈がどう絡み合っていくのか、これこそが一番大切でありそれに備えて文脈力を高めておくことは大切であると述べている。
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