奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その350)

2017-08-09 01:25:09 | 奈良・不比等
歴史ファンタジー小説・北円堂の秘密
「興福寺・北円堂を知らずして古都奈良の歴史は語れない。」

「他人の壁~唯脳論&仏教心理学が教える気づきの本質(養老孟司・名越康文共著・SB新書2017刊)」を読んだ。養老孟司(ようろうたけし1937生れ)氏と名越康文(なこしやすふみ1960生れ)氏の対談本であるが、会話は殆ど噛み合っていない。しかし、冒頭で養老孟司先生曰く、目上の者が分かった素振りをすることも大切であると仰っている通り、名越康文氏の独り善がりな面もあるが、終始、養老孟司先生の釈迦並みの対機説法でレベルはいつものシリーズよりも低かったが読者には分かり易かったかもしれない。------
養老孟司先生が持ち出した自分と云う人生の作品を完成せよ、例えば比叡山の千日回峰行の阿闍梨のようにと云えば、名越康文氏は反論するかのように、市井で困っている人を救うのが真言密教では本当の修行であると云っていると方便の重要性を説いていた。養老孟司先生はここでも聞き流されていた。------
名越康文氏が仏教心理学を唱えても、養老孟司氏の唯脳論は南都仏教の法相唯識とほぼ同等とも云える内容と奇(き)しくもなっており、仏教の理解も養老孟司先生の方が上であるが、先生はそれをおくびにも出さないのが素晴らしかった。

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