「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

二人でマルカン、一人でブラリ

2017-05-21 21:42:26 | 地域

アメダスでは最高気温が29.8℃になった本日の遠野、流石に半袖でした。

 

あちらこちらでは田植です。

 

(写真とは関係ありませんが)姫猫さんも昨日は田植だったのではないでしょうか。

 

そんな昨日、あまりに天気がいいので時々愛妻と二人でマルカン大食堂へ。

二人でひとつのソフトを食べ、ラーメンとカツ重を御馳走になりました。

(青天の霹靂とは、まさにこのようなことを云うのかもしれません。笑)

 

こんな処でも、予想通りにやらかしてくれました!

エレベーターに乗り、押したボタンが「ようこそマルカンビル大食堂へ」

「6」を押さないのは、流石です!笑

 

そして、今日は、

 

お昼過ぎの少しの間、撮り鉄

 

そこから見える鍋倉山では釜石自動車道のトンネル工事が進んでいました。

そばにある五百羅漢もびっくりしていることでしょう!笑

 

さて、前回、シシ踊りの歌詞で「つばくろ」を取り上げたのですが、

何団体かの歌詞を眺めていて気がついたことが、また、ありました。笑

綾織しし踊りでは、

「つばくらは船のど中に巣をかけて、ゆらりゆらりまわれ小拍子、あれや小拍子」

と紹介しましたが、小友町のいずれの団体かわかりませんが、

「つばくらは船のど中に巣をかけて、ゆらりゆらりゆれや小拍子、小拍子」

となっており、他の歌詞もかなりの類似点が見られます。

 

手元にある昭和32年に記された綾織しし踊りの書き物のコピーには、

中宿の神成家の先祖が、宮城県栗原郡金成町のしし踊りを導入したものだとありました。

また、この度、遠野文化財研究センターから発刊された

「上閉伊西部教育資料 郷土のすがた」(昭和27年発刊の復刻版?)を見ると、

言い伝えによれば往時中宿の長助なる者が、小友村に働きに行き、習い覚えて来たものとありました。

5年間で変っています。

金成説の基本には、宝徳2年(1450)、太田道灌が江戸城を築く以前の時代に

葛西一族の金成政美が綾織の谷地舘を一時、襲撃したという出来事があるものと思われますが、

襲撃した側の武士がそのまま綾織に居住したという言伝えも無く、

また、襲撃した側の郷土芸能を伝承し続けることには難があることと、

隣接する小友の歌詞との類似性から、私は、小友伝承説を採りたいと思います。

その後の綾織しし踊りは、村内に何カ所かあった踊りがひとつになり、独自のスタイルを築くに至る

ということになりそうです。

最初の田植風景が綾織町だったこともあり、雑感として取り上げた次第です。笑

 

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つばくろう

2017-05-15 00:14:53 | 郷土芸能

電話も鳴らない、天気も悪い、あげくの果てに郷土芸能も無いときたもんだ!

こんな貴重な日曜は、少しばかり外へ出て、後は籠るに限ります。

 

(我が家のクマガイソウもやっと咲きました)

 

連休中、遠野座で撮影中、足が攣った事件がありましたが、

その晩に頂いた土淵鹿踊り唄の巻佐々木信吉資料に目を通していると

「つばくら」という言葉が出てきました。

(伝統芸能の歌詞には訛ったものや意味不明となったものも多く、口伝されたものを文章化し続けた結果

唄の内容が理解不能になっている場合があるようです。)

上記の歌詞は、

つばくらは親に不幸な鳥なれや 稲穂をまくらに土をえんづくに

 

もうひとつ土淵に関係する踊太夫野崎五郎の唄本(明治43年写し)には、

つばくろは親に不孝の鳥なれば稲穂枕に土をえじきに

となり、「つばくら」は「つばくろ」に、「えんづく」は「えじきに」になっています。

「つばくら」・「つばくろ」は鳥だとわかりますが、

「えんづく」・「えじき」共、文章上、どういう意味のものかは、わかりません。

なんとなく、何かが訛った言葉に感じます。笑

 

(遠野ものがたりの館そばではサクラの仲間が、まだ咲いています)

 

そこで、「遠野の民俗芸能シシ・シカ・ゴンゲン」にある「海上 鹿踊濫觴巻」を見ると

津ばくらは親に不孝の鳥なれや 稲穂を枕に土をえじきに

ここでは「つばくら」が「津ばくら」に、「えんづく」が「えじき」に。

 

(我が家の西洋の花っこ 笑)

 

次に、青笹しし踊りの資料を見ると

つばくらは四国西国廻れ共 是の御庭で羽をよどめろ

となり、異なった踊りでの歌詞に感じます。

これと似たものが太鼓系シシ踊りの涌水鹿踊にあり、

つばくろは四国西国めぐり来て これの御庭で羽を休めろ

と腰休唄にあります。

 

さらに綾織しし踊りでは、

つばくらは船のど中に巣をかけて ゆらりゆらりとまわれ小拍子 ゆられ小拍子

と、「つばくら」以外は全く内容が変わります。

小友系、上郷系、附馬牛系では、どう唄われているのでしょうか?

非常に興味のあるところです。笑

 

この「つばくら」・「つばくろ」なるもの、関東三匹獅子舞の歌詞にも見られるようで

要するに、「つばくら」は「つばくろう」の事で、「つばめ(燕)」を指すようです。

てっきり、東北訛りか方言だと思っていました。笑

 

(飽きもせず、誰もいない黄色い処で・・・笑)

 

訛・方言と云えば、

連休中に葬祭幹事長主催の「ホルモン鍋の会」があり、行かないと何を云われるのかわからないので、

アルコール無しでお付き合いしたのですが、

「ごんど」という言葉で一部の人が盛り上がっていました。(私には意味不明でしたが)

「ごんど」は農作業の時に出てくるわら屑のことなそうです。

作業が終わった時に衣服に着いたこのわら屑を払うことを

「ごんど払い」といい、転じて「どんど、はれ!」となったそうです。

なるほど、爺さん・婆さんが農作業をしながら、孫に昔話を聞かせ、

その作業の終わりが話の終わりとなり、「どんど、はれ!」となる訳です。

 

今宵は、全く、まとまりのない話でしたが、私も、眠いので「どんど、はれ!」です。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017 大出早池峰神楽 in 遠野座

2017-05-13 16:49:03 | 郷土芸能

時々愛妻は仕事関係のイベントで朝早く出かけたようですが、

たぬきは全く気付かず、ゆっくりと春眠を楽しみました。

本当のところは疲労がぬけず、起きられなかったのですが・・・

天気が悪いと、いつもこの調子なのは、やはり、歳なのかなあ~(-_-;)

 

お昼近く、案内所に顔を出すと、どこからか太鼓の音

SL銀河のお出迎えに、シシ踊りが出ているようでしたが、流石に今日は出撃できず・・・

その代わりにと云ってはなんですが、黄色い絨毯の場所に行ってみると十数人の撮り鉄さん

仲間に入れてもらいました!笑

 

と、長い、長い前置きをして、連休最後の遠野座です。

 

GWも明日で終わりの土曜日なので、遠くからのお客さんは少ないだろうと思っていましたが、

開演時間には満員御礼

大出早池峰神楽の千葉さんの挨拶で始まりです。

 

四人鶏舞

 

二人が黒留袖で、後の二人は柄の着いた襦袢

(着物の呼び名がよくわかりませんが・・・汗)

 

 

いつも思うのが、襦袢で踊るのはなぜなんだろう?と・・・

山伏が其々集まってきて一座を組み、宿となる家の座敷で舞う際、

興に乗ってその家の奥さんの襦袢を借りて踊ってみせたのか?などと空想たくましく・・・笑

 

翁舞

 

大出早池峰神楽は他の山伏神楽に比べ、テンポが遅くどっしりとした感じを受けるのですが、

この日は、翁舞だったせいか、この辺りからは会場の雰囲気が変わります。

 

下舞い

 

だんだんと神が降臨してきたような・・・神がかってきたような・・・

 

これは大出早池峯神社の宵宮でも感じられますが、ここの神楽のテンポがそう感じさせるのかもしれません。

 

この後、お客さんの頭をカミカミし、

 

大トリ

 

今年4歳になる子の一人舞台デビューです!

 

会長との歳の差80歳

拙ブログで何度か記していますが、7月17日の宵宮にも、きっと舞う姿が見られるでしょう。

 

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2017 湧水神楽 in 遠野座

2017-05-12 00:03:47 | 郷土芸能

おととい、昨日と時々雨模様となった遠野です。

まだ、早瀬河川敷には自衛隊のヘリコプターの姿がありますが、釜石市の林野火災も落ち着いてきたようです。

 

天の恵みである雨で、遠野盆地の樹々も一斉に花咲き、個人的には一番好きな季節です。

黄色い絨毯も見られ、SL銀河撮影には、これまた良いのではないでしょうか。

 

さて、もう少しでGWが終わって一週間となりますが、まだ、連休中の話題です。笑

 

5月5日の子供やぶさめが終わった晩は、遠野ぶれんど山猫さん迎撃の会でしたが、

連休中の神楽in遠野座皆勤中ということで、途中抜け出して出撃です。

 

この日は遠野市宮守町達曽部の湧水神楽さん

 

八幡舞

 

ちゃんと撮れと、はっぱをかけられました! 汗

 

連休真ん中ということで満員御礼の会場で、一番人気はこの少年

 

膳舞です

 

都会のお客さんは大喜び!

 

最後はカメラ目線で応えてくれました。笑

 

下舞

 

権現舞

 

胎内くぐり

 

お客さんの頭をカミカミし、柄杓を銜えて終わりとなりました。

その後、先の迎撃会場に戻ると食べ物・飲み物とも無くなっており、二次会からエンジン全開となりました。笑

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2017 八幡神楽・子供やぶさめ

2017-05-11 08:23:35 | 郷土芸能

昨日は雨天、釜石市尾崎半島の林野火災には恵みの雨になったのではないでしょうか。

聞こえてきた昨朝の情報では、火災地域のあちらこちらの地面は、まだくすぶっている処が何か所もあるとのこと。

関係各位の皆様にお見舞い申し上げます。

 

さて、話題は5月5日に戻ります。

拙ブログにて、この日開催、遠野郷八幡宮出雲大神祭と子供やぶさめ等のタイムスケジュールを告知しましたが、

当の本人が遅刻してしまいました。

何を血迷ったのか、神事が11時と勘違い。(-_-;)

 

今、まさに八幡神楽が始まるところでした。

 

岩戸開きから始まり、いつもなら次は鳥舞のはずが、三番叟

 

この舞、初挑戦の方が演じ、きっちり演じるよりも、はるかに面白い三番叟でした。

(連休4回目の三番叟となりましたが)

 

次は、連休中、3回目となる恵比寿舞

 

こちらは安心して観られました 笑

 

権現舞

いつもであれば山の神舞のはずですが、鳥舞といい、人の都合がつかなかったのかもしれません。

 

こういうことが何度も重なり、いつしか演じられなくなることも多いようなので、

人の補充をしながら、ぜひ、来年は、いつも通りの演目構成をと願うところです。

八幡神楽さんでも、他同様に新人大歓迎だと思いますよ~!

 

恒例によりまして、最後はカミカミ 笑

 

拝殿内でやぶさめ神事をしていた参加者が現れました。

 

防寒対策が必要な年もありますが、今年は至って穏やかな一日。

 

桜の花が時折舞う中、、参加者にはスペインの方もおり、見学者にはイタリアの家族、

と、インターナショナルなやぶさめになりました。

(写真と文章が一致しませんが)

 

掛け声もヨウ~イタリア~!

 

今年は機嫌の悪いポニーもいなかったので、全て的中させる子もいたりと

おだやかなひと時となりました。

 

あやすつもりが、涙目にさせた変なおじさん画像で子供の日の日中は、終わりです。笑

 

 

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