「遠野」なんだり・かんだり

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篝火シシ踊り奉納 春日流八幡鹿踊

2016-10-14 00:12:32 | 郷土芸能

花巻市石鳥谷町の春日流八幡鹿踊さん、今頃は台湾で宴会中でしょうか?

私も台湾へ行き台湾~という県内向けCMがTVで流れていましたね!笑

本人たちがいない間に紹介するのもなんですが、帰ってきてからでは話題が古くなりそうなので・・・

シシの居ぬ間に

 

一列行進でどこへ向かうかと思ったら、石碑前へ

「鳥獣慰霊碑」です。

今回の篝火シシの企画段階で、春日流八幡鹿踊さんは、ここで踊ることを決めていたそうです。

 

紹介では「二番庭」と云う事でしたが、この演目が何を意味するのか説明が無かったので良くわかりませんが、

おそらく神社等へのり込んだ時に礼をつくすものの種類かと・・・汗

 

太鼓系シシ踊りでは、演目に「〇番庭」のように「庭」がつくものがありますが、

遠野市内の幕踊り系に、そう呼ぶものはありません。

 

調べてみると、剣舞系や山形のシシ踊りでは「庭」が使われているようです。

 

春日流八幡鹿踊さんは、東和町の春日流落合鹿踊の流れをくみ、

明治10年に八幡村島岡部落の上川長蔵が大明神の藤根鶴蔵・金太郎から伝授され、

現在に至ると当日配布の資料に記されていました。

 

長いササラを付けた太鼓系シシ踊りでは北限になるようです。

 

「いわての主な鹿踊一覧」を見ると、石鳥谷町には、他に春日流八日市鹿踊と八幡獅子踊があり、

八日市鹿踊は明治26年頃、宮野目村葛の師匠、葛巻文助氏の指導により成立したとネットで確認できます。

で、もうひとつの八幡獅子踊はというと、全く情報がありませんが、獅子踊という漢字からすると

幕踊り系のシシ踊りではないかと、(いつものように)想像・・・笑

 

先の「いわての鹿踊一覧」には県内のシシ踊りが網羅されており、

太鼓系が60数団体、幕踊り系が90団体ほど掲載されています。

 

江戸時代には両藩とも異なった領域だったものが同じ県に組み込まれただけでも、

其々のシシ踊りの数がこんなにもあるのかと今さらながらにビックリです!

 

いつものようにバッチリ決めて終わりとなりました。

 

踊り終えたシシは、出てきたと同じように暗闇の中へ消え去り、しばし静寂

遠野で太鼓系鹿踊を見る機会が増えると、私たちもやってみよう!

という、若者が出てくるのでは?と心配になります。笑

さあ、残すところ、あと一団体となりました。

 

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4 コメント

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石鳥谷 八幡 (掛け持ち人)
2016-10-14 08:28:34
八幡鹿踊りの地元、八幡には我が家の亡き祖父のいとこの方がご健在で地元の八幡神社の役員をされていると以前聞いた事があります。あとかつては岳神楽の直系の八幡神楽もありましたが現在は衰退し権現舞のみ伝承しているそうです。北上に弟子神楽があるみたいなのですが
石鳥谷ネタでした。
伝承 (笛吹)
2016-10-14 14:22:19
掛け持ち人さんへ

早池峰山周辺では、神楽は本来、神事に付属したものとして活動していたものが
山伏廃止により民間に引き継がれて現在成り立っています。
しかし、その神事からも離れた神楽は魅せる神楽として精進しないと存在意義が薄れ、
地域全体で盛り上げるようなシシ踊りにとって代わるようになるのかもしれません。
すごいですね‼ (かりんちゃん)
2016-10-14 16:49:00
ひとつ前の「SL銀河」の一日駅長さんの写真の方が 山蔭龍雄さん。つまり、杉原千敏さんの親族の方ですよね?すごいです‼
知りませんでした。杉原幸子さんが遠野ゆかりの女性だったとは‼
来年度は、当会大会開催が遠野の為 講演者等模索していたところでした。ブログを拝見させて頂いたことから、杉原千敏さんのお孫さんがNPOを立ち上げていることなど、たくさんの情報にたどり着くことができました。ありがとうございます。
笛吹さんは、あちこちにアンテナを張り巡らしているのでしょうか?本当にいろいろな情報をお持ちですよね‼
拝見するのが楽しいです。
杉原 (笛吹)
2016-10-14 17:57:39
かりんちゃんさんへ
杉原千畝ご夫妻のことは、遠野人は結構知っていると思いますよ~笑
本業では外に出かけることが少ないので、気になることはネット確認、
ほんと便利な世の中になったものです。笑

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