「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2017 平倉神楽 in 遠野座

2017-05-10 00:12:59 | 郷土芸能

おととい発生した釜石市尾崎半島の山火事は、まだ鎮火していないようですが、

本業でお世話になっている地域なので、とても心配です。

とは云え、野次馬のように様子を見に行くのも気がひけ、マスコミ情報に頼っているのですが、

集落のある地域の様子は、さっぱりわからず・・・。

 

昨日の夕方、あまりにも大きな音がするので、早瀬川河川敷に行くと

消火活動から戻ってきた自衛隊のヘリコプターが2機。

人の話では木更津から応援に来ているとのこと。

人家への延焼が無いよう祈るばかりです。

 

こんな時に、なんですが・・・

5月4日の夜に演じられた遠野座の平倉神楽さんへ

 

日中、家族一緒に弘前で過ごし、この開演時間に間に合うように戻ったわけですが、

 

思いがけない人が会場にいてびっくり!したままスタートです。

 

この連休中、上宮守神楽さん、飯豊神楽さんに続いて3回目の三番叟

客席の家族に見守られながら演じていたのは、神楽女子のようでした。

 

女五穀舞

 

演目の内容を若干説明して頂いたので、見る側も助かります。

 

五穀の種まきでしょうか・・・

 

くずし

 

ほとんどのお客さんが初めて見たと思いますが、決めのシーンでは拍手が起こりました。

 

下舞い

 

権現舞

 

途中で、希望者はステージに上がり、カミカミをしてもらいます。

県外から訪れた方々には馴染みがないこともあり、カミカミ後は、皆さん大満足の様子。

 

中には、念入りに噛まれたせいか、痛がっているお客さんも・・・笑

 

最後に四方を清め、終わりとなりました。

この時、なんとか~!と声を発しているのですが、正式には何と云っているのか気になる笛吹です。笑