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深い人間ドラマ

2016年10月16日 | ドラマ 運命に、似た恋
ドラマ「運命に、似た恋」について書かれた記事を目にすることが多いのですが、

私が、最も鋭い切り口で書いて下さってると思ったのは、

週刊『コンフィデンス』というエンタテインメントビジネス誌が書いた記事です。


この雑誌は、オリコンの姉妹誌的ポジションですが、

「運命に、似た恋」についても、独自の目線で書かれていたように思います。


正に、大人の純愛をじっくり描いたNHKドラマだと思うし、

今回、制作統括をされている須崎岳さんのお話は、

貴重なものだと思いました。 



須崎さんが、ドラマの制作統括を務めるのは、このドラマが初めてなんだそうです。

NHKドラマは、本来、企画が優先で、脚本の大枠ができ、

そこからキャスティングに動くという流れが基本なんだそうです。

ところが、民放局で、執筆されてきた脚本家の北川さんは、

キャストが決まった段階で、脚本に取り組む方。

NHK側は、そうした北川さんのカラーを存分に発揮していただくために、

通常と異なった準備を整え、

企画のかなり早い段階から、主要キャストを固め、動かれていたそうです。 



主人公に真っ先に上がったのが、

年齢を経ても、なお透明感を保ち続ける女優・原田知世さん。

そして、相手役は、活動初期からNHKドラマの常連で、

近年“男の色気”を放つ無二の存在感で、大人の女性からの支持も高い斎藤工くん。



そして、主人公・カスミの一人息子を演じる西山潤くん。

彼は、私も知って驚いたのですが、映画『20世紀少年』で主人公の少年時代を演じていて

単なる主人公の息子役に留まらない重要な役どころなんだそうです。

「目に力がある西山くんを。」というチーフ演出の強いこだわりからくる起用でした。


また、カスミの別れた夫を演じる小市慢太郎さんは、

須崎さんがこだわってキャスティングした一人なんだそうです。



マホ役の山口紗弥加さん、奥田瑛二さん、草笛光子さん、

若手の演技派女優の大後寿々花ちゃん、久保田紗友ちゃんにしても

こだわりを感じる素晴らしいキャスティングだったと

ドラマを観ていて感じます。



しかも、撮影スタッフも、ドラマ畑の方でなく、

ドキュメンタリーを撮り続けてこられた方が撮影し、

カメラも、ドキュメンタリー用。

だからなのでしょうか。

私も、初回を観たとき、まるでドキュメンタリーのような印象を受けました。



須崎さんは、ゼネコン談合を描いた作品や戦争ものなど、

骨太な社会派ドラマを手がけることが多かったそうです。

しかしその中で常に心がけてきたのは、“人間の生き様”を描くことだったそうです。



生きてきた境遇がまるで違うメインの2人と、

周囲の人々の家族関係や日々の生活、

仕事にかける野望など、

それぞれに“何か”を抱えた不器用な大人たちの物語。




「実際の世の中でも、器用な人はあまり多くないと思うんです。

誰しも止むに止まれぬ思いを抱えて、それでも一生懸命生きている。

そんな登場人物たちを、ときに微笑ましく、

ときに共感とともに切なく感じていただけるよう

恋愛に留まらない深い人間ドラマを描いていきたい。」



須崎さんが語らえた言葉を噛みしめながら、

ドラマを楽しみたいと思っています。
 
 
脚本、キャスト、演出、撮影編集、美術、音楽などなど

全てにこだわりを持った渾身のドラマを

NHKさん、ありがとう☆


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