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ノンジャンル千夜一夜物語

        

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3月3日は耳の日

2008年03月03日 | ノンジャンル
3月3日といえば、なんと申しましても「耳の日」ですな。

聾学校の先生が、3が重なるということで、語呂で決めたんだそうですな。

3月3日は「ひなまつり」でしょう。と反論される方が多いでしょうが、

世の中は多数決ばかりじゃございませんので、あえて「耳の日」としておきましょうかな。

それにしても、ひなまつりには、様々なものがあるんですな。

流し雛というのがあるんだそうです。

2人並んでどこに流れていくんですかな。

「ねえ、お内裏様。どこに流れていくのかしら?」

「福田総理にでも聞いてみなさい」

「違うわよ。私たち」

「庶民のふところは寒いからなぁ。どこに流れていくんだろう」

「違うわよ。人形の私たち」

「病院の入院拒否は、庶民の安心に大きく作用するね。病院の先生も大変なんだろうけど」

「何言ってるの。お内裏様。もうすぐ海に出ますよ」

「海かぁ。広くて気持ちがいいねぇ」

「どこに流れ着くか不安ですよ」

「お雛さまもそう思うかい?いまの日本の流れ着く場所」

「すぐそこに結び付けて・・・。まったく」

「海に出ると2人新婚旅行みたいなものだね」

「何おっしゃってるんですか?他の人形がいっぱいですよ」

「あ、ほんとだ」

「ぼやぼやしないで、今のうち英語を勉強してください」

「どうして?」

「どうしてって、英語ならどこに流れ着いても誰かが分かるでしょう」

「そうか」

 お内裏様とお雛様、2人並んでABC。

 2年後、たどり着いた海岸で、

「エキュスキューズ・ミー?」

 おじさんに話しかけます。

「何だこの雛人形。英語しゃべってる。ヘンな人形だ」

「ウィアー・フロム・ジャパン」

「フロム・ジャパンって、ここは日本だ」

「日本?」

「そう」

「雛、日本だって」

「ほんと?内裏」

 2年の間にすっかり夫婦になっておりまして、呼び捨てですな。

「お前らどこから来たんだ?」

「どこかの川なんですが・・・」

「そうか。家来るか?」

「ええ。ちょっと疲れました」

「よし。ご馳走してやる」

 そこから、すっかり打ち解けまして、お酒や餅や蛤をいただきますな。

「そんなかたっ苦しい着物だと、窮屈だろう?これに着替えろ」

 おじさんは、奥さんのパジャマとおじさんのパジャマを出しました。

 2人は着替えます。

「おお、ぴったりだ」

 それ以来、2人はその村で暮らしたそうですな。

 ってなわけで、結論がないですな。

 こんな話を、尻すぼみ、竜頭蛇尾なんていうんですかな。


 またのお越しをお待ちしております。
ジャンル:
小説
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