葦辺ゆく 鴨の羽がひに(志貴皇子)
昨日は風もおだやかな好天にも恵まれて、久しぶりに熊野古道を歩きました。
この春先は体感的には寒い日が続き、散歩の距離や回数も減って鍛錬が不足していたようです。だらだらとした登り勾配が続く15kmばかりのコース設定でしたが、高をくくっていました。終盤には右ひざの外側の腱の痛みが再発し、難渋する事態となりました。
そうはいっても、奥伊勢のこの時期は桜がちょうど満開の時期を迎え、そのうえ多くの野鳥にも接することができました。なかでも鶯は、喧噪な国道に接した藪のあたりでも鳴き声を聞き、終日声や姿に接することができました。
柏野大橋を渡り大内山川の左岸に出て、上流に進んだ柳原公園の公衆トイレの屋根のアカハラ
宮原の大皇神社を過ぎたあたりから、紀勢線越しに見える大内山川沿いのソメイヨシノ
大紀町柏崎支所前の有名なシダレサクラ。すでに満開はとっくに過ぎていました。
大内山川沿いの民家の木立から、ひとしきり鳴いて飛び立つウグイス
国昌寺への参道沿いのソメイヨシノ
国昌寺を過ぎて、右岸堤防の熊野古道から見た大内山川のアイガモ
大内山一里塚から大内山川沿いの、杉や檜の中の獣みちのような古道をしばらく進むと、川沿いのアスファルト道に出ます。少しばかり進んだ芦谷橋手前のソメイヨシノ。道端にはワラビも出ていました。
梅ケ谷駅脇の八柱神社のシダレサクラとソメイヨシノ
梅ケ谷駅ホームから見る八柱神社境内のサクラ
2017.4.14