fu-koの小窓

旅と美味しい物、エンタメとSKIと浦和Redsを愛する管理人・fu-koの記憶代わりの日常記録☆

『鱈々(だらだら)』

2016-10-10 | Entertainment

3連休最終日。前夜遅くにF1から帰宅することになるのは分かっていたので、ホントは休養日にしようかな~?と思っていたのだけど・・・ やっぱり何か舞台を観に行きたい 一人で観に行くなら戯曲。藤原竜也の舞台はやっぱり観ておきたいよなぁ~と、韓国人作家のこの戯曲に決定。

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◇STORY◇ 二人の男は長い間、倉庫番として倉庫の中で働き共に暮らしてきた。ジャーンとキーム。彼らの仕事は箱を伝票の通りに管理するだけの単調な毎日。その箱の中味は知らない・・・。
まじめで几帳面なジャーンは与えられた仕事を完全にこなすことが、自分が価値ある存在だと確認できる唯一の方法と信じ、ひたすら仕事に打ち込む。一方、キームは単調な生活に嫌気がさし、適当に働き、夜は外で酒を飲み女と遊ぶ。ジャーンはキームを家族のように想って世話をやくが、キームはそれが気に入らない。
そんなある日。キームの遊び相手の女、さらにトラック運転手である彼女の父親が倉庫に現れ、二人の日常に変化が訪れる。二人は倉庫での暮らしをこのまま続けることが出来るのか・・・?

<キャスト>ジャーン:藤原竜也、キーム:山本裕典、ミス・ダーリン:中村ゆり、トラック運転手:木場勝己

出演者たった4人。派手な演出やアクションがある訳でもなく、煌びやかな衣装や小道具もない。静かな舞台で、その世界観は独特。解釈が難しい内容なのでその受け取り方は見る人それぞれ。『箱』の中味と行く末、内側にいる意味、外側の世界・・・人生と重ね合わせると色々と考えさせられる。

そして、やっぱり藤原竜也は舞台の人だわ~。今まで観た役とは全く違ったけど、セリフ、表情、動き、ひとつひとつ全てが繊細で透明感があり、そして圧倒的な存在感。彼にしか出来ない演技に引き込まれた。山本裕典の生の演技は初めて見たけどチャラい役柄がなかなか合っていた。控えめな照明や音楽も良かった。あとからジワジワと来る作品でした。

 

◇観劇記録◇
天王洲銀河劇場
2階 B列 11番

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