12GA50  ボーカルが染みるフルレンジ

2016-09-29 18:26:27 | 日記
beyma というスペイン産の30㎝フルレンジスピーカーを使ったスピーカーシステムを作ってしまった。
150リットルほどの密閉箱に入っている。聴感的な判断からフォステクスのスーパーツィーターを1マイクロファラドで低域カットして接続している。

量感たっぷりの低音は期待できない。この使い方では、そういうスピーカーなのだ。
しかし、人の声、ボーカルのリアルさは凄い。息使いから唇の濡れ具合まで表現しようとする。
声を張り上げたとき、騒がしく感じる一歩手前で分解する印象。きついとか歪っぽいとちょっと違う。

古典的とも言えるダブルコーン型、パンパンの堅いコーン紙。頑丈なダイカストフレーム。そして圧倒的な高能率。

こいつで聴く女性ボーカルや生ギター、シンバル、ビブラフォンなどはとてもゴキゲンですよ。

オーディオの話

2016-09-25 07:58:06 | 日記
驚くほど久しぶりの更新です。
大丈夫、、まだ生きています。

この夏、スピーカーを自作しました。
例のC36の音の良さにチョッと感銘しつつ、今までの考え方とは少し違う方向にむかっています。
ところで、Beymaというメーカーをご存知でしょうか?
スペインにある業務用スピーカーを手がけている会社だそうです。
興味のある方は自分でググッてね。

ここの12GA50というユニットが気になって仕方が無くて、中古でしたが程度の良いものを手にいれました。
30cmのフルレンジスピーカー。能率がアッと驚く102dB!!
アルミダイカストのしっかりしたフレームに硬くて軽い振動板。たたくとパンパンと音がする。手で押してもほとんど動かない。
低音は最初から出ません!と言っているような・・・そんな印象。

で、150リットルほどの密閉箱に取り付けて聴いてみる。

ソースはソニーのHAP-Z1ESで手持ちのCDをDSD変換したもの。
アンプはアキュフェ-ズのセパレート。

最初はきつい音がカンカン、キンキンでとても聴けないものだったけれど、だんだんと音がこなれたきた?感じになり
きつさも無くなり繊細な表現もできるようになってきた。

圧倒的な能率のよさと音離れ、ボーカルの質感には時々ハッとする。
生き生きとした勢いのある響きはリスナーに躍動感と楽しさを与えてくれる。

気が向いたら続く。。。