北海道フリースクール等ネットワークのブログ

各加盟団体が、普段の活動をご紹介します。

教育フォーラムのご案内

2011年03月05日 | お知らせ

次のテーマと日程で「教育フォーラム」を開催します。まもなく一斉地方選挙。この選挙で、私たちの日頃の願いと問題意識を政治に反映させるように働きかけましょう。

テーマ:「学校以外の学びと育ち」が保障される社会を目指して 〜不登校とフリースクールのこれから〜
  日 時:2011年3月18日(金)午後6時30分〜8時30分
  会 場:かでる2・7 520号室(札幌市中央区北2西7)
  内 容:それぞれの分野で活動している人たちの現状報告、各「親の会」、議会各党派代表、ディスカッション、
  コーディネーター:穴澤義晴氏(札幌市若者支援総合センター館長)
  ※ 札幌市の上田市長も冒頭挨拶される予定です!!
  費 用:500円(資料代)

日本フリースクール大会

2011年02月15日 | 活動の様子

第3回日本フリースクール大会が、2月11、12日東京のオリンピック記念センターで開催された。北海道から、札自丘4人、漂流教室2人、星槎1人、釧路のスクールサポートNWから1人が参加した。

この内容については、次のところにあるので参照して下さい。
http://blog.goo.ne.jp/kametarou_2005
http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/
NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110211/k10014002811000.html

今大会の基調は、「オルタナティブ教育新法案」を決めることにあったし、これは2年間の議論を経て12日の最終ミーティングで採択された。この主な内容はここを参照ください。
http://www.freeschoolnetwork.jp/

スノーシューで散策

2011年02月12日 | 活動の様子

どんぐり広場の一色です。

ずいぶん久しぶりの投稿です。

今日は、目の前にある“野幌原始林”をスノーシューで散策しましたよ。

穏やかな天気の中、色んな形跡を発見しました。

写真はクマゲラが突ついたと思われる穴です。古いものですね。

その他、きつねの足跡、春を待つ新芽、根こそぎ倒れた巨木・・・

そんな自然を感じるアンテナを大事にしたいものです。

北海道・高橋はるみ知事と道教委・高橋教一教育長に要望書を提出

2011年02月01日 | 子どもの権利条例関連

  1月31日、北海道高橋はるみ知事と道教委高橋教一教育長に「不登校に関する総合的な施策」検討協議を求める要望書を提出しました。
 主な趣旨は、フリースクール関係者と親の代表を含めて総合的な検討協議を開始しようということです。下記の資料を参照してください。
 提出は、FSネット亀貝一義代表と親の会平山るみ子代表の二人が行いました。知事部局では「総合政策部政策審議局」の堀本厚主幹が、道教委では岸豊生涯学習推進局長が対応しました。特に道教委では金野主幹、五十嵐主査もいっしょに50分近い時間懇談しました。4月までに協議する機会をつくりましょう、という話をしました。
※ 要望書全文はこちらにあります

日ハム食育教室

2011年01月31日 | 活動の様子

1月28日(金)、日本ハムの方々が講師となって食育教室を開催してくださいました。

参加したのは市内のフリースクール4団体。

 食事の大切さについて学んだ後、ウィンナー作りとできたてのウィンナーを使ってのトマトスープ作りをしました。

この日はテレビ局の取材も入り、数名の生徒がインタビューを受けました。

下記の時間で放送予定です。

 

2月27日(日) 午前8時55分〜9時00分 UHB「いいコト聞いた」

札幌市「子どもの権利推進計画」(素案)を検討しましょう!

2011年01月20日 | 子どもの権利条例関連
札幌市は、一昨年4月に施行した「札幌市子どもの最善の利益を実現するための権利条例(子どもの権利条例)」の理念に基づき、子どもが健やかに成長・発達できるよう、子どもの権利の保障に向けた取組を進めています。また、これと併せて、条例で定める、「子どもの権利に関する推進計画」の策定に向けた検討を行ってきましたが、この計画の「素案」がまとまったので、市民からこの「素案」についての意見を募集しています。

この素案の文書と意見募集の要項は各フリースクールにも届いていて、私たちの学園(フリースクール札幌自由が丘学園)ではすでに意見を届けています。

この「素案」はこちらにあります。http://www.city.sapporo.jp/kodomo/kenri/doc/suishin/pubukome/soan.pdf
また、意見募集についてはこちらを参照ください。http://www.city.sapporo.jp/kodomo/kenri/suishin.html#honsyo

札幌市民の皆さん、ぜひ全国の手本になるような「子どもの権利に関する推進計画」ができるように、札幌市に対して積極的な協力をいたしましょう。

私たち(「北海道フリースクール等ネットワーク」と「フリースクール等で子どもを育てる親の会」)は、「素案」を全面的に検討しようと、小委員会をつくりました。そして特に不登校とフリースクールに関して、この素案がどういう記述をしているかを議論検討しました。次にまとめたのは、この趣旨に関するものです。あくまでも小委員会での議論のまとめですので、これ以外にも言いたいこと訴えたいことがあると思います。全国に誇ることのできる「推進計画」のために残された期間(意見は1月26日が締め切りです)は多くありませんが、ぜひ意見を提出いたしましょう。

1.「素案」26ページの記述について。
○「子どもが安心して過ごすことができる学校・施設づくり」の記述について、次のような修正が必要ではないか。
(前略)〜いじめの起こらない、子どもが過ごしやすい学校・学級づくりを進めます。不登校については、従来の学校復帰策だけにとどまらず、生涯教育や福祉の観点から、広く「社会的自立」を目指しての支援を行います。そのために、フリースクールなどの民間施設との情報交換や、業務委託・助成も含めた連携をより一層充実します。(後略)

2.「素案」26ページにある「主な取組」について
○ 「主な取組」に関連して、次のように修正する。
フリースクールなど民間施設との連携 − フリースクールなどの民間施設との情報交換を進め、民間施設も参画した不登校対策協議会設立や、相談指導学級などの業務委託、運営助成も含めた連携を図ります。

○ この修正意見の理由について次のように考えます。
文部科学省は「生徒指導提要」の中で不登校について、心の問題のみとしてとらえるのではなく、社会的自立に向けて自らの進路を主体的に形成する、生き方の支援をすべきとしています。これは「子どもの権利条例」の趣旨にかなうものであり、推進計画にもこの観点を盛り込むことが重要と考えます。
 そのためには学校教育とは別に、生涯学習や福祉の視点から不登校を捉えなおすことが必要です。フリースクールなどの民間施設は以前からそういった活動をしており、重要な社会資源となっています。
 すでにいくつかの自治体では運営助成や公的施設の業務委託を行っており、札幌市でも実績ある民間施設を活用することで、「社会的自立に向けた生き方の支援」を効果的に行うことが可能になると考えます。

3.「素案」45ページ
○「子どもが安心して過ごすことができる学校・施設づくり」の「フリースクールなど民間施設との連携」について、次のように修正する。
フリースクールなど民間施設との連携
フリースクールなどの民間施設との情報交換を進め、民間施設の不登校対策協議会への参画や、相談指導学級などの業務委託、運営助成も含めた連携を図ります。
○「不登校児への支援」について次のように補強する。
1)不登校児童生徒のためのメンタルフレンド事業の開始
2)相談指導学級・適応指導教室の増設
3)フリースクールなど民間施設で学ぶ子どもへの財政的支援
※1)、2)ともにフリースクールなど民間施設への業務委託を含む
○この理由について。26ページの理由と基本は同じである。
不登校児への支援については、1600名を超す不登校児童生徒に対し、対象12名のメンタルフレンド事業だけでは全く足りません。大幅に見直しが必要です。
 そもそも現在、児童相談所で行われているメンタルフレンドは児童相談所の「措置」であって、不登校児童生徒の支援を目的としたものではありません。一方で、家庭に引きこもりがちな子どもへの訪問支援の需要は高い。そのため、児童相談所とは別に、不登校児童生徒のためのメンタルフレンド事業を創設する必要があります。
 札幌市内には4つの相談指導学級がありますが、1600名を超える不登校児童生徒に対しあまりに少ない。また利用する子どもにとって長距離を通わねばならない問題もあります。せめて各区にひとつずつあることが望ましいと考えます。また、相談指導学級は学校内にあるため、心理的に通いづらい子どもが少なくありません。学外に設置する適応指導教室の導入も検討が必要です。
 札幌市にはすでに訪問支援や、通所型の支援を行っているフリースクールなどの民間施設がいくつかあります。メンタルフレンドや相談指導学級をそのような施設に業務委託することで、官民協働で効率的に対応することができます。
 フリースクールなど民間施設を利用したくても経済的な問題であきらめざるを得ない子どもたちがいます。p.87、「フリースクールなど民間施設に通う子どもの意見」中にも、「本当は毎日通いたいが、母親から授業料が高いので毎日は無理と言われている。市で負担してもらいたい」という意見があります。子どもの学び育つ権利を保障し、「社会的自立に向けた生き方の支援」としての不登校対策を進めるため、フリースクールなど民間施設で学ぶ子どもへの財政的支援は不可欠です。


以上です。繰り返しですが、これはあくまでも参考資料です。またぜひたくさんの人たちの意見が「子ども未来局」に届き、札幌市が未来を担う子どもたちのために良いことをどんどん進めることになるように支援しようではありませんか。

札幌市に対する政策提言を前進させる市民のつどい

2010年12月20日 | 活動の様子
12月18日(土)午前10時から、札幌市民会館会議室で、「不登校の子どもたちのために最善の環境を求める市民のつどい」を開催した。
約40名だったが、現場の先生、小倉なほ子札幌市議や小林郁子道議も参加し、1時間半という短い時間、有意義な集まりになったと思う。

いわば「ゲスト」として参加をいただいたお二人の問題提起を中心に、この主な内容を記す。

札幌市内の中学校に勤務する笹木先生は、フリースクールの立場からの対市提言を「学校教育の視点から」コメントされるということで、「教育」を「人間発達援助」ととらえ直す視点を強調され、この点から「不登校12万人、引きこもり70万人」の現状を重視したい。単純な「学校復帰策」が子どもの発達の多様性をとらえ切れていないのではないか、また「子どもの権利条例」の具体化から言っても「子ども未来局」と「教育委員会」の二重行政の問題がある、と指摘されました。総じて、教育としての一貫性から不登校生へのサポートを行うフリースクールと学校教育の連携を「認定フリースクール」という新たなフリースクール創出と共に「外部機関と連携した新たな学校教育実践」を促すものにしたい。そして、旧教育基本法にあった「教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現される」べきという文言が、今言う「最善の環境」の根拠になるのでは、と結ばれました。

北海道教育大学の元学長の村山先生は、提言にある「認定フリースクール制」の提案は現実的であり、学校との連携・協力の一歩前進の機会であると評価できる。そして不登校・フリースクールを考えると必ず「フリースクールの意味」とか「フリースクールの教育の目指すことは何か」に思いを致したい。
政策提言は、同時に各分野ごとの、例えば未来局とか教育委員会とかの今後の施策にどう具現化されるのか、を重視していかなければならない、旨強調されました。

議論の中で「学校復帰」をフリースクールの目的の一つとすることの可否、「札幌連絡会」にPTA団体などに参加を呼びかけることについて、認定フリースクールの教育内容に関して全く触れる必要がないだろうか、などが今後への課題になっています。

この翌日、私が参加したある集会で、札幌市の生島副市長に会ったのですが、挨拶をしたら「提言の関係者ですね」と言われました。市長を含め市のトップの人たちのアタマに私たちの提言が収まりつつあることは間違いありません。子ども未来局が今出している「札幌市子どもの権利に関する推進計画素案」にも、フリースクールとの連携の検討というテーマが確認されつつあります。

これからも、「『不登校の児童生徒にとって居心地のいい学校』は『すべての児童生徒にとっても居心地のいい学校』になるという視点から、すべての児童生徒が楽しく通えるような学校教育が目指されるべきだと考えられます」という文科省の「生徒指導提要」の理念は大切だと思います。

札幌市から意見公募

2010年12月15日 | 子どもの権利条例関連
14日の道新によると、札幌市子どもの権利条例を具現化する推進計画の素案がまとまったと言います。これは17日から各区役所で配布する他にインターネットでも公表さています。

道新によると、この素案では「子どもを受け止め、はぐくむ環境づくり」では不登校や引きこもり対策として、フリースクールなどの民間施設との情報交換や連携を進めるなどを示しているとのことです。

意見公募は1月26日まで。ぜひたくさんの市民から積極的な意見を提出しましょう。これを受けて札幌市は「素案」が「基本的な計画」として策定していくことになります。

札幌市子ども未来局の、この素案に関するウエブサイトアドレスはこちらです

札幌市不登校対策検討会議

2010年12月12日 | 子どもの権利条例関連
10日(金)午前10時からの2時間、この会議が開かれた。今年度の第1回目である。本来なら年間3回は行って、不登校対策の方策を検討するはずであったが…。
昨年度末の会議で、フリースクールとしての実践を報告させてもらいたい旨の発言をしたこともあって、今回は私と相談指導学級のSさんが「事例発表」を行った。

会議の冒頭、指導担当課長は「不登校は全国的には若干減少する傾向はあるが、札幌では逆の傾向で、昨年度小中学校では1,600人をわずかではあっても超えている」と発言した。
これに続いて札幌市教委から「具体的な対応策」が語られたのだが、必ずしも明確ではなかった。中学校では34人に一人の割合であること、文科省の「生徒指導提要」でいう「不登校の解決を『進路の問題』としてとらえること、これは結局『社会的自立』をめざすこと」、「連携のネットワーク」などについて触れた。ある中学校で取り組んでいる「個人票」づくりは個々の生徒の事情を総合的具体的に把握することができて有効である、などを指摘した。

私は、不登校のきっかけ、今の学校になじめない子どもたちが増えてきていること、などを前提として、札幌市内の11か所のフリースクールで小中学生66名をサポートしていること、さらに子どもへの具体的な対応等を説明した。15分から20分以内という制約があったので、不十分であったことは否めない。

相談指導学級のSさんは、札幌市内の4つの指導学級に、今年は157名(小36名、中121名)が利用していること、青葉学級での指導の重点などを説明した。

中学校校長会会長、小学校校長会会長、PTA連合会の会長や大通り高校の担当者などから、それぞれの立場からの「不登校対策」を語ったが、苦慮しているようすを表していたといえよう。ある人は「不登校のこどものに『いろいろな選択肢』を示唆することが大切」、またある人は「フリースクールをも視野に入れた社会資源の活用」、「フリースクールの場合の経済負担」親への支援など。

市教委のOさんがまとめ的に「公教育のワクを広げる」という観点も必要といっていたのが印象的であった。

次回は2月10日ころ行いたい、とあった。次回で何がまとまるのだろうか、とちょっと疑問ではあるが、ただこれまでのように「不登校の児童生徒の学校復帰」オンリーではないニュアンスであることはうかがい知ることができた。

新聞に載ってましたね

2010年12月09日 | 活動の様子
やや報告が遅くなりましたが、12/3(金)の毎日新聞北海道版にフリースクールそらの記事が載りましたね。

こちら

Webでは文字だけですが、新聞にはお茶をたてる子供たちの写真も出てました。フリースクールが学校とは別の学び場として機能していること、しかし運営は保護者、スクールともに負担の大きいことがきちんとまとめて書かれていました。記事中のフリースクールフェスティバルについては、ネットワークのサイトの「交流事業」ページをご覧ください。

北海道新聞には、12/17(金)のYOUスペースの講演会と翌日12/18日(土)の「つどい」の記事が出ていました。特に12/18の「つどい」は、先月に上田市長へ提出した政策提言についてのものなので、多くの人に来てもらえると嬉しいです。って、ブログで全然告知してないじゃん。


〜不登校の子どもたちのために最善の環境を求める市民のつどい〜

日 時:12月18日(土)10:00〜11:30
会 場:札幌市民ホール第一会議室(北1条西1丁目)
内 容:・「提言」の内容等その特徴についての説明(事務局)
    ・各分野の人たちからの発言と討論(フリースクールスタッフ、父母、学校の先生、研究者)
料 金:無料
主 催:不登校の子どもの育ち・学びを支える札幌連絡会


よろしくお願いします。【相馬】


追記【一色】そらの記事をホームページ(政策提言ページ)にアップしましたのでご覧下さい。
→記事はこちら