珍しい地元産のアーティチョークをいただきました。
我が家でも栽培していて何回か収穫しましたが、
数年前に冬越しに失敗して姿を消してしまいました。
欧米では春が旬のアーティチョークですが、気候的には寒いこの地域でも季節はずれで
しかもかなりの小ぶり。
一般には茹でて食べますが、地中海料理のレシピ集”Mediterranean: food of the sun”
を参考にベビーアーティチョークをオーブンでローストし、レモンガーリックオイルで料理しました。
これが大正解。お隣さんのご夫婦と大変美味しくいただきました。
レシピは以下のとおり。来シーズンにはぜひアーティチョークのローストをお楽しみください。
アーティチョークのロースト・レモンガーリックオイル添え
材料)
レモン汁(ないしワインビネガー) 大さじ1
アーティチョーク 小5個
オリーブオイル 大さじ3
塩 適量
ニンニク 10片(皮は剥かない)
レモン 1個
エクストラバージンオイル 大さじ3
作り方)
1.オーブンを200℃に設定する。ボールに水を入れてレモン(ワインビネガー)を加える。
2.アーティチョークの上下の部分を切り落として4等分し、中心部の毛を抜き取り、1の水に漬け込む。
a.上下を切り落とす
b.4等分して中心部の毛をスプーンで取り除く
c.灰汁が強いので酢水に漬ける
3.アーティチョークを水から取り出してオーブン皿に広げ、ニンニクを載せて、オリーブオイル、塩を振りかける。
オーブンで40分間加熱し、その間2回ほどかき混ぜる。
4.レモンの皮を薄く2箇所ほど削ぎ取る。
水の入った鍋に皮を入れて火にかけ、5分間掻き回しながら煮る。
火からおろして水で洗った後、粗ミジンにする
5.アーティチョークはオーブンから取り出して5分間冷ます。
ニンニクはつぶして皮を剥き、ボールに入れレモンの皮を加えてピュレ状になるまで潰す。
これにレモン果汁とオリーブオイルを加える。
6.アーティチョークが温かいうちに5を添えて供する。
☆ ☆ ☆ ☆
軽井沢のホテル・ブレストンコートで開催される「第6回軽井沢スイーツ博2011」(8/1-4)の「スイーツマルシェ」にクイーン・ハーベストが出店します。
この夏の新作ジャム、フルーツピクルス、ドライフルーツなど多数ご用意してお待ちしています。
じっくり煮詰めたジャムはベリーの個性が凝縮しています。
グースベリーは別名西洋スグリと呼ばれるスグリ科スグリ属の一種。
直径1cmほどの緑色の実は縦縞があり、チョッと極小のスイカみたい。
生では堅く酸味が強いけど、グースベリーのジャムは酸味の利いた独特の風味がたまりません。
ワイルドストロベリーはヨーロッパ原産のイチゴの野生種。
ウエッジウッドの陶磁器の絵柄で有名です。
ワイルドストロベリーのジャムはイチゴよりやや色が濃く、味は濃厚でわずかな苦味がありますが、
これも野生種のワイルドストロベリーの特徴です。
マルベリーは桑の実。
濃い紫色の実は甘みが強く酸味は少ないのでグースベリーとミックス。
「ベリー&ベリー」は甘みと酸味のバランスの良いジャムになりました。
これから濃厚な味のブラックベリーとブルーベリーのミックスや
ラズベリーとモモのミックスを作る予定。
また、軽井沢のホテル・ブレストンコートで開催される「第6回軽井沢スイーツ博2011」
では30種類程度のジャム、フルーツピクルス、ドライフルーツを出品する予定です。
プリザーブというと果物の形を残したジャムを言うことがありますが、
プリザーブス(preserves)はビン詰め、缶詰め、乾物や冷凍などの保存食品を指します。
クイーン・ハーベストはジャム、ピクルス、ドライフルーツ、マスタードなど
果物を使ったプリザーブ専門。
そして、本格的な果物のシーズンが始まる夏の最初のターゲットがサクランボです。
種を抜いた約2万粒のサクランボやサワーチェリーはジャム、ピクルス、ドライフルーツに。
真っ赤なサクランボ・紅佐藤は美しいジャムになります。
また、ワインビネガー、白ワインとオリジナルのピクリングスパイスでフルーツピクルスに。
酸味の強いサワーチェリーも加熱すると酸味の効いた濃厚なジャム(品種:ノーススター)になります。
また、サワーチェリーとブルーベリーのミックスジャム「チェリー&ベリー」もお進め。
サワーチェリーのピクルス(品種はシャッテンモレロー)は、
白ワインにサワーチェリーを使った自家製のチェリービネガーに
ファイブスパイス(シナモン、スターアニス、クローブ、ローリエ、ペッパー)
を加えて煮詰めた特製のピクルス液を使用。
軸と種をあえて残したサワーチェリーをこのピクルス液に漬け込みました。
濃厚な味わいはチーズとの相性も抜群。
この夏ホテルブレストンコートで行われる「軽井沢スイーツ博2011」限定です。
今シーズンの料理教室はベジタリアンの料理がテーマ。
今回はこれから本番を迎える色とりどりの夏野菜をふんだんに使いました。
・パスタサラダ-トマトのドレッシング
これはトマトのドレッシングがミソ。
湯?きして種を取り除いたトマトをワインビネガー、ニンニク、ハーブ
とともにブレンダーにかけてオリーブオイルをゆっくりと混ぜるだけ。
パスタサラダはカントリー風で、トマト、ジャガイモ、インゲン、オリーブ、モッツァレラ、
バジル、ファルファーレです。
このドレッシングは、サラダ以外にもカッペリーニの冷製パスタやチキン・魚介類によく合います。
・ラタトゥイユのガトー仕立て
夏野菜の料理の定番ラタトゥイユをセルクルで整形してメインディシュに。
野菜類を細かく切って一旦油で揚げてから煮込むのが色よく仕上げるコツです。
市松模様のラタトィユの周りは、ミニトマトのファルシー(ゆずマーマレードを加えたクリームチーズ
をつめました)、バジルペーストを詰めて焼いたマッシュルーム、ポテト(インカのめざめ)サラダ。
・ライスパンケーキ
これはのお米を使ったスペイン風フリッタータ。
ご飯をタマネギ、ニンニクとともに炒め、卵、おろしたジャガイモ、パルメザンチーズ、
フラットリーフパセリを混ぜてフライパンでこんがりと焼く。
トマトソースを添えていただくと、ちょっとおしゃれなお好み焼きのよう。
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軽井沢のホテル・ブレストンコートで開催される「第6回軽井沢スイーツ博2011」
の「スイーツマルシェ」にクイーン・ハーベストが出店します。
この夏の新作ジャム、フルーツピクルス、ドライフルーツなど多数ご用意してお待ちしています。
夏の果物のシーズンが本番を迎え、連日材料の仕入れやジャム、ピクルスの製造でテンテコ舞い。
で、このブログも1ヶ月ほどお休みしていました。
「酒とバラの日々」は酒に溺れて行くカップルを描いたシリアスな映画だったけど、
甘酸っぱいフルーツでも多すぎるのは禁物です。
今年はサクランボとサワーチェリーで100kg近くをジャムとピクルスとドライにしました。
一粒5gほどのかわいらしいサクランボも100kgともなるとその数は2万粒。
2万粒の種を抜き、さらに煮込んでジャムにするのは荒行苦行そのもの。
次はアンズが50kg程。
でこれが終わると、ルバーブやブルーベリーの収穫と加工。
さらに、ネクタリン・モモ・プルーン……。
暑い夏の「果物とジャムの日々」はまだまだ続き、
いつしか果実の甘い香りに溺れてしまいそう。
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軽井沢のホテル・ブレストンコートで開催される「第6回軽井沢スイーツ博2011」
の「スイーツマルシェ」にクイーン・ハーベストが出店します。
この夏の新作ジャム、フルーツピクルス、ドライフルーツなど多数ご用意してお待ちしています。