今回の料理教室はシュウマイとマレーシヤ風のカステラ。
シュウマイは、角切りの豚ばら肉入りのもち米チャーハンを手作りの皮で包んで蒸すチョッと凝ったもの。
シュウマイの皮も手作りです。
生地は薄力粉を熱湯で練り、さらにサラダ油を加えてグルテンを抑え、薄く延ばします。
皮は蒸すと透けるぐらいまで薄く作るのがコツで、蒸したてはもち米のモチモチとした食感が最高です。
この生地はワンタンの皮にも使えます。
マレーシヤ風カステラは小麦粉・サラダ油・砂糖にとタップリの卵を加えて蒸して作るシンプルなケーキ。
今回は自家製の柚子ピールを加えて香りと食感にアクセントをつけました。
映像にはありませんが、もう1品ジャージャー麺。
ツルツル・シコシコの自家製手打ち麺にピリ辛の肉味噌がベストマッチです。
マスタードが好きでサンドイッチやソーセージにはもちろん、
サラダのドレッシングや肉料理などにもよく使います。
でもなかなか気に入ったマスタードに出会わない。
酢が強すぎたり、塩気が多すぎたり、粒の食感が悪かったり。
ずいぶん前に横浜のユニオンで買ったハニーマスタードの味が忘れられず、
それなら好みのマスタードを作りましょう。
ということで始まったマスタード作り。
いろいろ調味料を変えたり、バランスを調整したりで時間がかかりましたが、
ようやく気に入った味にほぼ到達しました。
現時点では２種類のマスタードとさらにそのバリエーションで計４種類が出来上がっています。
まず、自家製のドライトマトのマスタード。
粒を残したイエロー＆ブラウンマスタードに白ワイン・ワインビネガー・ハチミツ・塩を加え、さらにドライトマトをタップリ加えました。
ドライトマトの旨みが加わったマスタードをトーストしたパンに塗るとそれだけで美味しくいただけます。
プルーン・マスタードは上記のドライトマトの代わりに自家製のドライプルーンが入ったマスタード。
ドライプルーンの甘みと酸味でとてもマイルドなマスタードに仕上がりました。こちらは特に肉料理にお勧めです。
さらに、ドライトマトとプルーンのマスタードにそれぞれクルミペーストを加えてみました。
クリーミーで風味豊かなマスタードです。
映像左：プルーン・マスタード
映像右：ドライトマト・マスタード
今までにない風味豊かなマスタードは"Master Mustard"のブランドで近々発売予定です。
長野の冬は果物もオフシーズンですが、国産のレモンやオレンジはこの時期が旬。
ということで大好きなマーマレードをたくさん作りました。
クイーン・ハーベストのマーマレードは英国スタイル。
レモンやオレンジを丸ごと使います。
まず果皮を剥き果肉と分けます。
果皮は薄く切って苦味を抜くため数回煮こぼし、一晩水にさらします。
果肉は絞って果汁と中果皮と種に分け、中果皮は細かく刻みます。
種は水を加えて一晩置き、煮詰めてペクチンを抽出します。
上記を銅鍋でじっくりと煮込むこと数時間、マーマレードはとても手間がかかります。
愛媛産レモンのマーマレード。
広島産ネーブルオレンジのマーマレード。
ドライフルーツのジャムを5種類発売しました。
果物の美味しさがギュッと濃縮した自家製のドライフルーツを２・３種類ずつ組み合わせ、
さらにドライフルーツあわせてブランデーやリキュールを加えた個性的で風味豊かなジャムに仕上がりました。
・グレープ＆プルーン
巨峰のレーズンとドライプルーンに赤ワインを加えた濃厚なジャム。
・チェリー＆ベリー
サクランボ（紅佐藤）、サワーチェリー（ノーススター）、有機栽培のドライブルーベリーの３種類のドライフルーツを丸ごと使い、
キルシュ（サクランボのブランデー）を加えた贅沢なジャム。
・アップル＆キウイ
人気のリンゴ・ピンクレディとキウイのドライにカルバドス（リンゴのブランデー）を加えてた爽やかで香り豊かなジャム。
・アプリコット＆フィグ
アンズ（信陽）とイチジクのドライにクレーム・ド・アプリコット（アンズのリキュール）を加えた酸味と甘みのバランスのよいジャム。
・ピーチ＆ペア
黄金桃と洋ナシ（ラ・フランス）のドライにクレーム・ド・ペシェ（桃のリキュール）を加えた濃くのあるジャム。
