化学系エンジニアの独り言

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太陽光発電の入札制

2015-05-18 | 再生可能E
久しぶりの書き込みです。

再生可能エネルギーの買取制度、特に太陽光発電の買取価格が高過ぎることは以前から指摘されていました。
42円/kwhでしたっけ。風力発電に比べてずいぶんと高いので制度がいつか破綻するのは時間の問題でした。

太陽光発電で一番気になっていたのは、これって貧乏人からお金を集めて裕福層に還元する制度になってしまっていることです。個人の住宅に太陽光パネルを設置している人はどう見ても裕福層ですよね。貧乏人はいくら補助金があっても設置できません。補助金は裕福層から沢山集めた税金から出るのでいいのですが、電力会社が逆ざやになっている買取価格を広く一般消費者から徴収できることです。貧乏人も裕福層も電力使用量にそんなに違いはありません。しかしほぼ一律、正確には同率で電気料金に特別徴収としてその逆ざやが上乗せされてます。これって、貧乏人から裕福層にお金が集まっているということですね。

まー、かつて世界一だった日本の太陽光パネル関連会社のシェアを再びあげようという意図もあったかもしれませんが、其の通りになっているのかどうか疑問です。

太陽光発電の普及率を向上して生産・発電コストを低減するためのFeed in tarrifでしたが、新聞記事はその効果を全く検証していないように思われます。

再生可能エネルギーの比率の目標が20%と言うのはが何となく現実離れしていると思うのは小生だけではないと思います。