ドイツの整形外科技術を基にした、足に合う、おしゃれな靴作り

足と靴の学校フロイデのマイスター1年コース日記

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日本とヨーロッパの靴の歴史

2015-09-28 17:13:01 | 日記

日本の靴文化とヨーロッパの靴文化には、
なぜ、大きな差ができてしまったかというと、
それは、靴の歴史にあります。

 

オッフェンバッハにある靴の博物館

日本の靴の歴史は約60年、ヨーロッパは約500~600年と言われます。

ドイツでは、1596年に世界最古の靴屋さんとして有名な、
Edward Meier がミュンヘンにお店ができました。
その頃から靴工業が発展し、市民は靴を履くようになりました。

それに対し、日本は1600年ごろと言えば、
徳川家康が江戸に幕府を開く頃であり、
さらに鎖国を始めるなど、異国との距離は広がり、
靴の文化ではなく、履物の文化のまま江戸時代が過ぎました。

日本の国民が靴を履くようになったのは、
第2次世界大戦終戦後です。 

 

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脚長差がある方への靴調整

2015-09-05 11:54:41 | 日記

脚長差とは、左右の下肢の長さに差があることで、

多くの人は脚長差があります。
脚長差は、5㎜以内でしたら何もしなくてもほとんど問題ないのですが、
1㎝を超えると、身体に支障をきたす場合がございます。

ドイツの整形靴技術では、短靴ですと靴の中に5㎜までの調整を行ない、
それ以上は、靴のアウトソールで行ないます。

歩きやすさを考えて、踵部分に対して足趾の付け根部分を2分の1に減らして
調整をしていきます。
これで、歩きやすい調整が完成です。

 


 

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2015年度マイスター1年コース

2015-05-30 12:52:23 | 日記

2015年度マイスター1年コース

4月から始まった2015年度マイスター1年コースも、
あっという間に5月が終わろうとしています。 

最初は、基本を習得するために、靴の修理と靴づくりの基本を学びます。

最近は、靴の種類も多いので修理も難しくなってきていますが、
需要が多い靴の修理技術は、時間をかけて行ない、

最終的には1足20分以内で修理ができるようにしていきます。

靴づくりは、ドイツのマイスター学校に従い、
外羽根(ブラッチャー)を基に履きやすい靴をつくります。

マイスター学校では、デザインよりも靴の履きやすさ、歩きやすさと安全性を
重視しますので、カウンター、釣り込み、底付けには特に入念に
細部までチェックをしながら作っていきます。

 

 

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ドイツ研修2015

2015-03-07 10:35:21 | 日記

先日、ドイツ研修から無事に帰ってきました。

マイスター1年コースは10期生です。
ドイツ研修も今回が10年目になります。
今年もゲゼレ試験の合格者が3名、中間試験の合格者が4名で、
それ以外の方も含めて全員よくできていました。

 

ドイツは、伝統を重んじる国ですので、
オートペディシューテクニック(整形外科に基づく靴製作技術)も
昔からの技術を大切に引き継いでいます。

第1次世界大戦後1938年から始まった国家資格ですが、
足を大切にする文化であることをドイツにいると多くの場所で感じます。

靴を引きずらない、音を立てない、靴底が汚れたらきれいにする、
靴の踵を踏まない、靴を修理して履く ・・・
足と靴を大切にすることの基準が日本と差があることを体験しました。 

日本の靴文化を高くする必要性を皆さん感じていました。

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ドイツのマイスター、ゲゼレ

2014-08-18 19:15:14 | 日記

フロイデの講師、ドイツのマイスターは
今でこそ、靴づくり、調整や修理をスムーズにこなしますが、
マイスターになるために、時間をかけ、努力を重ねてきました。

   
まず、ゲゼレになるまでの3年半は見習いとして、
工房などにいるマイスターの下で修行をします。
しかし、このマイスター探しが難しく、なかなか簡単に引き受けてもらえないため
マイスターとの出会いもとても重要なものになります。 

   
そこで、火曜日から金曜日の朝8時から夕方5時まで
はじめはナイフを研いだり削ることを繰り返し、
徐々に課題が与えられ、フットベッドや先芯、カウンターの作製を任せられます。

ゲゼレになるには、2回試験を受けなければならず、
3年半たったところで中間試験を受けます。
それに合格すると、ゲゼレ試験までの間、靴製作やローリング調整の技術も習得します。
靴づくりも、はじめはシャフトを傷つけてしまう、指を怪我するなど
苦い経験もあるようです。
また、特に自分の膝を台にしてハンマーを使ったり、硬い材料を切ることは、
練習し、慣れていかないことにはできるようになりません。 

    
ゲゼレ試験を合格すると、そのまま就職する道と
さらに7か月マイスター学校に通って、マイスターを目指す道に分かれます。 

そばでマイスターの行なっていることを見ると、いとも簡単に
こなしてしまうのですが、やはりその背景には
ゲゼレやマイスターになりたいという目標に向かって、
長年努力や苦労をしてきた時間があったのだと、教えてもらいました。

コメント (1)
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