「そこで、今後の道は大きく三つあると思う。
一つはハイデッガー以外にこの大問題の解決が教えられていないか、
徹底的に調べること。
二つ目は、我々のハイデッガー哲学の理解が浅いだけで、本当は
ハイデッガー哲学に答えがあるはずだと希望をもって、なおも探究を続ける。
そしてもう三つ目は、私たちがハイデッガーを超えた哲学を打ち立てること」
「うーーん、三番目はちょっとどうなんだろう。
にしのんを信じないわけではないけど。。。。
他の哲学で答えが見つかりそうな可能性はどうなの?」
「うむ」
にしのんは、クイッとメガネをあげた。
「一番可能性が高いのは仏教だと思う」
「え、仏教!紀元前の教えだよ」
「うん、だが、仏教は凄いのだ。
今、西洋の哲学者も、科学者も大変注目しておるのだ。」
「へー」
「では、今日は長くなりすぎたので、そのことは明日話すとして、今日は
これまでにしよう。
最後、ポイントをおさらいすると」
・世界-内-存在とは、一人一人が(別々の)世界を持っていること。
・それは、一人一人、別の世界に生きているということ。
・それは夢のような世界
・死を超克するには、世界-内-存在自体が生死を越えねばならない。
・世界-内-存在は夢のような世界であればその可能性を秘めている。
「うん、にしのん、本当に有難う!!」
すごい、すごい、すごい!
これは凄いレベルまできたという実感がありました。
生きているうちに、死の大問題の解決をすることは不可能ではないんだ。
それは前向きにとらえるとか、死を受け入れるとかのレベルでなく。
また、そうでなければ本当の意味で生死を超えたとはいえないんだ。
さくらちゃん、ラストスパートで頑張るよ。
さくらちゃんも頑張ってね。
絶対「死に対して自由無碍」の答えを見つけるからね。
『Frei(フライ) zum(ツーム) Tode(トーベ) ,
frei(フライ) im(イム) Tode(トーベ)
(死に関して自由、死に際して自由)』
の身になる答えを出すからね。
今日学んだことを長い長い手紙にしました。
翌日その手紙を郵便局に持っていきました。
手ごたえを感じていた私は興奮しながらポストに手紙を投函し、
さあ、いよいよだ!とアパートへ戻りました。
戻ると、そこには入れ替わるように、さくらちゃんのお母さんがから葉書が
届いていました。
訃報(ふほう)でした_____________。
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今、西洋の哲学者も、科学者も大変注目しておるのだ。」
「へー」
「では、今日は長くなりすぎたので、そのことは明日話すとして、今日は
これまでにしよう。
最後、ポイントをおさらいすると」
・世界-内-存在とは、一人一人が(別々の)世界を持っていること。
・それは、一人一人、別の世界に生きているということ。
・それは夢のような世界
・死を超克するには、世界-内-存在自体が生死を越えねばならない。
・世界-内-存在は夢のような世界であればその可能性を秘めている。
「うん、にしのん、本当に有難う!!」
すごい、すごい、すごい!
これは凄いレベルまできたという実感がありました。
生きているうちに、死の大問題の解決をすることは不可能ではないんだ。
それは前向きにとらえるとか、死を受け入れるとかのレベルでなく。
また、そうでなければ本当の意味で生死を超えたとはいえないんだ。
さくらちゃん、ラストスパートで頑張るよ。
さくらちゃんも頑張ってね。
絶対「死に対して自由無碍」の答えを見つけるからね。
『Frei(フライ) zum(ツーム) Tode(トーベ) ,
frei(フライ) im(イム) Tode(トーベ)
(死に関して自由、死に際して自由)』
の身になる答えを出すからね。
今日学んだことを長い長い手紙にしました。
翌日その手紙を郵便局に持っていきました。
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戻ると、そこには入れ替わるように、さくらちゃんのお母さんがから葉書が
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