
先日、お亡くなりになった俳優の故・丹波哲郎氏に追悼の意を込めて、氏の代表作である映画『砂の器』をDVDで観た。松竹創立110周年を記念して、昨年デジタルリマスター化された作品です。以前にもデジタルリマスター化される前の映像でこの映画を観たことがありますが、一目で判るぐらい格段にクオリティUPしていたので、いやー改めて驚きました。とくに冒頭に出てくる「国鉄蒲田操車場の殺人現場検証」のシーンなどは暗闇の中での解像度が明らかに違いますので、興味がある方は是非、見比べてみて下さい(苦笑)。
最先端のデジタル・フィルム・スキャナーを使い、画質解像度が大幅にアップしたばかりか、音声もDTSサラウンド5.1chで収録されております。日本初の最大解像度4Kスキャニングにより映画公開時の画像を復元し、最新技術のすべてを注ぎこんだ最高水準の傑作として2005年に甦った作品です。これは一見の価値はあると思いますよ。しかも旧規格盤DVDよりも、リーズナブルなプライスで現在は入手可能ですので、これはオススメです。
故・丹波哲郎氏出演の映画というと、世界的に一番有名な作品はたぶん映画『007は二度死ぬ』だと思いますが、日本映画の中では僕はこの作品が一番好きですね。丹波さんの存在感のあるベテラン刑事役はもちろん必見ですが、蒲田署の若手刑事役・森田健作氏との名コンビも見逃せませんね。森田健作も若いです(笑)。
こういう日本映画の名作を観ていると「ああ、あの時代の日本は良かったんだなあ〜」となぜか思えてしまうんですよねえ。※原作:松本清張、監督:野村芳太郎、脚本:橋本忍、山田洋次、1974年作品。










