廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★鬼ころし BLUES BAND 「HOLD ON」

2008年01月12日 | BLUES
 
バンド結成15年目を迎える、鬼ころし BLUES BAND (以下、鬼ころし) 待望のセカンド・アルバムを購入しました。2007年7月14日にすでに発売されていたようですが、現在発売されているブルース雑誌 『BLUES & SOUL RECORDS』 のレコ評を読むまで、まったく気がつかないでおりました。失礼致しました(苦笑)。

で、さっそくCDショップで購入しようと行きつけの店を数軒ハシゴして廻ってみたもののまったく見つからず、こりゃライブ会場に行かないと買えないのかなと当日入手は諦めかけましたが、最終的にはディスク・ユニオンお茶の水SOUL/BLUES館にて、ようやくゲット!することができました。同店の「ジャパニーズ・ブルース」コーナーの棚の中にあったのを見つけた時、思わず小声で「ヤッタね!」と叫んでしまいましたよ(苦笑)。税込価格2500円でした。

本作はなんとスタジオ録音盤ではなく、横浜・関内の老舗ライブハウス「ストーミー・マンデー」でのライブ録音が収録されたライブ盤なのでありました。収録日をみると、2006年10月14日~15日の2日間に行われた「150回出演記念」ライブと書かれております。そうかあ、鬼ころしの皆さん、もうそんなにストーミー・マンデーに出演されていたんですねー!!出演回数を聞いて改めて驚きましたし、いや本当にすごいです。亀の甲より年の功、ブルースに対する熱い想いなど、やはり年季の入り方が違います(笑)。

シカゴ系ブルースを鬼ころし流にアレンジしたカバー曲を中心に、自身のオリジナル日本語曲を織り交ぜての全11曲収録で、曲間の喧騒なども含めてストーミー・マンデー独特なあの会場雰囲気が、実によく伝わってくる素晴らしいライブ録音となっております。あの狭いライブハウスでよくこれだけキレイに録音できたもんだと感心してしまいました。さすがプロの仕事は違います、などと個人隠密録音のブート音源と比較してはイケマせんね(苦笑)。それだけ臨場感のある大迫力のライブハウス録音となっております。とにかくゴキゲンの一枚ですので、ブルース好きの皆さんは是非、聴いてみてください。これは一聴の価値ありますよ!!

また、解説にはブルース評論家としても有名なローラーコースターの小出斉氏が文を寄せており、鬼ころしメンバーに対する愛情溢れる一面も垣間見ることが出来ました。鬼ころしはやはり横浜、いや日本を代表する現役ブルースバンドだと思いましたね。

※鬼ころしの公式ホームページ で確認してみたところ、基本的にはライブ会場での直接販売、もしくはディスクユニオンの新宿本館及びオンラインショップ、渋谷サムズレコードなどで販売されている模様です。タワレコやHMVに行っても在庫がない(そもそも入荷されていないのかな?)確率の方が高いと思いますので、これから入手しようと考えている方は、どうぞご参考にしてみてください!!


◎鬼ころし BLUES BAND 『HOLD ON』 (BLUES GANG RECORD, TG-0318)

01. MYSTERY TRAIN
02. YOU DON'T HAVE TO GO
03. WELCOME HOME
04. BLUE WITH A FEELING
05. I'M HERE
06. KIND HEARTED WOMAN
07. SHE WALKS RIGHT IN
08. I DON'T KNOW WHY?
09. GET OUT OF MY LIFE WOMAN
10. うちへ帰ろう
11. HOLD ON

※LIVE at STORMY MONDAY, YOKOHAMA, JAPAN, OCTOBER 14-15, 2006

鬼ころし are
鈴木  司  (Vocal, Harp, Chorus)
庄司 厚人 (Guitar, Vocal, Chorus)
藤沢 健一 (Bass, Vocal, Chorus)
安在 龍郎 (Drums, Chorus)






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