東野圭吾 『祈りの幕が下りる時』
東京のあるアパートで女性の死体が発見された。
そこの住人である男は、行方不明。
近くで発生したホームレスの焼死事件との関連性を疑い、捜査を進めていくのだが。
加賀恭一郎シリーズ、10作目。
久しぶりの加賀シリーズ。
単行本を出た時からすぐに読みたいと思っていたのに、今になってしまった・・・
読み出したら、ひきこまれました~
でも、どのように加賀が関わってくるのか、と不思議に思いながら読みました。
テーマは親子愛。
事件自体もですが、加賀にまつわることも切なかった。
なぜ、日本橋にこだわっていたのかが分かります。
このシリーズって、どこから読んでも良いのですが、
この作品は、最初に読むのは避ける方がいいですねー
話自体は楽しめるだろうけれど、加賀恭一郎のことを知りたければ、
その方がいいかな。
それにしても、次あるのかなぁ・・・
そこが一番知りたい。