☆酒酒落落☆

気ままに、のんびり、書き込んでいきたい。

映画「蝉しぐれ」

2005年10月09日 14時14分36秒 | 映画
「蝉しぐれ」を見てきました。     10月9日(日)TOHOシネマズ
【原作】藤沢周平   【監督:脚本】黒土三男

【キャスト】
牧文四郎:市川染五郎     ふく:木村佳乃    
牧助左衛門:緒形 拳     牧登世:原田美枝子
島崎与之助:今田耕司   小和田逸平:ふかわりょう   里村左内:加藤武

2:50pmからの回はほぼ満員で、前から2列目しか空いていなかった。
こんな前の席は初めてで、見辛かったぁ。

【物語】時は江戸時代、東北の小藩の下級武士の息子文四郎は隣家の幼馴染のふくの家に淡い恋心を抱きつつ、与之助、逸平とともに道場に通う毎日。

やがて、父が家老の陰謀によるお家騒動に巻き込まれ、謀反の科で切腹を命じられる。
そして、ふくも江戸に旅立った。

数年後、村周りの仕事をする、文四郎の下に、殿様の側室となり、子供を身ごもったふくが帰ってきた。

今度はふくが派閥闘争に巻き込まれる。ふくの子供をさらうよう、嘗て父を陥れた、家老の里村に命じられた文四郎は。。。。


とにかく四季の景色、動物、人物など映像が美しく、日本映画の良さを堪能できました。
それと切ないメロディー(音楽:岩代太郎)、重要な台詞のところは自然の音だけ、ここぞというところに的確に流れ、泣かされました。

染五郎は殺陣や所作が流石に美しかった。
佳乃はおきゃんなイメージのテレビと違い凛とした美しさですね。ここ最近の舞台といい、確実に演技がよくなっていると思う。
ふかわりょうと今田耕司は大人になったら逆の配役かと思った、なかなか良い味を出していたと思う。
緒形拳やっぱりいいなぁ、文四郎との別れの場面息をつめて見ました。
緒形幹太はひ弱なイメージがあったけれど、妖しい剣の使い手の役が思いのほか合っていた。
加藤武は久々に見られて嬉しかった、悪役だけれど、憎み切れませんでした


【特に印象に残った場面】

・切腹の前日の親子の対面の、緒形拳の演技。
・父の遺骸を大八車に乗せて、坂をなかなか登り切れないところに、やって来たふくが車を押す時の目
・ケヤキ屋敷で再会する二人の場面
・初めて人を斬った、文四郎と逸平。
・里村にせまった染五郎の顔
・最後に二人で愛を確認しあう時、障子から染五郎の顔が半分だけ見えるカット。佳乃のアップ。
・ラストの舟に横たわる文四郎・・泣いていたのか。。。。

そして、何と言っても
「文四郎さんのお子が私の子で、私の子どもが文四郎さんのお子であるような道はなかったのでしょうか・・・

と、最後にやっと言った「ふく」ですね。
キーワード
ふかわりょう 原田美枝子
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