Zooey's Diary

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ロシア旅行④北のベネチア

2017年08月10日 | ロシア旅行
翌早朝、飛行機で一時間半ほどかけて、サンクトペテルブルクへ。
ロシアの空港はとにかく時間がかかるというので
7時半発の飛行機に乗るのに、ホテルを4時半出発(泣)。



「北のベネチア」とも呼ばれるというこの街は
縦横無尽に運河が巡り、パステルブルーやミントグリーンなど、色鮮やかで巨大な
聖堂や宮殿が建ち並んでいる。
18世紀初頭、ネヴァ河の河口の湿原地帯に、こんなに美しくも巨大な人工都市を造り上げてしまった
ロマノフ朝ピョートル大帝は凄いねえ。

昨日の記事に写真を出したイサーク寺院は、ドームを持つ建築物としては
バチカンのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ、
世界三番目の大きさなのだそうです。
内部は見事なイコンとフレスコ画に埋め尽くされています。


お茶の水にあるニコライ堂と同じ、ニコライ聖堂。
勿論こちらの方がずっと巨大で美しい。



ロシア美術館の前のプーシキン像

ラスコーリニコフが彷徨っていたという、ネヴァ河のほとり。
昔、ドストエフスキーの「罪と罰」トルストイの「幼年時代」ゴーゴリーの「外套」など
一応読みましたが、今となっては殆ど覚えていないし、
若い自分が何処まで理解していたかも甚だ疑問です。
ただ一つだけ今も覚えている、トルストイの童話のような短編があります。

「人にはどれだけの土地がいるか」。
貧しい農夫が、全財産を投げ打って土地を手に入れようとする。
一日に歩いた分だけ自分のものになるが、日没になるまでに
出発点に戻らなければならない、という約束の元に。
農夫は休む暇もなく一日中必死に歩き続けて、日没前にギリギリ間に合うが
着くなり血を吐いて死んでしまい、彼の身体の分だけの土地に埋められた、というお話。



美しい街を歩きながら、そんなことを思い出していました。
ここからサンクトペテルブルクに三泊。

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10 コメント

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Unknown (セレンディピティ)
2017-08-10 17:15:03
サンクトペテルブルク、やはり美しいですね~
うっとりです。
芸術の都というイメージがありましたが、水の都でもあるのですね。
パステルカラーがとてもきれいですが
金ぴかがアクセントになっていますね。
国家の威信をかけて建設された都市なのでしょうね。
青空に映える (ノルウェーまだ~む)
2017-08-10 23:51:40
ZOOEYさん☆
岐阜へ帰省中ですね?
私もあちこち用事とあれこれで中々ブログがアップできずにおります。
抜けるような青さの見事な青空に、美しい建物が実によく映えてますね!

童話は「身の丈」ということでしょうか。
欲張ってはいけませんね★
なるほど! (albi)
2017-08-11 21:45:24
お帰りなさい。

未知の世界なので、興味津々で拝見してます。
スーツケースぐるぐるからビックリ!
これは、ハサミいるなぁ〜と思ったり(笑)
違うもんですね〜

笑うと損。。。あはは!よーく分かります。

お天気に恵まれて、美しいですね〜
Unknown (tona)
2017-08-12 18:45:33
本当に建物が美しいですね。
仰るようにピョートル大帝の偉業がそのまま表れている町です。
何故かエカテリーナも思い出す都市です。
『カラマーゾフの兄弟』とトルストイの『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』などは映画もあったのでうっすらと覚えています。
「人にはどれだけの土地がいるか」は切ないお話ですね。
Unknown (matsubara)
2017-08-13 09:01:53
もともとロシアは農業国でこの美しい建物も
すべてヨーロッパから導入したものですね。
あのバレー団ももともとはフランスの真似ですから。
いかにもボリショイバレーはもともとあった
ような顔をしていますが・・・

それでいろいろ支障をきたすのも多いのかと
納得します。

あの土地の話、覚えています。
日本では広さが理解できないですが
ロシアにゆくと実感しますね。
セレンディピティさま (zooey)
2017-08-14 22:42:06
美しかったです。
「女帝エカテリーナ」など夢中で読んだので
ああ、ここがその舞台かと。
意外にパステルカラーの可愛い色が使ってありました。
ピンクの建物などもあったのですよ。
まだ~むさま (zooey)
2017-08-14 22:44:47
この時期は、あちこっちして落ち着きません。
旅行中、お天気はずっと良くてありがたかったです。
さあっと一時的に雨が降ったりもしましたが
ほんの短時間でした。

「身の丈」本当にその通りですね。
子ども心にバカだなあと思いました。
albiさま (zooey)
2017-08-14 22:47:18
グルグル巻きには驚きました。
ハサミか、カッターナイフがないと歯が立たないかも。

愛想の悪いのはロシアに限ったことじゃありませんけど。
帰りのJALの飛行機で「お帰りなさいませ」とニコニコと迎えられて
泣きそうになりました。
tonaさま (zooey)
2017-08-14 22:50:30
エカテリーナ宮殿もエルミタージュ美術館も
エカテリーナ女帝の偉業ですものね。
まったく見とれてしまいました。

tonaさまがおっしゃったその辺りの作品、
私も一応読んだり観たりしているのですが
何しろ殆ど覚えていないのです(泣)。
matsubaraさま (zooey)
2017-08-14 22:54:40
欧州の中で遅れた農業国であったロシアが
フランスなどに追いつけ追い越せと造った人工都市であったようですね。
エカテリーナ宮殿やぺテルゴフなど、
ベルサイユ宮殿を真似したようですし。
それでもよくここまでと、見とれてしまいました。

あの短編は、心に残りますね。

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