Zooey's Diary

本家サイトはブックマークの一番目の”Banana Fish's Room”です。

NYの街並み、ソール・ライター展

2017年06月20日 | お出かけ


六本木を後にして、渋谷Bunkamuraの「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」へ。
このポスターの写真を以前見た時、京都の写真かと思いました。
白と黒のぬかるんだ雪道、黒い壁、赤い傘。
これはNYで撮られた1950年の「足跡」という作品です。

ソール・ライターという人は、NYの、特に自分が住んでいたイースト・ヴィレッジ辺りの
写真ばかりを撮っていたらしい。
「私が写真を撮るのは自宅の周囲だ。
 神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。
 なにも世界の裏側まで行く必要はないんだ」
と言っています(公式HPより)



雨で滲んだガラスの向こう側の風景の
なんと美しいこと。



降りしきる雪の中を歩く郵便配達夫への眼差しが
なんと優しいこと。

画像は見つけられませんでしたが
「サンクス・ギビング・ディ」という写真がありました。
黒っぽい画面の端に、一人うずくまる男の写真。
何の説明もないので勝手な想像ですが
家族が集まる感謝祭の日にも、帰る家も故郷もない人ではないのか。



NYの街並みを切り取った物言わぬ写真から、様々な物語が浮かんできます。
ソール・ライター、NYと猫とコーヒーを愛した写真家であったそうです。
6月25日まで。

ソール・ライター展 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter/

ジャンル:
ウェブログ
コメント (4)   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« スゥエーデン大使館で | トップ | 「どこの国から来ましたか?」 »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (セレンディピティ)
2017-06-21 15:06:13
こんにちは。
NYの街の息遣いが聞こえてくるようなすてきな写真展でしたね。
ポスターの写真、私は広重の浮世絵を思い出しましたが
たしかに京都の風景にも感じられますね。
日本の浮世絵がパリに渡り、それがさらに
NYのアートにも影響を与えたことに不思議な感動を覚えます。
何気ない日常のひとコマから、クラクションの音や人々のざわめきが
聞こえてくるようです。
セレンディピティさま (zooey)
2017-06-22 09:17:14
彼は浮世絵が好きだったという資料も
展示してありましたね。
映画「キャロル」の画面が、この人の写真からインスパイアされて作られたって
それが納得できる写真展でした。
大いに楽しめました。
Unknown (matsubara)
2017-06-23 09:45:25
魅力的な展覧会ですね。
行きたくてももう時間がなくて・・・
明後日までですものね。
6月も雑事に追われてしまいました。
matsubaraさま (zooey)
2017-06-23 22:43:29
私も、渋谷は近くだからいつでも行けると思って
最終週になってしまいました。
それで見逃してしまうことも。
そんなことしょっちゅうです。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ソール・ライター展 (セレンディピティ ダイアリー)
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催している「ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展」(~6月25日まで)を見に行きました。 足跡 1950年頃 1月にBunkamuraに「マリメ......