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オペラ、バレエ、歌舞伎、文楽などの鑑賞日記です

映画「ジュリエットからの手紙」

2017-07-17 13:59:43 | 映画
先日、ヴェローナでジュリエットの家を見てきたので、なんとく思い出して「ジュリエットからの手紙」を観た。

映画では、世界中から訪れた女性たちが恋の悩みなどを手紙に書いて、ヴェローナのジュリエットの家の壁面に張り付けて帰ると、ジュリエットの秘書と呼ばれるボランティアの女性たちが、ジュリエットに成り代わって返事を書くのだ。僕が先日訪れた時には、手紙の貼り付けや落書きは制限されているようで、落書きしようとしている女性が警備員に注意されていた。ジュリエットへの手紙は、ジュリエットの家に入場して、2階へ上がると何台かのPCが置いてあり、メールで出せるようになっていた。便利になったというか、味気ないというかわからないが、スピード時代だ。

この映画は2010年の作品で、プレ新婚旅行でヴェローナを訪れた雑誌記者志願の娘が、偶然に50年前に書かれたジュリエットへの手紙を見つけて、その時実らなかった恋を成就させる勇気を説く返事の手紙を書く。それを受け取った英国婦人は返事の手紙を読み、いてもたってもいられなくなり、50年前の恋人を探しに若い孫を連れてヴェローナを訪れて、記者志願の娘と知り合い、3人で一緒に昔の恋人探しをするという話。

記者志願の娘には「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド 、恋人を探す夫人には英国の名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴという配役。昔の恋人役は、マカロニ・ウエスタンによく出ていたフランコ・ネロだ。レッドグレイヴとネロは私生活でも夫婦だという。

このレッドグレイヴの愛情に満ちた演技が良く、それを見ているだけで泣けてきた。なかなか、良い映画だと思う。観終わって幸せな気分になれる。

日本語の題名は「ジュリエットからの手紙」だが、英語の原題を見ると「ジュリエットへの手紙」となっている。主役はアマンダではなく、レッドグレイヴということなのだろう。
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