【ソウル17日聯合ニュース】16日に就任した金相基(キム?サンギ)陸軍参謀総長は17日、国防部記者室で懇談会を行い、「陸軍が変化に鈍感だという指摘に共感する。組織が巨大なため、外部の変化に対する認識が足りない」と述べ、陸軍改革への意志を示した。
また、李明博(イ?ミョンバク)大統領にも行動と結果で陸軍の変化を見せると報告したと明らかにし、「行動や結果をどう生み出すかが最も大きな負担」だと述べた。また、戦意の向上、戦闘技術の熟達、行政?管理型の野戦部隊かメンズシューズ戦闘型野戦部隊への変化を約束したと伝えた。
軍隊が徐々に行政?管理型になり、戦闘で失策があった場合に大きな処罰がなかった半面、事故はしっ責の対象になったとし、これからは戦闘型の軍隊をつくっていくと説明した。
北朝鮮の長距離砲による威嚇に対しては、「目に見える大きな変化はない」と述べた。その上で、長距離砲を発射するには外に出る必要があるため、その際に打撃を加えることが目標だと説明した。
金総長は北朝鮮の長距離砲に対応する対火力戦遂行本部を傘下に持つ第3軍司令官を務めていた。このほど黄義敦(ファン?ウィドン)参謀総長の辞意表明を受け、後任に抜てきされた。
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